昨日、北京オリンピック選手団が帰国している。メダルを獲得した選手は、明るく晴れやかな表情である。
メダルは取れなくても入賞した選手も立派な成績であり称えたい。
そして思い通りの結果を出せなかった選手も、オリンピックに参加しただけでも凄いことであり、国を代表して闘ったという点で誇りに思い胸を張ってほしい。
どの世界でも勝者、敗者は付いて回る。人生における勝者、敗者は時間がかかる。最終ゴールに向け、それぞれ精進して戴きたい。
ロシアはウクライナの東部2共和国を承認をした。ミンスク合意が守られていない現状を見る時、プーチン大統領は戦争を避けるため承認したと受け止める。
このことを政治家、メディア、官僚はどこまで頭に入っているであろうか。
アメリカはウクライナの首都キエフに侵攻すると挑発しているが、東部2共和国の承認により、ロシアがキエフに侵攻することはないと私は思う。
懸念することはウクライナの軍が、この東部2カ国を攻撃した際、ロシア人の保護のためロシア軍が動く可能性があることだ。
2014年9月5日のミンスク合意を頭に入れず、この合意を破ったのはどちらなのか。冷静に考えるべきだ。
さかのぼれば東西冷戦の終結後、NATO(北大西洋条約機構)の東方拡大はなしと約束したにもかかわらず、約束を破ったのはどこか。
歴史の正しい事実を踏まえて日本は対応しなくてはならない。
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ロシアの安全保障政策を包括的に示した政策文書はNATOの東方拡大が「国家安全保障上の脅威」と位置付けている、またロシア連邦軍軍事ドクトリンでは対外的な軍事的危険性の第一項目はNATOの東方拡大です。
そう言ったロシアの内在的論理を無視して
2008年にアメリカのブッシュ政権はかつてのソ連邦の主要構成国でありロシアにとって地政学上に極めて重要なウクライナのNATO加盟を推進したのです、当時ドイツもフランスもウクライナと言う緩衝地帯を失うことに恐怖を感じ反対したのですが
結局アメリカに押し切られる形で「将来の加盟」と言う形で妥協せざるを得なかった。
アメリカは基軸通貨ドルと圧倒的に強い金融を背景とする、経済制裁つまり金融制裁という「血を流さない戦争」を武器に相手国に意思を変更させる安直な対外政策を採用してきました、アメリカの驕りです、
ロシアの内在的論理を理解して、相互の安全保障体制を構築する努力を重ねればこのような事態にはならなかった、アメリカの視点だけではなくロシアの視点に立つこともウクライナ危機を理解する上で重要だと私は思います。
tokoton山の男
2022-02-22 14:22:27
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