御所浦イルミネーション2021がスタート(2021/12/25)
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会場のイルミネーション |
会場に設置されたかまくら |
サイカニアに施されたイルミ |
サプライズ花火 |
クリスマスイブの昨日、小雨の降る中、会場となる牧島で点灯式があり、御所浦イルミネーション(あまくさロマンティックファンタジー2021 in 御所浦)がスタートしました。今年もコロナ対策のため3密を避けた点灯式です。サプライズ花火も上がりました。イルミーション会場の様々なアイデアは地元の御所浦小学校6年生によるもので、この花火もコロナの影響でできなかった夏祭りの代わりに御所浦音頭とシンクロした花火を打ち上げたいといった小学生のアイデアによるものです。会場のある牧島地区の協力もあり実現しました。これに合わせ、今年も同じ牧島にあるアンモナイト館もイルミネーションを行っています。イルミーションの点灯は令和4年2月12日まで。 |
御所浦地域の防災についての講演会を開催(2021/12/17)
講師の熊本大学の松田教授 |
講演会の様子 |
12月12日に、熊本大学大学院先端科学研究部の松田博貴教授を講師に招き「御所浦の防災について~安全・安心な日々のために~」と題した講演会を開催しました。御所浦町住民の方らを対象としたもので、参加された方は36名でした。講演では、様々な事例や、地形や地層などといった御所浦地域の自然の特徴について触れ、それを理解した上で日頃から自然災害にどう備えるかといったお話しをしていただきました。普段住んでいる地域の話であることもあり、参加された方は皆、熱心に聴かれていました。 |
化石セミナーで地元小学生が現地の見学や体験(2021/12/8)
船上から恐竜化石産地を見学 |
採石場跡地での化石採集体験 |
「白亜紀の壁」の見学の様子 |
12月7日に御所浦小学校5・6年生を対象とした小学校化石セミナーを実施しました。これは、地元の地層や化石についての理解を深めてもらおうと、資料館の開館時から毎年、船を使ったクルージングを行っているものです。昨年は横浦島や牧島を巡りましたが、今年は御所浦島の恐竜化石産地や採石場跡地を巡るクルージングコースの体験を行いました。採石場跡地では上陸し、化石採集体験も行いました。6年生は5年生の時の体験と合わせると、今回の体験で、御所浦の3つの有人島をぐるりと見学したことになります。 |
恐竜絵画コンテスト作品展をギャラリー四季で開催!(2021/10/13)
最優秀賞などの展示野様子 |
展示を行っているギャラリー四季 |
会場内の様子 |
10月13日から本渡中央銀天街にあるギャラリー四季(天草市中央新町6-15)で、第23回恐竜絵画コンテスト作品展を開催しています。これは、新型コロナの拡大防止に伴う臨時休館のため白亜紀資料館では8月16日までしかできなかったものです。最優秀賞から佳作までの203点を展示しています。展示は10月31日までで無料でご覧いただけます(ギャラリー四季は月曜休館、開館時間が平日12時~18時、土日曜10時~18時となっています)。 |
企画展の見学 |
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化石クリーニング体験 |
化石レプリカ作り体験 |
8月の夏休み化石セミナーは新型コロナまん延防止のため、中止となりましたが、先月24日から25日の2日間の日程で実施した化石セミナーは、熊本県在住者に限定したり、人数を制限したりするなど、十分な対策を行った上で実施しました。1日目は資料館の常設展や企画展を見学後、野外での化石採集体験を行っています。また、2日目は採集した化石のクリーニング体験のほか、化石のレプリカづくり体験やアンモナイト消しゴム作り体験を行いました。 |
開式の挨拶の様子 |
入賞作品の展示 |
表彰状授与の様子 |
賞品授与の様子 |
感想を述べる受賞者代表ら |
8月1日に恐竜絵画コンテストの表彰式を開催。今年もコロナ禍の中ではありましたが、検温や消毒、館内の換気、広い会場での式典開催とするなど、十分な対策を行った上での開催です。入賞者のうち22名に出席いただきました。式では、当館館長による挨拶の後、賞状と賞品が一人一人に手渡され、3名の優秀賞受賞者からの感想、審査委員長からの講評などもありました。式典の前や後では、飾られた自分の作品の前や式場内で記念撮影をされるなどされる方も多くおられたようです。 |
企画展「恐竜からイルカまで天草一億年の旅 -御所浦白亜紀資料館収蔵品展-」がスタート(2021/7/17)
入口に設置した企画展の看板 |
企画展の展示 |
企画展を見学する来場者 |
企画展「恐竜からイルカまで天草一億年の旅 -御所浦白亜紀資料館収蔵品展-」がスタートしました。
今回展示しているものは白亜紀資料館の収蔵している化石や岩石、剥製等の標本が中心ですが、中には初公開されている標本もあります。
ティラノサウルスやアロサウルスなどの頭骨、プロバクトロサウルスの骨格といった複製標本のほか、コリフォドンの骨の実物標本、アミメノコギリガザミの剥製標本など、約260点の標本を展示しています。また、6月に発表した天草市天草町で発見された植物食恐竜(ハドロサウルス上科)の歯化石の実物も、会場内で初公開となります。企画展は8月31日まで。 |
第23回恐竜絵画コンテストの入賞作品決定!(2021/6/23)
審査の様子 |
最優秀賞の吉川さんの作品 |
最優秀賞および優秀賞の6点 |
今回は個人での応募も多くあり、全国各地からだけでなく、海外からの応募もありました。応募総数は2,314点!昨年を大きく上回るたくさんの方に応募いただきました。6月23日に審査が行われ、最優秀賞に選ばれたのは、ビコロアート教育絵画教室(東京都)の小学生・吉川幸成さんの作品です。優秀賞には、中央幼稚園(静岡県)の北川莉帆さん、枇杷島画塾(愛知県)の小学生・釜口鉄将さん、小坂小学校(神奈川県)の木村環輝さん、嘉島中学校(熊本県)の松本康佑さん、宮城県仙台市の佐々木幸一さんの作品が選ばれています。また、金・銀・銅賞に48点、佳作に149点が選ばれました。これらの作品は、7月17日~8月31日の期間、企画展「恐竜からイルカまで天草一億年の旅 −御所浦白亜紀資料館収蔵品展−」に合わせ展示を行います。 |
クロツバメシジミをテーマにした島の自然ワークショップを開催(2021/3/18)
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ツメレンゲを幼虫が食べた痕 (白くなった部分) |
クロツバメシジミについての講話 |
講師による現地解説の様子 |
ツメレンゲの移植の様子 |
3月13日に、南筑自然史資料館の人見友幸氏を講師に招き、御所浦で見られる稀少昆虫と植物のクロツバメシジミとツメレンゲをテーマにしたワークショップを実施しました。クロツバメシジミは幼虫の時にツメレンゲなどを食草とするチョウですが、開発などにより生息地が減り、ここ数年、県内では御所浦地域でしか確認されていません。資料館では、その保護として現地のツメレンゲを増やしたり、清掃を行うなどの活動を続けています。この日は、クロツバメシジミについて学んだ後、現地で観察を行いました。成虫やサナギ、幼虫が食べた痕跡が確認できました。また、現地のものを栽培し増やしたツメレンゲの移植も行いました。 |
コリフォドンの実物大復元模型を野外に設置(2021/1/23)
設置したコリフォドンの復元模型 |
コリフォドンの頭骨の化石 |
国内最古の大型哺乳類コリフォドンは既に絶滅した汎歯類(はんしるい)と呼ばれるグループの哺乳類です。御所浦の牧島に見られる約5千万年前の地層から、頭骨やアゴの化石などが発見されています。この哺乳類を実物サイズで復元した模型を資料館横の公園に設置しました。一般的には全長は2~2.5mとされており、この模型も2mを優に超える大きさです。公園には既に恐竜のシノケラトプスの模型が設置してあるほか、来月14日まではイルミネーションの展示としてスピノサウルスとサイカニアの模型があり、一緒に楽しめます。 |
天草市御所浦町から発見された白亜紀の新属新種の大型魚類化石
熊本県天草市の新たな大型肉食恐竜化石について
九州初のモササウルス類の化石について
天草地域より初めて発見されたサイ類等の足跡化石について
熊本県天草市から発見されたシャコ類の大顎化石について