【CERO:D】星煙舞う狭い世界、孤独な彼らには広すぎる世界の冒険物語
「この世界は、みんなが暮らすには狭すぎたんだ。そして、一人でいるにはあまりにも広すぎるんだよ。そう思うだろう。なあ、孤独な──……」
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アストロン技術全盛の文明開花の時代。聖女と黒竜が夜の王を討ち、平和を手にした王国。ある日、死んだ夜の王の伴侶、その名を冠する組織が生まれる。英雄王と呼ばれた当時の国王は、それに立ち向かう覚悟を決めて──、それが過去のものとなった時代。
純人種ヒューマンと、亜人種デミヒューマンたち、そして竜が共に暮らす世界。星霊の加護に包まれたその星にある王国、コルネルス。最悪の圧政を敷いた帝国を滅ぼした王国で暮らしていた少年・レンは、血のつながらない育ての親の死後、己のルーツを探して旅をしていた。
謎多き魔導生物の子孫・ルグレアンたちが息づく大自然。様々な種族の人々の多様な文化。風土も気候も違う土地。旅の中で出会う仲間たちと、少しずつ紐解かれていく歴史と少年の過去。
愛と哀が相食み生まれた、この世の呪いと宿痾。
これは、星煙が舞う異世界で繰り広げられる、因果を断ち切る冒険と戦いの記録。
「終わらせるよ、全部。何もかも終わらせてみせる。この世の呪いも因果も、過去も……その嘆きも」