五代才助(友厚)
ごだい・さいすけ(ともあつ)
ディーン・フジオカ
※大河ドラマ初出演
薩英戦争で捕虜となるも釈放される。長年の長崎遊学から世界情勢に通じており、貿易による富国強兵を唱えて渡英。留学中にパリ万国博覧会の情報をいち早く得て、薩摩藩としての参加を実現し、幕府の威信を落とす。このとき、幕府側の一員として参加していたのが栄一だった。後に「西の五代、東の渋沢」と称される実業家となる。
【コメント】
大河ドラマに初めて出演させていただけることをとても光栄に思います。そして、連続テレビ小説『あさが来た』の時と同じ五代友厚役を再び演じる機会をいただいたことを心からうれしく思うとともに、時を超えた不思議な縁を感じております。
日本の近代史において「西の五代」が「東の渋沢」とどう関わり、大阪経済復興に身を捧げたのか。その力強い生きざまや、成し遂げた偉業について、視聴者の皆様とともに更なる理解を深めていけるよう「五代さん」を全身全霊で演じます。
土方歳三
ひじかた・としぞう
町田啓太
まちだ・けいた
池田屋事件で功績を挙げた新選組の副長。幕臣になった栄一とある任務で出会い、同じ百姓出身ということもあって意気投合する。鳥羽・伏見の戦いで敗れるが、官軍に抵抗して各地を転戦。榎本武揚(えのもと・たけあき)や栄一のいとこ・喜作らと箱館に渡り五稜郭を占領するが、新政府軍との壮絶な闘いの中で戦死する。
【コメント】
幼少のころ、木刀を振りながら新選組のダンダラ羽織を一度は羽織ってみたいと思っていた自分に、「楽しみにしていな」とできるならば伝えたい心持ちです。
あまり広くは知られていない渋沢栄一と土方歳三の関わり、交わらなさそうな人との出会いによって、何か変化が起こり今の時代にもつながるなんて本当におもしろいものだなと感じます。
バラガキ、土方歳三の誠とは何だったのか、寄り添いながら自分なりに体現したいと思います。