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同意を表わす「んだガら」の分布(1)

(記事の末尾に長い追記があります)

今日は、「東北諸語」という書庫に入る記事を書きます。

謂わゆる「東北弁」は、決して均一のものではありません。標準語に頼らないと「東北人」同士で意思の疎通が不可能なのですが、そのことは、まだまだ日本中の常識にはなっていません。

その一端を広報するための記事です。ご興味のある方は、「秋田諸語」及び「新庄語」という書庫に入っている記事にも目をお通しください。

判断に迷う投稿

当ブログの記事〈「ひろゆき」の妄想世界には「フランス語の単語の定義を決める機関」がある!〉に8月8日付けで「801人目の斉藤」さんからご投稿がありました。

宮城県の一部の言語を話題にしていらっしゃるのですが、
〈横レスであり〉かつ
〈記事の主題と無関係である〉ことに加えて
〈「宮城県周辺」というのが具体的にどの地域を指すのか分からない〉
という欠点があり、真摯な投稿なのかどうか、しばし判断に迷いました。

諦めずに交信を続けた結果、「迷惑コメントではなかった」と判りました。ああ、良かった!

「だから」と「んだガら」

「801人目の斉藤」さんのコメントの趣旨は、
【標準語の「だから」と似た発音ではあるが意味の全く異なる言葉が宮城県南部にはある】
というご報告だったのです。

そこで判明したのが、
【近似的に「んだガら」と表記できる感歎詞が宮城県南部にあり、
同じ発音・同じ音調・ほぼ同じ抑揚の秋田市土崎港語の感歎詞と同じく「そうですよねえ」と同意を示す機能がある】
ということです。

これほどの一致は、単なる偶然ではあり得ません。

「106」さんからのコメント

同じ記事に「106」さんからもコメントが届きました。

*****
福島市と、会津若松市では、相手の話に同意するという意味で、今現在の若者言葉、「それな」とほぼ同様の使い方で、「だから」と言います。
「んだ↑から」(「ん」が僅かに入るかどうかは人に依ります。私はほぼ入りません。アクセントは「だ」にあります)と発音します。
また、「それがどうかしたのですか」と突き放す「だから」は、
「だから↑?」と、最後にアクセントがありますので、これで使い分けができていると思います。

また、同意の意味の「だから」を使う年齢層ですが、中年以上の者で、ある程度親しい間柄での会話では、地域によらず頻回に出現するように感じます。
もっとも、この「だから」は砕けた意味合いがある(これも、「それな」と似ています)ので、
私より目下の者が私に向かって「だから」と言う機会はあまりないため、若年者が使うところに遭遇していないのかもしれません。

同意を表す「だから」は、聞いたことのある範囲から、福島県の中通り〜会津地方と、あるいは山形県南部ぐらいまでで使われているのかな、と思っていたのですが、
想像よりも広い範囲で使われているのかもしれませんね。
もちろん、次にお会いする機会が得られましたら、生きた「だから」をお聞かせいたします。

*****

「106」さんからのコメントを読んで、福島県の会津と中通りにも広く「んだガら」が分布しているのかと思っていたら、クッカバラさんから
〈いやいや、そうではない。早とちりは、いけない〉
というお知らせがありました。

クッカバラさんからのコメント

*****
相手の話に同意する意味での「(ん)だガら」について、私の経験をお伝えしたく、ご連絡しています。福島県の会津地方に近い中通りの出身です。行政区画では郡山市ですが、1965年に合併された町で、幼稚園、小学校、中学と地元の学校に徒歩で通い、高校は電車で郡山市にある学校に通いました。そんな地元民ですが、相手の話に同意する意味での「(ん)だガら」を使ったことも、聞いたこともありませんでした。大学は東京に進学し、その後渡仏してしまったので、今、郷里で使われているのかは分かりません。「106」さんが最初お書きになっていたように、「福島市と、会津若松市」で使われているとした方が無難なように思われます。中通りも広く、一部では全く使われない地域もあったこと(現状どうなのかは分かりません)を、お伝えしました。
*****

《なるほど。そうだったか。有難いお知らせだ》

暫定結論

同意を示す感歎詞「んだガら」~「だガら」が、少なくとも会津若松市、福島市、宮城県南部に分布している。

同じ発音で同じ意味の感歎詞が、1950年代までは確実に秋田市土崎港語にもあった。

この感歎詞が両地域の間の地域にも現在分布しているかどうかは、不明。
かつて分布していたことの確証も、今のところは、見つからない。

補足情報

秋田市土崎港語の「んだガら」は、女同士の対話でしか観察しない女言葉だった。

宮城県南部の「んだガら」も女言葉である可能性が高いようだが、要確認。そして、女同士だけで用いるわけではないらしい。

福島市と会津若松市での「んだガら」~「だガら」は、別に女言葉ではない。男も用いる。

希望的予告

この感歎詞の過去と現在の用法と分布が・・・東北諸語が消滅してしまわないうちに・・・少しでも判明することを願って、記事の題名を
〈同意を表わす「んだガら」の分布(1)
としました。

続篇、続々篇が成立するかどうかは、今は、予測できません。何かご存じの方がいらっしゃいましたら、お知らせください。

追記 2021年9月15日

当記事にコメントをお寄せくださる方が多数いらっしゃいますが、一部、誠実な方のご投稿なのか、F爺を騙すことを目的として意図的に虚報を挿入したものなのか判断に迷うものがあります。

真面目に真摯に投稿したコメントが「承認待ち」のままになっているのを不思議に思っていらっしゃる方々にお願いします。次のことを確認してください

#「と言われています」や「人づてに聞いたことですが」などの無責任話法を不用意に使っていないかどうか。
#「周辺」「附近」などの曖昧化方策を使用していないかどうか。
# 平成の市町村合併の後で広大になっていることを忘れて単に「□□市」などと書いていないかどうか。
# 日本語として不自然な書き方をしていないかどうか。
#「□□年生まれ」「□□年に□□に移住」などと書いた時に数字の書き間違いをしていないかどうか。
# 初投稿の場合、「音調」と「イントネーション」を書き忘れていないかどうか。
#「音調」と「イントネーション」を混同していないかどうか。

虚報に惑わされていたことが判明したためコメントを削除したり記事を大幅に書き換えたりする破目になったことが何度かあるのです。

ご理解をお願いします。

コメント

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追加情報です

F爺様

「宮城県南部の「んだガら」も女言葉である可能性が高い」
この情報を得たところで、改めて自分の周りで、「んだガら」を使う人は誰だったか、思い返してみました。
この、「んだガら」は、ほぼ、職場で耳にしてきたのですが、私の職場は女性のほうが多く、
思い起こしてみると、職場の女性からしか、「んだガら」と言われたことはありませんでした。
もっとも、「んだガら」は、改まった場所ではほぼ使いませんし、私の職場での立場などから、男性職員は、私と砕けた話し方をする機会が少ないことも確かです。

そして私自身(もちろん、男です)は「んだガら」を使いますが、子供の頃から使っていたかどうかは、覚えていません。
あるいは、私の使う「んだガら」は、同僚から無意識に学んだものなのかもしれません。
従って、福島市や会津若松市においても、「んだガら」は元来、女言葉である可能性は低くない、と一連の過去コメントと今回の記事を読んで思い至りました。

Re: 「んだガら」に対しての個人的意見

名前欄に「雄勝郡稲川男」と書き込んでコメントを投稿なさった方に申し上げます。

折角のご投稿ですが、非公開設定であるため、そして秘密にしなければならないのがどの箇所なのか全く見当が付かないため、引用・公表が不可能であり、利用価値がありません。

ご面倒でも公開設定で投稿し直していただけませんか。

また「雄勝郡稲川男」という定義に相当する人は、数千人いるはずです。個人の呼称としては使えません。再投稿の際には、個性的な文字列を択ぶようにしてください。

Re: 追加情報です

「106」さん

追加情報、ありがとうございます。

>あるいは、私の使う「んだガら」は、[女言葉だとは知らずに女性の]同僚から無意識に学んだものなのかもしれません。
従って、福島市や会津若松市においても、「んだガら」は元来、女言葉である可能性は低くない


その可能性は、確かにあります。仮説の構築は、慎重に進めなくてはなりませんね。

他の地域の方からも「んだガら」を使うというご報告が届いていますが、大変残念なことに非公開設定です。公開設定で投稿し直してくださるようにお願いしましたが、さて聞き届けていただけるかどうか・・・。

運が好ければ、この記事の続篇も書けることになるかもしれません。

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「んだガら」に対しての個人的意見・再投稿

F爺様、大変失礼いたしました。「雄勝郡稲川男」という名で投稿したものです。再び同じ内容で投稿します。
加筆修正版です。所々違いますがご容赦ください。

秋田県湯沢市、旧雄勝郡稲川町に住んでいたものです。15年ほど前に他県に移住し、そこで生活を営んでおります。
「んだガら」という言葉は、祖母がよく電話口や仲のいい友人たちとの会話で、相槌を打う時に使っていました。
例)「んだガらなぁ~、んだんだ」

しかしながら「女言葉かどうか」と問われると、「男性も使っていた記憶があるので、そうとは言い切れない」というのが私の考えです。
また、「んだな、んだべ、んだべな、んだんだ」等の類似言葉も使っており、周囲の環境(話相手・家族間等)で利用状況が変わるのかもしれません。
ちなみに私の知人は「んだしゃー」といいます。独特です。


また、「んだガら」の完全な分布を求めるのは、「個人でも類似言葉使い分けの可能性がある以上、かなり困難を極める」と考えます。
しかしながら、今現在でも「んだ+○○」に同意を表す言葉であることは間違いなく、私も帰省時の会合等で使用します。

いっそ、『「んだ+○○」という言葉を同意時に利用しますか?』という調査方法で分布を求めるのもいいかもしれません。
「はい」と答えた方に「具体的にどんな『んだ』を使うのか?」と聞き、その割合をグラフ化すれば、分布が見えやすいのかなと感じます。
個人的にはこれらを「んだシリーズ」「んだ活用(?)」とでも一纏めにしておけば、わかりやすいかなと思います。

同意の間投詞

東北地方のことではないので、ただの感想ですが…。
山口県長門市に縁ができてそちらの方々と親しく話すようになったとき、同意の意味で「それかー」という間投詞が頻出したので最初面食らいました。「そのとおりだね」という意味で「それかー」とおっしゃるのですが、最後の「かー」に思い入れがある感じで強勢があるので、慣れないうちは「そうなのお?」と聞き返されているようでまごつきました(笑)。博多弁だと「そうやね」とか「そうたい!」と言うべき場面で使われます。
「同意の間投詞」というのは地方によって意外にバリエーションが多いのではないかと思いました。

「(ん)だガら」について改稿と宮城県の地域について

小島先生

前回の投稿では記事に関係無い内容の為非表示にしましたが、
訂正と追記をした上、表示して再度投稿します。

再録部分(訂正を含む)
「(ん)だガら」(その意見に同意しますの方言)の使い方で、
「私がインタビューした宮城県南部の女性と仙台市の女性」は以下の見解でした。

「『宮城県南部』と『仙台市』においてこの方言は老若男女問わず使用します。
私達(上記の女性)は性別を考えて使用していません。」

但し「私が知る限り実際の使用者は女性のみ」「私がインタビューした男性は全員この方言を知らない」

追記 私が書いている「宮城県南部」ですが、
「宮城県の地域の分け方」は調べても統一見解が見当たりませんでした。
1.天気予報だと「東部、西部」
2.観光情報だと「県北、三陸(県北の海に面した地域)、仙台(県南の海に面した地域を含む)、県南」
3.フリーペーパーだと「仙台、仙北、東部、西部、仙南」
等と分かれています。(他にもありますが省略)

私が書いた「宮城県南部」は「宮城県仙台市より南(仙台市は除く)の市町村」です。

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Re: 「んだガら」に対しての個人的意見・再投稿

駒ヶ岳光男さん

改称のご快諾と再投稿、ありがとうございます。

住んでいらっしゃった地域は、旧雄勝郡稲川町の稲庭地区でしょうか、川連地区でしょうか。三梨地区でしょうか。このことが判ると検証しやすくなるのでお伺いします。

コメントの後半の部分には、いくつもの誤解があります。

[1]「んだ」は、東北諸語の全てで「同意」を表わします。何十年も前に確認済みのことです。問題になっているのは、「んだ」自体ではありません。それに続く「ガら」なのです。

「んだガら」という音列の中の「ガら」が
【標準語の「から」と全く異なる意味であること】と
【東北地方全域に分布しているのではないこと】
が不思議なのです。

[2] ご提案の調査方法は、
日本に住んでいて、
東北諸語のうちの少なくとも一つを熟知している
数人の研究者が、
各地の集落に赴いて地元の人と対話するだけの時間の余裕があり、
共同作業で対面調査を行なう場合
には有効であり得ます。

F爺のように、日本に住んでいない者に出来ることではありません。

F爺が目指しているのは、「同意」を示す「んだガら」の大さっばな分布域に関する情報を集めて、若い研究者に有意義な研究課題の一つとして提供することです。

Re: 同意の間投詞

馬場伸一さん

山口県長門市(の少なくとも一部)では、同意の意味で「それかー」と言うのですか!

初耳です。お知らせ、ありがとうございます。感歎詞に限らず、日本諸語には、まだまだ研究と広報の進んでいないことがたくさんありそうですね。

Re: 「(ん)だガら」について改稿と宮城県の地域について

「801人目の斉藤」さん

補足情報、ありがとうございます。だんだん精密になって来ました。

当事者の言うことと第三者の観察することの間に違いがあるのは、ごく普通のことです。長期間に亙る調査が必要なのですが、それは日本在住の研究者に任せるしかありません。

東北ではありませんが

沖縄で同意の意味で使われる「だからよ」という表現を聞いた事があります。
「だからよー」「だっからよー」「だからよ!」等のイントネーションの違いで「そうだな(へぇそうなんだ程度のいい加減な相づち)」「そうだな(強い同意)」「そうだろ!」と意味合いに差があるのだろうと推測していましたが、私は沖縄に縁はありませんので正しい使い方は分かりません。
ただ少なくとも広く使われている日本語の「だから」と意味合いが大きく違う事は感じ取れました。
コロナ前まで年に5回ほど那覇を訪れ那覇市栄町というところにあるカウンター居酒屋に行っていたもので、そこで話が盛り上がった地元のおじさんがよく使っていたのを聞いただけですので、出身地、年齢層、性別等詳しいことは分かりません。
同意での「だから」を東北以外でも聞いた事をご報告いたします。

Re: 東北ではありませんが

「100kgの平城男」さん

ほほう、琉球諸語にも類似の音列で良く似た意味合いの言葉があったのですか。存じませんでした。

地理的に懸け離れていますから、起源は違うような気がします。琉球諸語の研究者に訊いてみたいものです。

とても懐かしい言葉を目にして、思わず初めての書き込みをいたしました

私は仙台市出身ですが、仙台市に居住していた約20年前、20代の会話でも「んだガら」~「だガら」をよく使っていました

イントネーションは「んだ↑ガらぁー」~「だ↑ガらぁー」、使用するのは、年代問わず、女性同士の打ち解けた会話の中が多かったです

関東出身で仙台の大学に進学し、卒業して仙台を去った後もずっと「だガらぁー」を使い続けている男性がいますが…これはおそらく特殊なケースでしょうね

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んだガら使用しています

仙台市南部の出身で、現在40歳代の私(男性)も、幼少期から「んだガら」は多用しておりました。家族以外の年長者や目上の方に使うようなものではなく、気の合う仲間内で相槌を打つ際、「うん」「そうだね」などよりも、強い同意を示す言葉として使っていました。「まさに今自分もそう思っていた」「まさにそれを言おうと思っていた」というニュアンスです。
一方で、標準語の「だから?」を使用していないわけではなく、口喧嘩の語彙に乏しい同級生が、相手の言を遮って「だから?だから?」と連呼していた記憶もあります。この場合は「だからどうした?」の意味になり、標準語通りの用法となります。イントネーションも「んだガら↓」と「だから?↑」は明確に違います。「んだガら?↑」とはなりません。説明が難しいですが、「んだガら↓」はガの濁りや頭の「ん」、語尾が下がる点も含めて言葉として自分の中では成立しています。訛りの強弱で「ん」を除いたりガが濁らない方もいらっしゃいますが、確実に語尾は下がります。ここからは推測ですが、言葉の成り立ちとしては、前述した「まさにそう思っていた」という強い同意が、「だから私も今そう思っていたのですよ」となり、縮めて「だから」だけ残ったのではないかと思います。

Re: タイトルなし

柴山美織さん

初投稿、ありがとうございます。

>イントネーションは「んだ↑ガらぁー」~「だ↑ガらぁー」

この書き方では、どんな発音なのか全然分かりません。音調(= 各拍の高低)と抑揚(=イントネーション。全体の、特に語末の、昇降)を分けて説明していただけるでしょうか。

Re: Re: 「んだガら」に対しての個人的意見・再投稿への返信

駒ヶ岳 光男さん

補足情報、ありがとうございます。次のコメントをお待ちしております。

Re: んだガら使用しています

「小説家の卵の殻」さん

>仙台市南部の出身で、現在40歳代の私(男性)も、幼少期から「んだガら」は多用しておりました。

おっ、男も普通に使う言葉だという証言が初めて届きました。

>家族以外の年長者や目上の方に使うようなものではなく、気の合う仲間内で相槌を打つ際、「うん」「そうだね」などよりも、強い同意を示す言葉として使っていました。「まさに今自分もそう思っていた」「まさにそれを言おうと思っていた」というニュアンスです。

おやおや、秋田市土崎港語の「んだガら」と、全く同じです。偶然の一致ではあり得ませんね。

>ここからは推測ですが、

いや、それは、やめておきましょう。文字の歴史の無い言語についての語源論・変遷論は、誤謬率が恐ろしく高いのです。

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Re: タイトルなし

柴山美織さん

コメントを戴きましたが・・・「音調」と「イントネーション」の違いをご存じないようにお見受けします。これでは、何も理解できません。

大変残念です。

折角のコメントですが、混乱を招くばかりになってしまいますから、非表示のままとします。ご海容ください。

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Re: No title

「仙台市青葉区のサツマイモ」さん

初投稿、ありがとうございます。

んだから・んだなや・んだねぇ
の音調(= 低い拍と高い拍の区別)とイントネーション(= 上昇調か下降調か)の説明をお願いします。それが無いと、情報にならないのです。

再投稿があることを期待して、今回のコメントは非表示のままで待機します。

No title

書き方が不慣れで煩わせてしまい申し訳御座いません、仙台市青葉区のサツマイモです。

「んだから・んだなや・んだねぇ」の音調とイントネーションですが
んだから:「ん」低い拍・「だ」イントネーション急上昇&高い拍・「から」イントネーション半音下がりつつ発声
んだなや:「ん」低い拍・「だ」イントネーション急上昇&高い拍・「から」イントネーション&音調「だ」のまま変わらず発声
んだねぇ:「ん」低い拍・「だ」イントネーション急上昇&高い拍・「ねぇ」イントネーション急下降&低い拍で発声

んだから:相手も自分も激しく同意
んだなや:(自分も賛成しつつの)相手への同意
んだねぇ:(自分は賛成しかねる)話の相づち

読みにくて済みませんが、上記の感じで使用しておりました。

Re: No title

「仙台市青葉区のサツマイモ」さん

音調とイントネーションの区別がお出来にならないようですが、それぞれの語の拍の高さにだけ注目した場合、次のように解釈して間違い無いでしょうか。

んだから「低高高低」
んだなや「低高高高」
んだねぇ「低高低低」

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Re: 無題

立花修哉さん

初投稿、ありがとうございます。

岩手県の女川町と石巻市でも「んだガら」を使うというお知らせは、大変貴重です。その表現の音調(高低)と抑揚(昇降、イントネーション)を示していただけるでしょうか。ただ「ある」と言うだけでは、情報として利用できないのです。

補足した上での再投稿が届くことを期待して、非表示のままで待機します。

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Profil

F爺・小島剛一

Author:F爺・小島剛一
 F国(= フランス)に住む日本人の爺さん。
 専門は、言語学(特にトルコ語、ザザ語、ラズ語など)、民族学、日本語文法、作曲・編曲、合唱指揮など。
 詳しいことは「Catégories」欄の「自己紹介」という記事に。

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