百科事典マイペディア「西暦2000年問題」の解説 西暦2000年問題【せいれきにせんねんもんだい】 西暦2000年をはさんでコンピューターが誤作動する問題。英語ではY2K(Year 2000)と略称。コンピューターのプログラムが西暦を下2桁で処理しているため,2000年を1900年に取り違え誤った処理を起こすもの。初期のコンピューターはメモリーが少なく,項目の使用桁数を圧縮する手法として西暦の下2桁による代替が慣用化したことによる。通信・交通・電力をはじめとする多くの分野での影響が想定され,金融機関の場合は一部銀行のシステムが誤作動すると取引銀行にも影響が及ぶため,日銀が各金融機関に対応強化を呼びかけるなどの対策がとられた。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
ASCII.jpデジタル用語辞典「西暦2000年問題」の解説 西暦2000年問題 Y2Kとも表記。西暦2000年以降にコンピュータが誤作動してしまう問題のこと。これまでのプログラムが日付を管理するときに、年数を西暦の下2桁だけで管理してきたため、2000年になると年数が「00」となって、コンピュータが1900年と間違い、誤作動を起こす。2000年元旦は世界中で2000年問題が注目されたが、幸い大事には至らなかった。 出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報