プレハプトグロビン-2としてのタイトジャンクションの生理的なモジュレーター,ヒトゾヌリンの同定

TRIPATHI Amit; LAMMERS Karen M.; GOLDBLUM Simeon; SHEA-DONOHUE Terez; NETZEL-ARNETT Sarah; BUZZA Marguerite S.; ANTALIS Toni M.; VOGEL Stefanie N.; ZHAO Aiping; YANG Shiqi; ARRIETTA Marie-Claire; MEDDINGS Jon B.; FASANO Alessio

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J-GLOBAL ID：200902285198328550 整理番号：09A1086666

プレハプトグロビン-2としてのタイトジャンクションの生理的なモジュレーター,ヒトゾヌリンの同定

Identification of human zonulin, a physiological modulator of tight junctions, as prehaptoglobin-2

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著者 (13件)： , , , , , , , , , , , ,
資料名：
巻： 106 号： 39 ページ： 16799-16804 発行年： 2009年09月29日
JST資料番号： D0387A ISSN： 0027-8424 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

腸透過性(IP)の増加は,アレルギー,炎症および自己免疫疾患の共通した基になる機構である。IPを可逆的に調節することが知られている唯一の生理的メディエーターは,ゾヌリンであるが,その性質は明らかになっていない。ヒト血清のプロテオミック分析により,ハプトグロビン-2の前駆体を,ヒトゾヌリンとして同定した。一本鎖ゾヌリンは,プロテアーゼ活性化受容体2を介し,EGF受容体のトランス活性化を誘導するEGF様モチーフを含んでいた。ゾヌリンの蛋白質分解は,EGF受容体活性化能と続くIP増加能を消失した。定量的遺伝子発現は,ゾヌリンがセリアック病患者の腸粘膜で過剰発現していることを明らかにした。

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消化器の基礎医学

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