「ガチャ」でメニューが決まる。そんなドキドキな企画を始めるレストランが現れた。
兵庫と大阪に店舗を展開する和食レストラン「ごちそう村」(兵庫県加古川市)である。
2022年2月21日から3月31日まで、「ガチャ丼」をテイクアウト限定で販売する。
メニュー名が書かれた「おみくじガチャ」を引き、当たった丼が提供されるというシステムだ。
価格は540円(税込)で、くじで引ける丼は全部で9種類。「牛丼」、「親子丼」、「ソース焼きそば丼」、「カツたま丼」、「カキフライ丼」、「板前だし巻きの鶏そぼろ丼」、「みそカツ丼」、「ペッパー肉めし丼」、そして「ローストビーフといくらの超他人丼」。すべてこの企画のために開発されたメニューだ。
「ガチャ」というからには、やはり当たり外れがあるはず。
どれが「当たり」で、ぶっちゃけどれが「ハズレ」なのか。2月17日、Jタウンネット記者は「ごちそう村」広報事務局の担当者に、率直な疑問をぶつけたのだが......。
「どのメニューも540円のお値段以上のものを提供します。そのため、全部当たりなんです」(担当者=以下同)
想像がつかない...斬新すぎる大当たりメニュー
全部当たりとはいうものの、メニューには「大当たり」も存在している。
「ローストビーフといくらの超他人丼です。2500円相当のメニューで今回の大当りとなっています」
豪華食材の夢の共演――ではあるのだが、ローストビーフといくらの組み合わせは聞いたことがない。一体どんなメニューなのか。
「ローストビーフといくらの醤油漬けを使ったメニューです。醤油ベースのローストビーフ用ソースとわさびクリーミーソースをかけています。ローストビーフ用のソースといくらの醤油漬けがしつこくならないように、上に温玉を乗せているのもポイントです」
と担当者は説明する。なお、ローストビーフといくらの超他人丼がガチャで出る確率は5%と非常に低い。
担当者も「珍しい」と太鼓判を斬新なメニュー。食べるためには強運が必要なようだ。