「もう一つ食べるか？」
「あっ、じゃあいただきま━━んむっ…だから口に突っ込むのやめてくださいよ！」
チョコをもう一つ食べながら、そう文句を言う。
「はははっ」
彼女はそう笑いながら、指を舐めていた。

「あっ、そうだ！僕からも渡すものがあるんですよ！」
十数分後、僕はそう言ってクッションから立ち上がろうとした。
「─────おっ…と」
「大丈夫か？ローズ君。」
なぜか足元がふらつき、ギムさんに抱き止められる形でたすけてもらった。
「あ…ありがとうございます…」
なぜかいつもより彼女が魅力的にみえる。
だきついちゃおう
「おっ…どうしたローズ君そんな急に？」
「へへ…ぎむさん…」
「……酔ったな？」
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
「ぎむさん…すきです…だぁ〜いしゅきぃ…」
「わかっ…分かったからローズ…どうすっかなこれ…」

⏰…

「んー……」
「やっと起きたか…」
目を覚ますと、僕はベッドに寝かされていて、その隣にギムさんが座っていた。
「あれ…？僕いつの間に…」
チョコを食べた後ぐらいから記憶が曖昧でうまく思い出せない。
「覚えてないのか？」
「はい。なにも…僕何かしました？」
少し彼女の顔が赤いような気がする。
「いや…覚えてないならそれでいい。」
「何ですかその引っかかる言い方…あっ！」
「ん？おーい！ローズくーん！どこ行くんだー？」
僕はベッドから飛び起きて、”あるもの”を取りに行った。
追いかけてきた彼女に、僕は”それ”を渡す。

「本当はさっき渡そうと思ったんですけど…はい、これ。」
僕手作りのローズチョコレートを、あなただけのために。
「…ありがとうな、ローズ君。」

何とか書き終わりました…あと昨日のスレ落ち間際の手書きありがとうございます

あまりにも弱い…弱すぎる

>何とか書き終わりました…あと昨日のスレ落ち間際の手書きありがとうございます
こちらこそロズギムロズをありがとうございました……

ローズくんかわいすぎませんか？

一体どこの会社のクッションなんだ…！

ふるさと納税でもらえるやつだよ多分

「さっきのチョコもうないんですか？味忘れちゃって」
「まだあるが………………ダメだぞ渡さん。」
「えーっいいじゃないですかーバレンタインなんですしー！」
「ダメだと言ったらダメだ。あんなのまたやられたら俺がもたない。」
「……………なにがもたないんです？」
「…何でもない。」
でもまあ、たまにはいいかもな。

薔薇親父いい…

ちゃんと今日に間に合わせたのか…

抱けーっ！

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ありがたい…色んな意味でお酒に弱いローズ君いいよね

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ギムロズ良い…

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おおまたしてもいいものを…助かります