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需要があると考えられるおすすめの安いゲーミングPC特集をまとめた。全メーカー最安値のBTOパソコンを徹底調査している。少しでも安くゲーミングPCを購入したいと考える方はぜひ参考にして欲しい。誰だって予算はあるはずなので安く購入したいと思うのは当たり前のことだ。私だって少しでも安くゲーミングPCを購入したい!

人気コンテンツの一つである「5万円以上10万円以下でおすすめのゲーミングPC紹介」でも手頃な価格のモデルを紹介しているが、やや消極的で10万円に近いものが中心となっている。このページではより性能度外視で価格を追求したゲーミングPCを紹介していきたいと思う。

すぐに激安ゲーミングPCを知りたい方は、ページ最下部の「とにかく安いゲーミングPC特集【2022年】」をチェックして欲しい。高性能でかつ激安と呼べるモデルはないことは理解しておいて欲しい。あくまでもそれなりの性能で安いモデルをピックアップしている。

安いゲーミングPCは絶滅危惧種か!?

税込10万円以下で購入できるゲーミングPC/ゲーミングノートPCは極端に減っている。2022年02月時点でゲーミングPCが3台でゲーミングノートPCは0台だ。ゲーミングPCを探している場合は10万円以上のモデルを検討するべきだ。ゲーミングノートPCも世代交代が行われて10万円以下での購入は難しい。

少し予算を増やすだけでぐっとコストパフォーマンスの高いモデルが選択肢に入る。10万円台のモデルでもコスパは圧倒的だ。将来性も高くゲームプレイ時の満足度も高いはずだ。このページを読んでからでもいいのでぜひ「10万円以上15万円以下のゲーミングPC」もチェックして欲しい。

各BTOメーカーの格安モデル取り扱いに関する考察

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パーツ価格の高騰によって一部モデルの値上がりが目立つ。国内のBTOメーカーであるG-TuneやTSUKUMOでは10万円以下のモデルがなくなってしまった。しばらく価格は不安定な状態になりそうだ。税込8万円台というモデルはほとんどないので、税込10万円以下ならよしとしよう。

また、Dell・Lenovo・HPなど格安モデルに強かった海外メーカーもラインナップが激減中だ。まさか半導体不足の影響が低価格帯のモデルまで波及するとは思わなかった。2022年02月時点だとドスパラフロンティアのモデルを中心にチェックしておくとよい。セール期間中ならパソコン工房も確認しておこう。利益度外視でユーザー獲得に力を入れているのかもしれない。それほどお得なモデルが揃っていると言える。

各BTOメーカーの激安ゲーミングPC一覧

税込み10万円以下という縛りがあるとラインナップがほとんどないことがわかる。ドスパラ・フロンティア・パソコン工房の3つのBTOメーカーのみだ。ゲーミングノートPCについてはかなり厳しい状況となっている。10万円以下で購入できるモデルはなくなってしまった。

デスクトップパソコンも状況がよいとは言えない。Lightning AH5は一時79,979円で販売されていたが、15,000円の値上げが適用となっている。ポイント還元率も悪くなって厳しい状況が続いている。フロンティアの台数限定セールやパソコン工房のセールは要チェックだ。

安いゲーミングPCを選ぶ際のポイント

とにかくゲーミングPCの価格を抑えたいという方が知るべきポイントについてまとめている。安いパソコンを購入するなら必ず知っておくべきだ。これらのポイントを知っているか知らないかでゲーミングPC選びは大きく変わるはずだ。

エントリークラスのモデルもグラボ高騰の影響を受けている

エントリークラスのゲーミングPC価格も値上がり状況にある。今安いゲーミングPCを購入することが難しくなってしまった。2020年の年末頃からグラフィックボードの品薄状況が続き価格が高騰している。従来はRTX 3080・RTX 3070・RTX 3060 Tiなどのミドルエンドクラス以上で顕著だった。ところが2021年3月になってGTX 1660 SUPERやGTX 1650 SUPERなどのエントリークラス~ミドルクラスまで波及してしまった。

例えば、ドスパラの人気モデル「GALLERIA RM5C-G60S」が挙げられる。このGTX 1660 SUPER×Core i5-10400搭載モデルが2021年の秋頃は税込94,578円で購入できたのに2021年の12月には139,980円と45,000円も高くなってしまっている。グラフィックスがGTX 1660にダウングレードされたにもかかわらずこの値上げのインパクトは大きい。まさかここまで価格が跳ね上がるとは思わなかった。この価格高騰はしばらく続きそうだ。

ラインナップも激減してしまっている。急いでいないのであれば落ち着く可能性がある夏頃まで待つというのも一つの選択だ。そもそもグラフィックボードの供給不足は世界的な半導体不足の影響を受けている。つまり、グラフィックボード以外のメモリ・ストレージ・液晶などの価格も高騰しているのだ。結果的にゲーミングPCだけではなくゲーミングノートPCの価格も上昇傾向にある。2022年02月時点では税込10万円以下のゲーミングノートPCは存在していない。

狙い目はメーカーのゲーミングPCブランドではなく一般ブランド

項目一般ブランド(Lightning)ゲーミング(GAMEMASTER)
イメージLightningGAMEMASTER GX707T
ケースシンプルオシャレ
価格標準より低い標準より高い
排熱性能標準的高い
機能性標準的高い
構成標準的なことが多い充実していることが多い

狙うべきは各BTOメーカーのゲーミングPCブランドではなく、一般消費者向けのモデルだ。例えば、ドスパラなら「GALLERIA」や「GAMEMASTER」ではなく「Lightning」や「Monarch」や「Magnate」ということになる。マウスコンピューターなら「G-Tune」ではなく「mouse」で、パソコン工房なら「LEVEL∞」ではなく「STYLE」で、TSUKUMOなら「G-GEAR」よりも「AeroStream」、フロンティアなら「GAシリーズ」よりも「MXシリーズ」の方が安いといった具合だ。

ほとんどのBTOメーカーで数種類のブランド(ゲーミングPC、クリエイター向けPC、一般向けPC、法人向けPC etc.)を展開されている。ユーザーの用途に合わせて選びやすいと言える。今回はそのようにいくつかあるブランドの中であえて一般ブランドを選択するべきだというわけだ。下記にゲーミングPCブランドと一般ブランドの違い(ゲーミングPCブランドの特徴)をまとめているので参考にして欲しい。ゲームプレイにおいて深刻な影響を与えることはないので選択肢に入れても問題ないだろう。

一方で、最近はやや形は変わってきていてTSUKUMOではゲーミングブランドの「G-GEAR」から格安ゲーミングPCが販売されている。また、ドスパラでも本来ビジネスモデルであるはずのLightningブランドもゲーミングPCのラインナップとして扱われている。今後この垣根はなくなっていくのかもしれない。

セール&キャンペーン対象モデルはお得度アップ

sale一般ブランドの中でも売れ筋モデルはセール対象となることも多い。激安モデルを探すならセール情報は必ずチェックするべきだ。ショップごとに特色も異なるので確認しておくと良いだろう。

ただし、当ページで紹介しているいわゆる激安ゲーミングPCは元々の価格が低いためそれほど割引額が大きくない。数千円でも割引されていれば十分だ。それでもお得に購入できることに違いはない。大幅な値引きが期待できるのは、税抜15万円以上のハイクラスのモデルとなる。

また、CPUやメモリの無償アップグレードは期待できないだろう。さすがにそこまで求めてしまうのは酷だ。安いゲーミングPCを購入する際はセール情報もチェックしておきたい。割引額やコスパを考えると15万円以上のモデルの方が魅力的だ。

ゲーミングノートPCも選択できる

GALLERIA GCR1660TNF-Ereviewほんの数ヶ月前までゲーミングノートPCは選択肢に入らなかった。最低でも税込12万円以上の予算を用意しておく必要があったのだ。しかし、Ryzen 5 4600HやCore i5-10300Hなどのコストパフォーマンスに優れたモバイル向けのCPUが登場したことでかなり価格が引き下げられている。特にドスパラで顕著でかなり安く購入することが可能だ。

性能も最低限のレベルはクリアしている。今なら税込10万円台から購入することができる。ゲーミングノートPCならキーボードやモニターを後から購入する必要がなく1からゲーム環境を作るなら安上がりになる。2022年時点ならゲーミングノートPCも選択肢として悪くない。ただし、ゲーミング性能を含めたコストパフォーマンスを考えるならデスクトップには及ばない。

中古のゲーミングPCはデメリットが多い

安さを追求するなら多くの方の頭に”中古”という文字が浮かぶだろう。中古のゲーミングPCについては別の記事にまとめているのでそちらを参考にして欲しい。

基本的にはデメリットが大きいため自信を持っておすすめすることはできない。当ページでは、新品でかつ比較的安いゲーミングPCに焦点を当てて紹介している。

格安ゲーミングPCの性能について

Lightning AH5

  • フルHD環境×低~中設定が中心
  • ローエンドのグラフィックボード登場で革命が起きた
  • 第二・第三世代Ryzen 5シリーズも後押しに

GTX 1650の登場で激安ゲーミングPCが現実味を帯びてきた

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格安ゲーミングPCになると選択肢はある程度限られてしまう。グラフィックボードはエントリークラスのGTX 1650となる。2019年4月30日にTuring世代のエントリークラスのグラフィックボード「GTX 1650」が登場した。価格は$149とGTX 1050 Ti($139)よりも少し高いぐらいだ。これでGTX 1050 Tiを大きく超える性能を持っていることから注目度が高い。GTX 1060 3GBに近いパフォーマンスを発揮する。

搭載ゲーミングPCとなると価格はほぼ同等でGTX 1050搭載モデルよりもゲーム適正が高い。発売したばかりということもあり今後もう少し安くなる可能性もある。そうなれば激安ゲーミングPCが現実のものとなってくるかもしれない。なお、現時点でも税抜き7万円台で購入できるため十分選択肢に入る。GTX 1050では心もとないと思うユーザーの方はぜひチェックして欲しい。

GTX 1650 SUPER搭載モデルの消滅

GTX 1650の後継モデルとしてGTX 1650 SUPERがリリースされたが、半導体不足の影響もあって実質ラインナップから消滅している。エントリークラスのグラフィックボードを探しているならGTX 1650が唯一の選択肢となる。

Ryzen 5シリーズが激安モデルを後押ししてくれる

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RyzenシリーズはIntel製CPUと比べてもコストパフォーマンスの高さが光るCPUだ。低価格帯のモデルでもRyzen 5 3500搭載モデルが中心となっている。上位モデルであるRyzen 5 3500X搭載モデルはほとんど見かけなくなってしまった。

このクラスのCPUと合わせるのにGTX 1650/GTX 1650 SUPER、GTX 1660/GTX 1660 SUPERが最適だろう。高すぎない性能の方がボトルネックとならず性能を発揮しやすいからだ。もちろん価格を引き下げるという意味でもエントリークラス~ローエンドクラスのグラフィックボードがベストだろう。

ゲーム適正だけを見るとIntel Core iシリーズのほうが優れている。ゲーミング適正だけを考えるとRyzenシリーズより高いと考えて間違いない。よく言われているようにマルチスレッド性能を比べるとRyzenシリーズに及ばない。上記のグラフだと物足りなく感じてしまうかもしれないが、心配しなくても良い。

Core i5-10400でもRyzen 5 3600に近いパフォーマンスを発揮する。Core i3-10100でもRyzen 5 3500に近いと考えて間違いない。それでもできればIntel製CPUならCore i5-10400以上を選択するべきだろう。価格面では激安ゲーミングPCではやや不利なのが現状だ。激安ゲーミングPCでコストパフォーマンスに優れたモデルはRyzenシリーズが多いことは理解しておこう。

フルHD×標準設定以下が基本となる

激安ゲーミングPCは搭載されているパーツ的にゲーミング性能はそれほど高くない。フルHD環境でのゲームプレイが中心で高解像度への適性は低くなってしまう。高リフレッシュレートモニターを活かすことも難しい。そのようなゲーム環境での使用は想定されていないのだ。

さらに、フルHD環境でも最高設定でのゲームプレイは厳しいということは理解しておこう。過度な期待はしない方がよい。世代ごとにエントリークラスの性能が底上げされているとは言っても。、将来性についても疑問が残る。今後新しいタイトルが登場したときに対応できるかどうかはわからない。長い目で見たときにどちらがよいのかはしっかり判断して欲しい。

実際前世代のロークラスだったGTX 1050 TiやGTX 1050はかなり厳しい状況だ。ロークラスのグラフィックボードの場合次の世代のモデルが登場したときに適正がぐっと下がってしまうのだ。新しい世代になるとグラフィックボードの性能の底上げが行われてそれに合わせてゲーム側も要求スペックを高くするから自然なことだと言える。

とにかく安いゲーミングPC特集【2022年】

主要なBTOメーカーで販売されている価格の安いゲーミングPCをピックアップした。価格が安い順に紹介している。なお、ここで紹介しているモデルは、別途送料が必要となってくるので注意して欲しい。表示価格から概ね3,000円程度アップとなる。

おすすめは、パソコン工房の「SENSE-M05M-114-RFX」だ。ゲーミングPCブランドのパソコンというわけではないが、ローエンドクラスのグラフィックボードを搭載していて十分対応することができる。税込10万円以下という括りにおいてトップクラスのコスパを誇る。

Lightning AH5(ドスパラ)

Lightning価格:94,980円(税込)
CPU:Ryzen 5 3500
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 8GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:450W BRONZE

公式サイト

Lightning AH5は、最安値クラスのモデルとなっている。価格が不安定で79,980円・89,980円・94,980円と頻繁に価格調整が行われている。今が一番高いタイミングということになるが、実際これより安価なモデルを探すのが至難の業だ。グラフィックボードにはTuring世代のエントリークラスであるGTX 1650を搭載していて設定調整が前提となるもののある程度のゲームプレイに対応することができる。昔のタイトルをプレイするために購入するなど用途を限定している方向けだ。ドスパラが最安値を目指すために作り上げたギリギリの一台だと言える。メモリ8GB、SSD 500GB NVMe対応と意外と構成も充実している。電源ユニットは450W BRONZEで十分だ。

GAシリーズ FRGAH570/WS1650/NTK(フロンティア)

FRGAH470FWS7価格:95,800円(税込)
CPU:Core i5-10400F
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:600W BRONZE

公式サイト

フロンティアの台数限定セールの対象モデルだ。税込9万円台で購入できるのは嬉しい。グラフィックスには低価格帯の味方であるGTX 1650を搭載している。CPUにはIntel第10世代のCore i5-10400Fを搭載している。旧世代のCPUながらゲーミング適正はまずまずだ。メモリ16GB、SSD 512GBと構成も充実していて選びやすい。電源ユニットは600W BRONZEを採用している。

STYLE-M056-101-RFX(パソコン工房)

STYLE-M1B3-R5G-VHS-K価格:97,980円(税込)
CPU:Core i3-10105
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:500W BRONZE

公式サイト

GTX 1650×Core i3-10105を搭載したビジネスモデルとなっている。ゲーミングPCと呼ぶには心許ない。パソコン工房ではCore i3シリーズを搭載してなんとか10万円を切る価格設定となっている。Core i3-10105はCore i3-10100の後継モデルでクロック周波数が少しだけ高められているが、性能自体はRyzen 5 3500と比べても見劣りしてしまう。ゲームプレイをメインに考えるのではなくビジネスモデル+αと考えるべきだ。メモリ16GB、SSD 500GBと構成が充実していてオールラウンドに対応することができる。

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