テレビアニメ「『鬼滅の刃』 遊郭編」最終話で明かされた鬼の兄妹の過去に反響が広がっている。ふたりそろって“上弦の陸”を背負う妓夫太郎と堕姫の兄妹愛が、視聴者の涙を誘ったようだ。
吾峠呼世晴氏による漫画「鬼滅の刃」は、2016年11月から2020年5月まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された大ヒット作品。2019年放送のテレビアニメをきっかけに社会現象的なブームを巻き起こし、コミックスのシリーズ累計発行部数は1億5000万部を突破した。さらに2020年10月16日に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の興行収入は400億円に到達し、国内歴代1位の記録を更新した。昨年12月より新作テレビアニメ「『鬼滅の刃』遊郭編」の放送がスタートした。
「『鬼滅の刃』遊郭編」最終話にあたる第11話「何度生まれ変わっても」では、“上弦の陸”の鬼である妓夫太郎と堕姫の過去が明かされた。まだ人間だった頃のふたりは、遊郭の最下層に生まれて、ふたりで支え合って暮らしてきた。主人公の竈門炭治郎と竈門禰豆子と同じく、妓夫太郎と堕姫の兄妹もまた強い絆で結ばれていることが描き出された。
アニメ制作会社「ufotable(ユーフォーテーブル)」公式Twitterアカウントは放送後、人間の子どもだった頃の妓夫太郎と堕姫を切り取った場面写真を公開した。ふたりの兄妹愛に涙した視聴者は多かったようで、「妓夫太郎と堕姫にギャン泣きでした」「兄妹愛がせつなくて...涙なしには観れませんでした」「ボロ泣きしました 最高でした」といった声が寄せられている。「形は全然違ってしまったけど兄妹の絆の強さは竈門兄妹と同じ」「お兄ちゃんは最後までお兄ちゃんだった!」「来世の兄妹の幸せを願っています」「大好きホント幸せになって欲しい」など、鬼の兄妹の幸せを願う声は多い。