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「「なかなか寝付けなかったり夜中に目が冴えただけでも影響がある」とコーエン教授。全体の睡眠時間の2%~8%眠れない時間があっただけで、すぐに寝付いてぐっすり寝た人に比べて風邪の罹患率が5倍になった。しかし、睡眠と風邪の関係については未だはっきりとした説明は付いてない」
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「睡眠不足によって体内の炎症誘発過程に拍車がかかることは研究によって判明している。十分な睡眠を取らないと、免疫系の調整がうまくいかないのかもしれない」
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「ストレスも風邪の引きやすさに関係がある。短期的なストレスは身体に良い場合もあるが、仕事や借金、家族の病気など慢性的なストレスは問題。長期にわたって蓄積したストレスによって睡眠時間は短くなり、運動をしなくなり、食欲も失せる。こうして風邪にかかる素地が出来上がる」
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「アメリカに機関コモンコールドユニット(CCU)が300人の被験者をストレス度でグループ分けして行った研究では、ストレスの高いグループは47%が風邪にかかり低いグループは27%だった。ストレスが高いほど症状は重くなった」
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「ウォーキングやランニングなどの運動を1日30~60分する人は運動しない人に比べて風邪をひきにくい。ヴァンダービルト大学のマシューズ教授によれば、1週間のうちほぼ毎日30分運動する人が風邪をひく回数は1年に1回超で、これは運動をしない人々の平均値に比べて23%低い」
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「一方で運動しすぎ(1回に90分以上)は逆に風邪の感染率を上げる可能性がある。1週間におよそ100㌔以上走る訓練をするマラソンランナーは、30㌔程度しか走らない人に比べて風邪をひく率が2倍になる。激しい運動が気管などの免疫機能に影響を与えウイルスが体内に侵入しやすくなると考えられる」
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「研究を行ったコーエン教授自身を驚かせたのが『1日1~2杯のお酒を飲むことで風邪の罹患率が下がる』こと。原因は不明だが、酒を飲まない人の方が風邪をひきやすい」
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ここまで全て「かぜの科学」からの引用。この本は風邪ウイルスの中でもライノウイルスに焦点を当てて書かれている。そのため現在の新型コロナ対策とは異なる部分もあるが、感染予防の観点から十分参考になる。
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喫煙、飲酒の習慣と風邪の発症率に関するS・コーエン教授ら5名の論文。「臨床試験の結果、飲酒による風邪の発症率の低下が見られたがそれは対象が非喫煙者の場合に限られ、喫煙者では飲酒の有無による発症率の変化はなかった」
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