神前は卸元に言わせると本石成りの山だと伺っていますが本石成りの
戸前層の明るい石や赤ピンや合さ等の層の石は今迄、見た事が有りません。
恐らく中石成りだと思います。神前の石は昔は肌理が細かく堅目の良質の
石が出ると某砥石屋が買い付け自分所の印を押して東物のとして
販売していた様です。今では区別は付か無いと思われます。
神前地区は青砥でも有名ですが青砥の他に青砥と合せの中間的な
目荒山が有り合せ砥も産出されていました。合せ砥は当時、東物に
負けない研磨力が有り評判は良かったそうです。此の度、良質の原石が
出て来て仕入れて来ました。見た目は地味ですが研磨力が有ります。
希少価値有り。養生必要。
追記・・・
此処の石を扱っていた卸元が御高齢な上に病に倒れた様で令和元年頃に
連絡が付か無く成りました。神前の合わせ砥も入手手段を失いました。
品 名:丹波産(京都)仕上げ西物
商品名:神前 合せ 規格外
寸法:約(縦×横×高さ)255×110×50㎜(中心)
重量:約2,080g
数量:1丁
販売価格 |
30,000円(税込33,000円)
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型番 |
nishi0123 |