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林が枯れたり実ったり

週末自宅警備の可能性を模索するニートブログ

3月14日「声優さんたちと行く『四八』全国ロケ地ツアー都市伝説の旅」鑑賞!!

03月16日(月)22時35分
来る3/14、恐るべき熱い企画が催されました。飯島健男こと飯島多紀哉がとうとう語る隠された四八の真実!

飯島さんの会社ブログ

『十年以上前に飯島多紀哉がゲーム制作のために敢行した全国の都市伝説&廃墟&心霊スポット巡り。
その数なんと数百カ所。三か月以上に渡る廃墟や曰く付きの場所を旅することで起きた怪奇現象の数々。普通、三か月も毎日曰く付きの場所なんて行かないからね!!しかもそのほとんどが全くゲームに活かされていないというのも恐るべき事実。

結構観光案内や地域の怖い話を紹介していたと思っていたんですが、あれでもまだ紹介し足りないとおっしゃるのですね!?なんて皮肉は本配信を見た後では口にできなくなりました。

で、この配信ですが、まず5000円という価格設定は強気過ぎると初めは感じていました。全国にヨンパチ購入者は某サイト曰く6500人しかいなく、その内何人が今でも熱狂的なファンを続けているかなんてわかったものではありません。10分の1集まれば御の字な気がします。毎年30〜40時間程度ヨンパチをプレイしている私のようなヘヴィユーザくらいしか集まらないのでは?せめて通しで1000円くらいならもっと人を呼べたかもしれないのに。

そもそも10年以上前に出たヨンパチでもう一度稼ごうって発想は凄い。飯島さんも転んでもタダでは起きない人です。それに乗っかっちゃってる私も私です。ブログ名「七転び八転び」では8回転んでいるので、それに則って8部構成とかやりださなくて本当によかった。8回あったら流石に財力の限界を迎えます。

あと卑劣な私はこの放送を安く鑑賞するために友人に声を掛けたわけですが、一緒に見ようと誘った奴が興味無いとバッサリ切り捨てやがりました。私はこの配信を見て、これまで飯島とか生意気な言い方をしてきましたが今後は飯島さんと呼ぼうと思うくらい感銘を受けたのに!

20200316223429118.jpeg

「コロナなんてぶっ飛ばせっ!!」と記載されていますが、無観客になった時点で逆にぶっ飛ばされている気がしなくもないですけど、とにかく宴は始まったのでした。


【書いてもよさそうな感想】
マズイところ省いて要点だけ。

私が確認した時には閲覧者27人...。
→13万5千円ですね。想像していたより遥かに世知辛く、現実を知らされた。お金払ってヨンパチの話を聞きたい人って、やっぱりレアな存在なのかもしれません。


飯島さんの肉声初めて聞いた。
→「ヨンパチを作るはずだった飯島と申します」といきなりぶっ放してきましたねぇ!


飯島さん曰く、「飯島=四八を作った人」の認識はやめてほしいとのこと
→この話は飯島さんの現役時代のやり方と、カムバック後(一度業界を離れている)のゲーム製作形式の違いにより軋轢が生まれた故の悲劇でした。大人の事情が絡みまくり、本来向かいたかった場所ではなく明後日の方向に進んでしまい、やがてはコントロール出来る立場では無くなってしまったらしいです。様々な状況が絡み合い、あのモンスターが誕生したわけですね。


実写じゃなくて絵で行く話もあった
→実写で本当によかったです。ただ各県の漫画家さんに絵を描いてもらう話はちょっと良いかも。


ヨンパチはゲスト作家とファミ通の方々のシナリオが優先で、それをまとめるのに1年掛かった
→リアルタイムで楽しみにしていた身としては、ホームページで原稿用紙400字を4000枚削除16万文字分のシナリオが消えると載っていて恐ろしくて仕方なかったです。

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そしてその恐怖は見事に的中してしまったわけですが...。本当は16万字どころではなかったですが。


東京のシナリオ35万文字、千葉の学校であった怖い噂15万文字、岐阜と鹿児島は5万文字と結構な文量があり、全体100万文字くらい。しかし当初の予定では300から500万文字の超ボリュームを予定していた
→ご、5倍のボリュームですか!?それが実現していたらどんだけ俺得なんですか。いや、購入者全員が嬉しい悲鳴をあげますね。


開発会社が「全部作るのは納期的に無理です。各シナリオは1000文字以内にして下さい」と無茶振りされる
→マジでウケる!1000文字ってアンタ...。飯島さんも言っていましたが「星新一のショートショート」です。ゴネてそれなりの文量で押し通したシナリオもあるそうですが、迷作ヒバゴンの誕生の背景にはそんな大人の事情が絡んでいました。


あなたシナリオが百万文字中80万文字消された
→あなたのシナリオは、何やっても強引に終わりに持っていける便利な「病院オチ」ってヤツです。そりゃわけわからなくなります。主人公が頭おかしいエンドしか存在しないのです。何度もクリアしたのにキ○ガイエンドしか到達出来なかったのは悲しい思い出。


飯島さんは「僕が全部作ったみたいに見えるが、ゲスト作家以外にも途中からシナリオ書いた人間は自身を含め3人居た。」かつヒバゴンは別の人が書いたもの。
→なにぃ!?あのヒバゴンが別の人が考えたものですって!どのシナリオを誰が書いたのか、この配信で終わらせずもっとちゃんと発表した方がいいですよ。ご自分の名誉のために。あと意外なのは東京のファミ通シナリオは飯島さんではなかったこと。


県による差で苦情があった
→そりゃそうです。私も自分の出身地は目を疑いました。ギャグかと思いました。そしたら本当にギャグでした。お疲れ様です。


ロケは4人で行っているし、100日も取材している
→B社でもらった取材費は結構貰っています。取材地のリストを見た感じ、そのほとんどが使われてませんね。


大分「地獄極楽」は管理者がノリノリ
→ここ私も聖地巡礼で行きました。普通は神霊スポットとして扱われたら困るのに、ここの管理者さんはむしろ神霊スポットにして人を集めたかったとか。残念ながら1000文字縛りの犠牲となりました。


鹿児島観光ホテルの怪
→実在するホテルを神霊スポットとして扱ったシナリオですが、当時の支配人から許可は取ったらしいです。ただ許可を取った支配人が撮影直後にホテルを辞め、ゲーム発売後に苦情の電話が来たそうです。


都市伝説家族は某県で出会った家族から生まれた
→とある旅館で出会った家族は両親が明らかに正気な感じではなく、神霊スポットは有名どころを曜日関係なく回りまくっていたそうです。実在するのなら怖いもの見たさで遠目から見てみたいですが、関わりたくはない。


青森のシナリオは実体験をそのままゲームのシナリオとして利用している
→飯島さんの口から出る話は、青森シナリオの内容そのままでした。


沖縄のシナリオはやはり当時のアイドルグループが作っており、ゲーム製作中に解散してしまったので声は別の人が充てている
→沖縄のシナリオですかぁ。そのせいか、ちゃんとつまらなかった覚えがあります(苦笑)


【まとめ】
上に載せたのは全体は約3分の1程度の内容です。あまりここには載せられないようなことも話していました。とても興味深い話の連続で十分に楽しめましたと思います。ちょっと記憶が風化しかけていますけど。

これまで飯島さんの人柄も知らずに悪ふざけで文句言っていましたが、もし飯島さんが100パーセントコントロール出来る状況で作られたヨンパチなら是非遊んでみたいです。

PS4、5辺りのコンシュマー機に戻って学校であった怖い話2を作ってくれ!20年後辺りの設定で同じ学校を舞台にすれば色々ドラマが作れそうじゃありませんか!

また稲川淳二氏みたく語り部としてもやっていけそうな話術や雰囲気もあり、怪談の生語りとかやってみるのも良いかもしれません。むしろもうやってる?配信にあった廃校に泊まってやる怪談も実際行えたら超面白そう。

シナリオ作成力だけでなくイベントの企画力も含めてヨンパチショックで沈んでしまうにはとても惜しい方だと思います。


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