2020年6月24日、里帰り出産のため妻が実家へ帰りました。
僕は山梨に残り、妻は福岡へ。
コロナの影響で4月の中旬くらいから夫婦そろって自宅待機になり、2ヶ月ものあいだ何をするにもどこへ行くにも95%くらい行動を共にしていたわけです。
そんななかで前日23日の夜寝る前、冗談まじりに「明日は〜、いっしょにDVD見て〜、またいつもみたいに14時くらいに眠いとか言ってキミが昼寝しだすからその間に食器洗って〜、起きたらゲームして〜、夕飯つくってもらっていっしょに食べるんだ〜」などと言ってみたら二人で涙腺が爆発してしまい、ふだんの何でもない日常が、僕にとってかけがえない日々になっていたんだなぁ、と思いました。
暗闇の中で見える号泣する妻の顔がかわいくて、おかしくて、自分で言っといて泣いてる自分もおかしくて、泣きながら笑って抱きしめあって。
そしてこう思う、死にたくないな、と…。(笑)
当たり前のように人間死ぬわけなので必然的にお別れは来るわけですが、今想像すると耐えられるような気がしませんね。
ふたり手をつないで安楽死くらいがちょうどいいような気がしてしまいます。
重すぎ?(笑)
まぁでも、無事に出産して、子どもを育てて独り立ちさせられたら人間としての「子孫を残す的な使命」は果たせるので、そんな姿を見たら意外と満足して余生を楽しめるのかもしれませんね。
なんてことを31歳で思うわけであります。
子どもが生まれると夫婦二人だけで過ごす時間は減るんだなぁという寂しさと、家族が増えることで味わえる楽しい時間もあるんだろうなという期待が、混ざり合っている感じがして、なんともはや。
ひとまず無事に実家には着いたようなので、安心。
こちらは案外孤独感はないけれど、音楽が手放せないのと、おもむろに読書なんかしだしたりして、家事はまったくやる気がしません。
次に妻が子どもと一緒に帰ってくるとしたら11月とかになっていそうですが、それまでにせいぜい家の片付けと、あと餅をノドに詰まらせて死んだりしないようにしなければ。
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