神はどこにいるのか?何をしているのか?

たとえばキリスト教の人などは、「21世紀には救世主によって世界は救われる」などと聞いて育ち、期待していた人がいるでしょう。
「祈れば神は助けてくれる」と、様々な宗教やスピリチュアルは説き、それを信じて祈り続ける人がいるでしょう。
しかし、世の中はどんどん治安が悪くなる一方です。
神はどこにいるのでしょうか?この大変なときに何をしているのでしょうか?

 


神の存在は2つ。

「神とは何か」について解説すると、それだけで非常に長くなります。
ここでは、天照大神やゼウス神などの人格神の説明は省き(それらは神ではないので)、「創造主」と呼ばれる唯一神に絞って話をします。

 

しかし、唯一神と呼べる存在も、地球において2人存在します。
一人は、「地球の神」です。地球の創造主であり、地球の統括者です。創造主と言っても粘土をこねて地球や人を作ったわけではなく、シナリオライターのような、ディレクターのような存在にすぎません。とにかく、地球の統括者です。

 

そしてもう一人、「天の川銀河の神」が地球に関与しています。
天の川銀河の統括者です。

 

ちなみに、「地球ロゴス」と呼ばれる存在は地球の神ではありません。テラ、ガイアなどと呼ばれる存在も地球の神ではありません。

 


霊界に、神はいない。

実は現在、霊界に神は不在です。「神様、私を助けてください!」と何度叫んだところで、その言葉は神の耳に届きません。地球の神にも、そして天の川銀河の神にも。
「神に祈る」という行為は、実は不毛なことなのです。
いえ、その祈りをあなたのガイド霊や守護天使は聞いています。そしてそれに応えようとすることも、あるにはあります。とはいえ、大きな魔法を使って嫌味な上司をやっつけるようなことはできません。

 


地球の神も、天の川銀河の神も、肉体転生中である。

21世紀、地球の神も天の川銀河の神も、この地球に転生しています。一人の人間として、転生しています。
「メシアの再降臨」は本当だったのでしょうか?いえ、それは少し違います。

 

地球の神は、地球があまりにも愚かな人類に堕落してしまったことの責任をとるために、自ら転生しました。自ら指導者となって、人々を教え導くブループリントを持って転生しました。
しかし、この人は堕落してしまいました。大衆の精神性を啓蒙するような大人にはならず、卑しい大人の一人に成り下がって暮らしています。

 


天の川銀河の神は、尻ぬぐいのために助っ人転生をした。

天の川銀河の神は、地球の堕落の責任を負う立場ではありません。地球が堕落したのは地球管轄の者たちの責任です。地球の神やアシュタールなどのことです。
天の川銀河の神は非常に高い精神性を持ちます。
地球の神が、転生しても大衆啓蒙を果たせなかったときに、代わりに大衆啓蒙を担う、そのような目的で転生しました。いわゆる助っ人転生です。

 

天の川銀河の神は、霊的真理に対して非常に覚醒した大人になり、今地球がどうなっているか、よくわかっています。この人は落ちぶれていません。

 


天の川銀河の神はルパン三世のようなもの。

天の川銀河の神は、表立って人を導いたりはしません。意図せずそうなってしまう可能性が0ではありませんが、彼は政治家になるつもりも指導者になるつもりもありません。
地球のために、大衆啓蒙のために自分が貢献しなければならないことはわかっていますが、それを水面下で行います。

あなたは、天の川銀河の神が誰なのか知りたいでしょうし、会いに行きたいと願うでしょう。しかし、それを知るべきでないのです。
どこかで出会ってアドバイスをもらうことはありえますが、その人が天の川銀河の神だと知るべきでないのです。

 

天の川銀河の神は、ルパン三世のようなものです。あからさまな指導者ではなく、あからさまな正義でもありません。彼が英雄だと気づくのは、次元と五右衛門とクラリス姫だけでしょう。

 


神に祈っても意味はない。神は地球を救いもしない。

この記事の主旨は、「神が誰であるか」を伝えることではありません。
私がこの記事で書きたいことは、神なるものは宇宙から人々を見守っているわけではなく、祈ったところで助けてもくれない、願いを叶えてもくれないのだよ、ということです。
「神が土壇場であなたを救う」などというシナリオは、用意されてはいないのです。

 

あなたは自分で自分を守らなければなりませんし、自分で自分の闇から抜け出さなければならないのです。
アセンションの条件を満たしてもなお、あなたは自分で火山の噴石をよけなければなりません。
 

執筆者:れなさん