衆院予算委員会 第1分科会に出席した岸防衛相は「自衛隊機が相手領空内に入って軍事拠点を爆撃する選択肢について排除しない」という認識を示した。
固有の用語に起因するイメージで議論を進めるため軍事作戦上の必要性が欠落して進む議論
衆院予算委員会 第1分科会で立憲民主党の長妻議員は「具体的な敵基地攻撃能力の手段」について質問、岸防衛相は「国際法や憲法の下、日米の基本的な役割分担を変えない範囲であらゆるオプションを検討中だが、相手方を殲滅するような大陸弾道ミサイルや攻撃型空母の保持はしない考えだ」と回答するも長妻議員は「(保持しない兵器の中に)長距離戦略爆撃機も含まれるのか」とさらに質問に行い、岸防衛相は「含まれる」と回答した。
そこで長妻議員は「(武力の行使の三要件を満たした上で)相手国の領空内に我が国の戦闘機が入って爆撃を行う手段は排除されるのか?されないのか?」と踏み込んだ質問を行い、何度かのやり取りを行った後に岸防衛相は「(検討のオプションから)排除されない」と回答したため注目を集めているのだが、固有の用語に起因するイメージで議論を進めるため軍事作戦上の必要性が欠落しており、射程の長い対地用のミサイルが存在するのに「何故リスクを犯してまで敵空域に戦闘機が侵入し目標を直接叩く必要があるのか」という部分を理解した上で議論が行われているとは到底感じられない。
つまり相手国の領空内に我が国の戦闘機が入って爆撃を行う手段は排除されるのか?されないのか?ではなく「絶対に必要なオプション」という認識がないという意味だ。
日本が最も危惧している弾道ミサイルは生存性の問題から地下サイロに固定配備する方式ではなく「車輌に弾道ミサイルを搭載して移動する方式」が主流で、正確な位置も分からない地上目標を射程の長い対地用ミサイルで破壊できるなら米空軍はステルス能力の高いF-35Aなど調達していないし、次期戦闘機やB-21にコストのかかる貫通型ステルスなど要求していない。
射程の長い対地用のミサイルがどれだけ登場しても「敵空域に戦闘機を侵入させて目標を直接叩く」という軍事作戦上のオプションが未だに重視されるのは、移動する地上目標にある程度接近しないと正確な位置が捕捉できないためで、生存性の高い移動式の弾道ミサイルを破壊するため「相手国の領空内に我が国の戦闘機が入って爆撃を行う手段は排除されるのか?されないのか?」という質問は「弾道ミサイルを搭載した移動式車輌の破壊を諦めるのか?諦めないのか?」と聞いているのと同義だ。
勿論、議員に専門的な部分を説明するのは無理があるので衆院予算委員会分科会に空自関係者を呼んで説明を受けるのがベスト(規則的に呼べるのかどうかは不明)だが、やはり日本も専門のディフェンスメディアを立ち上げて正確な情報を流通させないと不味い気がする。
因みに長妻議員は日本のインテリジェンス能力についても言及しており「日本は専守防衛の国だからこそインテリジェンス能力については世界有数ものをもつ必要があると考えている。世界と比較した資料を幾つも見たが日本のインテリジェンス能力は人員も予算も先進国の中で最低レベルだ。本当に残念だ。巨額の装備調達と比較して人件費中心のインテリジェンス予算はそれほど大きなものではなく効果も相当大きいのに、なぜ日本はきちっと予算を増やさないのか」と指摘、木原内閣官房副長官は「我が国にとってインテリジェンス能力は極めて重要なので内閣として強化に務める」と答えている。
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※アイキャッチ画像の出典:Lockheed Martin
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B21などはいらないにしても、管理人さんの言う通り残存性が高い弾道ミサイル移動式発射機は壊しとくに限る。そのためにはステルス戦闘機のF35とかF3(仮称)とかでやるしかない(F3は爆弾搭載できたらの話ね)。それか、イージスアショアを買うとか、pac3の代わりになるとても高性能なものを買うとか作るとかした方がいいと思うけどなぁ。
>B21などはいらないにしても
この理屈がよくわからない
すでにP-1が攻撃機としてのプラットフォーム化を進めてる中で、同じようなB-21の保有を最初から排除する理由がない
P-1とB-21は方向性が全く異なる気がする。
B-21は敵領空に侵入するのが任務で、敵の射程圏外から攻撃しては何のためのステルスかわからない。
反対に、P-1を敵領空に侵入させるのは自滅作戦だし、射程圏外から長距離ミサイルを放つのがちょうどいい。
B-21の高い性能と圧倒的火力は魅力的だけど現在の日本の身の丈に合った装備品ではない。B-21はオーバースペックで能力が偏ってる。B-21への資源•財源を爆撃能力は劣ってもF-35をはじめとするステルスマルチロール機に使った方がいい。
B-21はアウトレンジからの攻撃するためのミサイルキャリアーだが
>敵の射程圏外から攻撃しては何のためのステルスかわからない
AWACSがなぜ陳腐化しているかしらないの?
AWACSのような長大なレーダーを持ってしてもミサイルの射程向上といった性能向上もあってアウトレンジを取りづらくなってきている
ステルスが必要なのも、敵のミサイル発射母機からのレーダーからの探知を逃れるっていう理由もあるけれど、
母機のレーダー探知外からでもミサイルのアクティブレーダーは健在なので、その探知から逃れなければ行けないという切実な事情もある
戦闘機であれば、匍匐飛行で水平線の影に隠れたり、いざとなれば機動力を活かして逃げるという手段がとれるけれど、P-1にしてもB-21にしてもそんなことできない
なので、攻撃機といえどもステルスはあることが望ましい
具体的に空母は保持しないとか首相が明言すると後々困る時がきそうだけど
攻撃型空母=核兵器搭載・運用する空母、の話なんで特に問題ないかと
弾道ミサイルや戦略爆撃機もそうだけど、一連の答弁は単に核兵器は持たないという従来の立場をそのままなぞってるだけっていう
攻撃型空母の誤認してる
多分一般用語としての話をしてるんだと思うけど
軍事的には空母という分類に攻撃型も防御/護衛型も無い(廃れた)んだし政治的にどういう文脈かというだけ
過去に志位委員長に対して安倍首相がした答弁でも、まわりくどいけど壊滅的な破壊=核兵器の有無が論点になってる
Q: 性能上専ら相手国国土の壊滅的な破壊のためにのみ用いられる、いわゆる攻撃的兵器には該当しない空母は保持できると考えているのか
A: 自衛のための必要最小限度の実力を保持することは、憲法第九条第二項によって禁じられていないと解しているが、性能上専ら他国の国土の壊滅的破壊のためにのみ用いられる兵器については、これを保持することが許されないと考えている。
それを踏まえて
> 相手方を殲滅するような
というのは核兵器にまつわる話と解釈するしかないです
その理論ならアメリカのニミッツ級も日本寄港時は核を積んでないことになってるので攻撃型ではないことになる。
実際、あえて定義するならそう言うこともできるんじゃないですかね
この話はあくまでも自衛隊の装備の話なんで、そもそもアメリカの空母について攻撃型空母かどうかとか言い出すことにあまり意味は無いと思いますが
その解釈なら「自衛隊がニミッツ級を持っても核兵器を積まなきゃ問題ない」って事にならんか、というお話かと。
だからそういう話ですよ
細かいことを言えば「攻撃型空母か否か」の論点については問題ないということで
原子力空母であることと、単純に空母として強すぎてそっちが俎上に上がるとは思いますけど
実際、そういう事です。
核さえ積まなければ何万トンの空母だろうと保有しても問題無いと政府は言ってる。
流石にそれはニミッツ級と通常兵器を過小評価(あるいは核を過大評価)してると思うけどなぁ。
単艦でも単純計算で東京や横浜の大空襲の1割とかの爆弾投射能力(重量比)がある訳で
これだけでも十分に「壊滅的な破壊のための攻撃兵器」と呼べると思うけど。
ここで我々に疑問を呈されても困る。政府がそういう方針として決定してることなんだから
敵航空機や艦船を破壊する能力も破壊のための攻撃兵器ではあるんだし、そこを否定するんなら兵器全廃しないといけないよ。
重要なのは用途でしょ。
ニミッツ級が今の日本に必要とは思わんが、必要になったら導入出来るようにしとくにこしたことはないよ。
まぁ話を混ぜっかえすと
「専ら相手側国土の~攻撃的兵器」の判断は核か非核兵器かを問わないという政府解釈なのではっきり言うとこんなもんどうとでも言えるんだよね
答弁がカウンターバリュー(相手国内の都市に対する核攻撃)を目的とした核兵器を意味してると読めるので、じゃあカウンターフォース(相手国内の核兵器破壊を目的とした核攻撃)なら通りそうな抜け道のあるように読める内容ですからね。
本当にいざとなれば解釈でどうとでもできる。
国会答弁で与党が空母を保有しないといいつづけたのは、他国に脅威を与え専守防衛の枠から出るという理由。核武装とは別。
JSFの記事だけど、分かりやすく書かれてるから読んでみ
リンク
引用元読んでる?
防衛省のものには攻撃型空母とあり核武装とはない、防衛省なので純粋に軍事用語としての攻撃型空母。多分、攻撃型原潜とごっちゃにしてるんだと思うが。
リンク
F-4導入時「空中給油装置」の存在が政治問題化した国ですから。
その時から全然変わっていない。
社会党がなくなったから大分国防議論もオープンになったけど、未だ残存勢力が国会議員してるわけで。
いや、変わったでしょう、大変わりですよ、あの頃はこんな事を口にしただけで
国会が空転、総理の首が飛んでいます。
ただ問題なのは国会の安保議論のレベルがあの頃とさして変わっていないって事
かもしれません。
また、骨幹の部分にはいまだ手を付けないまま(9条問題やら自衛隊違憲論やら)
現行法のままなし崩し的に解釈だけで「あれは出来る、これも出来る」と逃げ回る
のも問題です。
それから「敵基地攻撃能力」「敵空域に戦闘機を侵入させて目標を直接叩く」は
移動式の弾道ミサイルの制圧などを念頭にしているなら、生半可な覚悟や装備で
出来る事ではありません、米軍の装備ですから困難な事が、ただF-35を相手の
領空内へ侵入させてミサイル撃たせれば出来るといった単純な考えでは、貴重な
機体やパイロットを殺すだけです。
どこまで真剣に考えているのか、はなはだ疑問です。
そもそも根本的な安全保障の議論をせず明確な国防ドクトリンも無いまま、個別の兵器への対処を憲法上の原則論で論じているのがなんとも・・・
何の料理を作るかも決まってないまま食材を選んでいるような。
「敵領空内に侵入して攻撃する」の敵が北朝鮮を想定しているなら侵入の必要性は感じない。
なぜなら米韓連合軍がすでに北朝鮮を攻撃しているはずだから。
敵が中国を想定しているなら中国領空に侵入して攻撃する余裕は日本にないと思うけど……。
今の北朝鮮ラブな文在寅政権のような場合、北朝鮮への攻撃などないし
日本が必要としているときにアメリカが攻撃する保証もどこにもない
それって、日米安保あるから自衛隊いらないね
ってのと全く同じ暴論だと思う
日米安保がある限りどんなに北朝鮮がアメリカを攻撃するつもりはありませんと宣言して日本だけを攻撃しても、アメリカと戦うことになるのは避けれられないのでアメリカが北朝鮮を攻撃しない事はあり得ないと思いますけどね。
トランプみたなのだとわからんよ
極東の国の為に何で自国民を犠牲にしなければならないんだと考える人だから
米国防省・国務省は日米安保を重要視しているので、大統領が日米安保破棄を命令しても強硬に反対しますよ。
アメリカ政府内で内紛勃発ですね。
また、日米安保を破棄したら在日米軍は撤収するので、アジアは中国が覇権を握ることになります。
日米安保を破棄する米大統領は中国の回し者ですかね?
クリミアでの対応が今日の事態を招いてるわけで
誤ったメッセージがロシア・中国の野心に火をつけたことに間違いはない
クリミアはアメリカと何らかの防衛協定を結んでましたっけ?
じゃあ何で今アメリカ騒いでるの
国際政治理解してる?
何の防衛協定を結んでいないならアメリカはクリミアを守る理由はないのでは?
日本やNATOは協定があるので守る必要があると思いますけど。
実際ロシアがクリミアに侵攻しようとしても経済制裁をちらつかせているだけですし。
アメリカが騒いでいるのはロシアがブダペスト覚書を守らず、力による現状変更を行っているからです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
ウクライナはNATO加盟国ではありませんし、日本とは条件が異なりますよ。
ソ連と手を組んだ実績がありますよ。
身も蓋もない言い方だとアメリカの肉の盾として動けるか?動けるなら支援するけどねって事ですよね。自国の利益にならないで純粋に善意で支援する国なんて存在しないんで当たり前ですけど。
いつも不思議に思うんですが、何故か日米安保が絶対不変だと決めつけて、反論する方がいるんでしょうか?
同盟なんて過去を見ればいくらでも破棄されてますよ。
中国との戦争による損害と、同盟破棄による国際社会からの批難、信用低下の天秤はかなり脆いものだと思いませんか?
そもそも、完全に合理的に動けるはずもなく。
仮に破棄になっても一番肝心なアメリカ国民からの反発はあまり無いでしょうねぇ。大多数は中国と日本の違いはわからない(そういえば、中国に行ったんだって?って平気で聞かれる)ですしねぇ。
別に日米安保破棄の場合どう立ち回るか?って意見を上から目線で馬鹿にする必要はありませんよね。
アメリカが中国の最終目標(太平洋分割統治論)を是認するなら、日米安保は破棄されるかもしれませんね。
そうなると世界の覇権はアメリカから中国に移りますので、日米安保から日中安保になるだけでは。
北朝鮮が攻撃してきて韓国市民に被害が出れば文在寅政権でも反撃しますよ(当然在韓米軍も反撃をする)。
また、北朝鮮が日本だけ攻撃する可能性は非常に低いです(北朝鮮側にメリットが全くない)。
アメリカが攻撃する保証については杞憂ですのでご安心を。
何故あなたがそんなことを保証できるんで?
北朝鮮が日本を攻撃してくるリスクは低いのはその通りだけどね
だからなに?
自国の自力で守ろうとしない国を代わりに手厚く守ってくれる国なんて存在しないと思う。
以前も日本や台湾についてこんな議論がされてた気がする。
実際アフガン撤退の口実としてバイデンが言ってましたね。
ソ連と手を組んだ実績がありますよ。
身も蓋もない言い方だとアメリカの肉の盾として動けるか?動けるなら支援するけどねって事ですよね。自国の利益にならないで純粋に善意で支援する国なんて存在しないんで当たり前ですけど。
いつも不思議に思うんですが、何故か日米安保が絶対不変だと決めつけて、反論する方がいるんでしょうか?
同盟なんて過去を見ればいくらでも破棄されてますよ。
中国との戦争による損害と、同盟破棄による国際社会からの批難、信用低下の天秤はかなり脆いものだと思いませんか?
そもそも、完全に合理的に動けるはずもなく。
仮に破棄になっても一番肝心なアメリカ国民からの反発はあまり無いでしょうねぇ。大多数は中国と日本の違いはわからない(そういえば、中国に行ったんだって?って平気で聞かれる)ですしねぇ。
別に日米安保破棄の場合どう立ち回るか?って意見を上から目線で馬鹿にする必要はありませんよね。
攻撃は最大の防御なんだよねぇ
防御一辺倒だと相手方は全てを攻撃に振り向ける事が出来るけど、カウンターアタックを狙うと相手方も相当数を防御に振り向ける必要が出てこちらも守りやすくなる
そもそも、移動式ミサイルは湾岸戦争時のアメリカですら半分は狩り損ねてるんだから
核ミサイル発射阻止のための攻撃能力は持ったところで全く意味がないに等しいと思われ
これが敵のミサイルじゃなくて空港や港湾、レーダーサイトのような軍事目標を攻撃するためのものならまあわかるんだけど
というか本音はそっちやろ、って思ってる人は少なくないはず
湾岸戦争での航空機による移動発射機狩りは半分どころか成果ゼロです
リンク
政府はなぜイラクよりも遥かに多くの地下シェルターを備える北朝鮮や
広大な国土に強力な防空システムを備える中国相手に
ミサイル発射を阻止するための攻撃という詭弁を使い続けるのでしょうか…
そりゃその方が少しでも反論が減るからでしょ
日本人の平和ボケと安保への無関心をなめちゃいかんと思う
政治家は人気商売なんだし
>核ミサイル発射阻止のための攻撃能力は持ったところで全く意味がないに等しいと思われ
「100でなければ0と一緒」的な活動家界隈みたいな雑過ぎる論やめた方がいいよ。この件に限らず。
半分狩り損ねた、ってのは半分程度は潰せた、って事でしょ?
瞬間最大攻撃力が半減すればそれだけでも防御の負担は激減するし、攻撃すれば反撃される、された、って事実がある、どころか防御側がそれを可能な戦力を持ってるだけで攻撃側にとっては戦術的にも心理的にも制約になる。
中長期的に見ても反撃の恐れなしに延々タコ殴りにできるのと、攻撃の度に何割かずつでも反撃で潰されるのではトータルの投射量(→必要になる迎撃手段+撃ち漏らしによる被害)が全く違う。
※固定の軍事施設潰した方が手っ取り早く効果的なのは確かだが、記事でも述べてる通りそれには戦闘機の敵地内への侵入は必須ではない。
まあ日本は先制攻撃できないので敵の初撃で攻撃能力の大半を失いかねませんけどね。
湾岸戦争のアメリカ=絶対的な制空権を確保し、自由に偵察・攻撃し放題の状態でも「終戦まで半分以上」残ったんですよ
濃密なSAM防衛網を持つ敵地で、偵察もままならない状態になるだろう対北・中の話に「半分潰せた」を持ち込まれるとちょっと困ります
ちな個人的には、ほぼ狩れないと思ってます
その終戦まで残ってた移動式ミサイルはその偵察・攻撃をくぐり抜けてどれだけ意図通りのタイミング・場所でミサイルを撃てたんですかね?1番の目的は潰す事じゃなくて自由に撃たせない事だし、脅威となる防空網があるから浸透能力が求められてるんでしょう。
「半数」をそのまま適用する気がないから「何割かでも」と言い換えてるし、仮にこれを「数%でも」まで下げても「撃たれっぱなしとは全然違う」というのは変わらないと思いますよ。
これを「全く意味がないに等しい」と評価するのは「撃たれる側の目線」で物を見れてない様に感じます。
コスト対効果の話を無視すれば完全にその通りだと思いますよ
実際は敵のミサイル狩りのために装備を整える金でMDを充実させた方がずっと効果が高いと思いますけどね
なんせ初撃は専守防衛とか関係無しに絶対に防げない、2発目以降も有効なレベルで狩るのは無理でしょうから
ただし、同じ装備で敵の軍事目標を叩けるのでそういう用途だというなら話は違いますけどね
移動目標相手なら、使用するの爆弾本体は500ポンドのMk82ですよね。
2016年に空自導入が決まった2000ポンド爆弾のMk84について、勉強不足なせいか、敵基地攻撃以外の空自利用シーンが浮かばない。
あと、空自機にMk84が搭載されてる姿、いつ頃見られるのかな?
ハープーンに対地攻撃能力を付与しようという議論が出たとき「日本にミサイルを撃ち込むのか」と反対した与党議員がおりまして・・・
日本は専守防衛ですので必然的に上陸した敵に対処することになるんだけどねw
ミサイル発射装置破壊→敵基地攻撃能力→敵地攻撃能力の議論の進化と装備が必要かと思われる。
お隣の国も必要ではない日本全土を射程に収める中距離ミサイル、巡航ミサイルを配備してるので、日本も同等の装備を持つことが抑止につながる。
JSFさんが言うところの「攻撃型空母や戦略爆撃機を保有しない=射程の長い戦略核兵器及びその実現のための運搬手段を保有しない」って昭和の答弁の継承ですよね。
なので、核攻撃能力を持たない航続距離の長い戦闘爆撃機は対象外ですし、正規空母やミサイル駆逐艦にしても核運用能力がなければ当然対象外です。
領空侵犯に対して迎撃するなら法整備はきっちり整えてほしいですが、長射程兵器への対応の法整備はなかなか困難そうです
>因みに長妻議員は日本のインテリジェンス能力についても言及しており「日本は専守防衛の国だからこそインテリジェンス能力については世界有数ものをもつ必要があると考えている。世界と比較した資料を幾つも見たが日本のインテリジェンス能力は人員も予算も先進国の中で最低レベルだ。本当に残念だ。巨額の装備調達と比較して人件費中心のインテリジェンス予算はそれほど大きなものではなく効果も相当大きいのに、なぜ日本はきちっと予算を増やさないのか」と指摘
じゃあ、悪夢政権の時にインテリジェンス予算を増やしたのか?
本当にイチャモンだけだな、立憲議員は・・・
イチャモンじゃないだろ、正論だろ。
立憲民主党がどんな政党かと、この主張がイチャモンか正論かの議論は切り離すべき。
民主党政権がどんな政権であっても、日本にとってインテリジェンス能力が必要なのは間違いない。
正論か?
インテリジェンス能力、つまり機密情報を扱うってことだけど、
その機密情報の保護に反対したのはどこだと思ってる?
あんな国会前をディスコ状態、お祭り騒ぎの馬鹿騒ぎまでして
機密情報の保護なくして、インテリジェンス能力の向上なんてありえんのだが
横から失礼します。
>正論か?
枝元で引用している長妻議員のコメントは正論かと。
正論か否かと、過去の行為を棚に上げているか否かは、それぞれ独立した問題です。
後者の問題から感情的に反発するのは判るけど、正論な事を否定するのはどうでしょう。
ちなみに、「発言者が誰か」から派生する問題を横に置けば、
枝元引用コメントの内容自体は正論ですよね?
私は正論だと思っています。
個人的には、
「言質は取った、次は邪魔するなよ」
位な感覚で流す方が良いかと思います。
「過去の行為を棚に上げての与党批判」なんて今更ですから。
極端を言えば、泥棒が「泥棒はいけない」って言ってることが正論か?ってことだから
これは正論とは言わない
その例えでいうなら、このケースは「過去泥棒だった奴が「泥棒はいけない」といっている」という話では
現在進行形で妨害しつつこの質問をしてるならともかく
立憲民主党は、特定秘密保護法の廃止を謳ってますし、それを曲げてませんが
現在進行系です
>立憲民主党は、特定秘密保護法の廃止を謳ってますし、それを曲げてませんが
なので今回の発言は、言質として扱うのが良いかなと。
インテリジェンス能力の向上云々を謳うのだから、
当然、機密情報の保護も謳うよね、
明言していないだけで方針を実質変更するのだよね、
と言った趣旨で与党もだめ押しして欲しいけど。
そして、否との回答があれば、主張の矛盾点をつけば良いかと。
>極端を言えば、泥棒が「泥棒はいけない」って言ってることが正論か?
発言自体は正論だと思いますよ。
「発言自体は正論か否か」の問いは、発言者の存在をマスクして判断すべきと考えているので。
「自身の行為を棚に上げているか否か」は、「発言自体は正論か否か」と別の命題です。
感情的な反発は判るけど、「発言自体は正論か否か」の方まで判断を歪めるのは止した方が良いかと。
非難したいのは、「自身の行為を棚に上げている」点ですよね?
ついでなので、「正論」を「道理にかなった正しい意見や議論」の定義に従い、結果が自分事になるケースで、問題を設定してみます。
デザインレビューの場で、いい加減なレビューアから奇跡的に正しい指摘が入りました。
その指摘は、そのレビューアの前回の指摘事項と真逆だったりします。
というか指摘を受けた「誤った項目」は、前回のレビューアの指摘事項に従った結果生じたもの、です。
なおレビューアの発言は、公式には単なるアドバイス扱いで、その指摘に従う・従わない何れの判断を採ったとしても、責任の所在は貴方に在ります。
但し、例のレビューアは、
指摘に従い上手くいった場合は、自分事の様に得々と語り、
指摘に従わず失敗した場合は、くどくど文句を言い、
そのどちらでも無い場合は﹙指摘に従い失敗or指摘に従わず成功﹚、自身の発言が無かったかのように振る舞う人物とします。
その様なケースで、
そのいい加減なレビューアからの奇跡的に正しい指摘を「道理にかなった正しい意見」として扱うか否か、何れでしょうか。
出来る・出来ないではなく、理想論で考えてみてください。
あと、お約束ですが
そのいい加減なレビューアはフィクションであり、実在の物とは一切関係無い事になっています。
サイバー関連予算と人員が増えるなら提議するのが誰だろうと構わんのでは?
現状カス同然の評価を外国から下されてる本邦のインテリジェンス能力強化は喫緊の課題の一つに間違いない
これで強化したところを批判してきたらそれこそがイチャモンってやつになるんじゃないかな
長妻議員って元々年金問題で目立ってきた人だから軍事についてどれだけ詳しいか疑問。
素人が疑問を持っちゃいけないとは言わないけれど国会の答弁だからね。
しかも、
>インテリジェンス能力については世界有数ものをもつ必要があると考えている。
そのためのスパイ防止法案でもあるんでしょ?
反対してる人って誰だっけ。
日本は特に人命を危険に曝す戦術は難しく、たとえステルス機での作戦もそれなりの損耗は覚悟をしなければならない。それを政治家が決断できるのだろうか、そもそも日本の意思決定の遅さではスピードが何より重視される戦争の局面ではマイナスでしかない。
衛星で大まかな位置を常に把握しておいてシーカー専用の無人機で位置を確定、艦船等から巡航ミサイルを撃ち込むという戦術はどうだろう。日本向きの戦術だと思うが
遠方からの巡航ミサイルだと、移動目標は到達までの時間で逃げる隠れる観測者狩る、等の対処手段が取れちゃうのがなぁ。
音速でも100km飛ぶのに約5分掛かるからね。
固定目標なら領空内への侵入の必要はなくても、
目標が車載型ミサイルみたいな移動目標なら観測機が絶対にいるからなぁ
ミサイルがどれだけ長射程化しようとも、これは絶対。
国会での議論もレベルが低すぎて、建設的な議論になっていないのがただただ残念
今回の長妻議員のインテリジェンス能力云々も、じゃあそのインテリジェンス能力の根幹であるはずの特定機密保護法に、なぜあれほどまでに反対してたのか?ってなる
言ってることとこれまでの行動が相反しすぎてて、「インテリジェンス能力」って最近覚えた言葉使うことで、
「自分はこんな言葉知ってるんだ、賢いだろ!」
って自慢してるようにしか見えないんだよ。うがった見方かも知んないけどね
いずれにしても、レベルが低い
その場合もおおまかな位置はわかってるのでスタンドアローンでミサイル自体のシーカーとAIで目標確定ってのはどうだろう
観測機の役割には、目標を補足し続けるという意図以外にも、
「戦果の確認」も重大な役割なので、あまりそのやり方は推奨されないですね。
目標を「確実に撃破できたか」を確定できず、「撃破できたかもしれない」じゃ作戦上非常に困ります。
他にも電子欺瞞の問題もありますし
単機で運用はしないでしょう
ただ日本は貧乏だからな~
同意です。
何より急いで隠れられたら観測機無しではお手上げですし、移動式ミサイルの基地周辺にはデコイの類も色々と用意してある可能性が高いです。
下手すりゃそれっぽく偽装した土木機械に突っ込まされて「民間人を誤爆した」事にされかねません。
アメリカ情報軍みたいなのを1兆円突っ込んで創設するの?
上手く機能すれば、そのくらいの価値はあると思う。
費用対効果は非常にいいと思う。上手く機能すれば、だけどね。
あくまで米空の日本方面軍にすぎない空自単独で完結した侵攻打撃力でなく米空エスコートで防空突破は必要ならF3もああになるとは言わない政治側の謎
敵領空内で対地は市民殺傷の可能性アリでハードル高すぎでも対空で敵機落とすのはわりかし容易だからね
陸海空の自衛隊どれもアメリカの打撃力頼みなのは防衛予算倍増でも同じでは?
>>「相手国の領空内に我が国の戦闘機が入って爆撃を行う手段は排除されるのか?されないのか?」という質問は「弾道ミサイルを搭載した移動式車輌の破壊を諦めるのか?諦めないのか?」と聞いているのと同義だ。
この管理人さんの主張は日本の政治の土俵を高く見積り過ぎというか、現状に即していないように思う。
今の日本に車載式弾道ミサイルを破壊するのは、能力以上に政治的なハードルがかなり大きい。実質的に破壊を諦めているに等しい現状からスタートしている事は留意するべきじゃないかな。
まだ「やるかやらないか」の段階からスタートしているのだから、「当然されるべきやり取りがされていない」事への批判が出来る段階には達していないと思うよ。
今だにこんな次元のやり取りなのか…と嘆くのは仕方ないと思うけど、何事も一足飛に物事は進まないから、個人的にはこうした議論が活発になってきた事は好ましい傾向と評価したいな。
レベル低いよな
もちろん、議員の中にも外交軍事に精通している議員はいるんだけど、
それが政党内で強い位置にいないことが多い
特に野党にそれが顕著で、立憲なんかそれの最たる例
立憲内にも外交軍事に強い奴はいる、それをやりたい奴はいるんだろうけど、政党としてそれをイシューとして取り上げないから、その強い奴が政党内での地位を得られず、委員会でも表に出てくることがない
故に議論内容のレベルが低くなりがちで、建設的な議論にならない
国防族って地元に利益誘導できないからあんまり人気ないんだよな
そうなんだよねぇ…
オーストラリアの潜水艦みたいに、地元に利益誘導として扱ってもらえるならまだマシなんだよな
武器調達、国内企業に還元できたとしても、あまり票になることがない
その還元がメリットとして国民、地元が捉えてくれないことも多い
与那国島の陸自配備も、自衛隊員が地元に定住することが利益だと提示できた稀有な例だし
アメリカが湾岸イラクでスカッド狩りやった時は
地上のSASの協力の基に、A10が長時間ロイタリングやって地道に潰してたんだが…
砂漠でさえ苦労したのに
自衛隊がそれをやるのは現実的ではないなー
絵空事の感
弾道ミサイル自体は命中精度も低く、ABC弾頭積まない限り大した脅威でもない
コストが高く数も大して揃えられんしな
弾頭重量1トンとしても百発で100トン、F15Eなら10機分程度でしかない
んで命中精度はゴミと
実際の戦争がヒーローアニメのように一方的に百発百中にでもなると?
大戦時の戦艦の砲撃戦の命中率は1%以下
ベトナムでアメリカ兵が撃った銃弾が敵に当たったのが確か3万発に一発
いっその事日本に核落ちたら、巡航ミサイル、高速滑空ミサイルで、首都や重要都市、死活インフラ、軍事基地に大量報復したほうが速いでしょ。
+敵のミサイルには電磁波や電波妨害で。
まぁ敵地への攻撃というのはミサイルの射程や航空機の航続距離でこの辺までは当たり前且つ当然の話。
問題は先制攻撃が”専守防衛”の自衛権になるかというだけの話。
グロホや衛星の偵察情報で長距離ミサイルの先制発射は完全に政治判断だが現場に派遣した部隊(斥候なり戦闘機)の何かかしらの判断があれば後々に政治側も言い訳できなくもないね
しかも戦闘機や末端統制で精密誘導するなら人口密集地に間違ってCM落っことす事にもならんでしょうしECMで敵に乗っ取られて人口密集地にあえて誘導されるなんて事もならない
CMの脆弱性にはノロさだけでなく乗っ取りのリスクもあるから核戦争を誘発せずに使えるICBMという位置づけで超極高速兵器が欲しいんだろうね