Ｇ３「オールレディース　ゾンビランドサガ　ワラスボターンＣＵＰ」の初日はスタート事故が発生。７Ｒで前田紗希が２コースからＦに散ると、優勝候補が激突した１２Ｒドリームは唐津巧者の鎌倉涼がＦ。鎌倉はプラス０４のスリットオーバーで、３着までに入った宇野弥生、落合直子、川野芽唯は正常とはいえコンマ０１のドッキリスタートだった。鎌倉は好素性機でターン足が来ていただけに、本当にもったいない勇み足となった。動きが良かったのは、エース４１号機を操る角ひとみで３Ｒは差し込まれかけながらも中間速の良さで引き離して舟足の良さを強烈にアピールした。前回使用者の前本泰和が噴いていたエンジンを乗り継ぐ山崎小葉音はピット離れも力強く、１０Ｒは逃げ快勝。直線に限れば落合は上位級で、武藤綾子、福島陽子、大橋由珠は前検同様に軽快な舟足を披露している。対照的に、道上千夏、大橋栄里佳、伊藤玲奈は手応えなく変わり身が急がれる。