概要 
黒瀬深(@Shin_Kurose)とは政治系インフルエンサーとして知られるネトウヨツイッタラーである。
サウジアラビア在住や収入億越えを自称するなど虚言癖で知られる*1。
元名称はRAIE(@R8eru)。RAIE時代には黒澤峰楽名義で電子書籍を出版したこともある*2。
アカウント作成は2016年1月。
いつの間にか@Fuka_Kuroseに変わっていた。
フォロワー数は2021年11月時点でおよそ14.6万人だった。
政治思想 
安倍信者だが、大阪都構想に肯定的であったため、おそらく維新信者でもある*3。また、何故か桜井誠にも肯定的である。
さらにトランプ信者でもあるのだが*4、一方でネオリベラリズムとグローバリズムを熱烈に支持するという複雑怪奇な継ぎ接ぎ思想の持ち主である*5。
かねてより軍拡を続ける中国を日本の安全保障上の脅威と見なしており、2021年9月の自民党総裁選挙では国防を重視しているとして高市早苗を支持した*6。
なお2020年ごろから「ネトウヨの皇帝」や「ネトウヨ王」「ネトウヨ四天王」などを名乗っていたが、これらは全て黒瀬自身による(痛い)僭称である*7。
同一人物・工作員疑惑 
2020年6月における黒瀬の引退宣言とほぼ同時期に旧垢(@knife9000)が凍結したことや、その2日後に黒瀬が復帰した際に「僕の本垢」と発言したことで左派系インフルエンサーであるDr.ナイフ(@knife900)とは同一人物?らしいとの噂もある*8。いずれにせよ黒瀬深とDr.ナイフの発言は同レベルである。彼のツイートは9割方嘘と思っていい。
2019年4月1日には女性ネトウヨツイッタラーである水原麻衣(@Aahi69Mai)との結婚を報告したが、程なくして互いの黒歴史になった。発表日にちなんだネタかと思いきや、当時RAIE(黒瀬)は「今日はエイプリルフールですが結婚は本当です!」ともツイートしている。またこの婚約発表は水原垢の方でも同様に行われたために*9、黒瀬と水原が同一人物ではないかと疑うツイッタラーも存在する。
一部では政治アカウントの政治研究部(@seikenbu)をかつて運営していたとも噂されている。さらに2020年9月2日にとあるサイトで公開された記事には飯塚軍との関係を指摘されたが真相は不明である*10。
黒瀬グループと雨傘会 
黒瀬グループとは2019年12月に結成された黒瀬の囲いで、プロフィールに「黒瀬グループ @Shin_kurose」と記載するだけで誰でも加入できた*11。また黒瀬は削除したnote記事で「黒瀬グループとはTwitterのDMやDiscordなどで私が主催している団体をまとめてそう呼んでます。」とも説明していた*12。
主な活動内容は「皆でワイワイ」すること、要するに黒瀬とのオフ会だが、それ以外にも黒瀬は何度かグループ名義で政策提言ツイートを行ったことがある*13。組織の全容は不明だが、黒瀬によると「十二黒月」と呼ばれる特に優れた12人の論客や精鋭300人以上、各組織に武闘派などが所属しているという*14。
雨傘会とは2021年7月に新たに結成された黒瀬の囲いで、半値の横に雨傘マークを入れるだけでやはり誰でも加入できた*15。
その活動内容は「なるべく皆で仲良くしよう」というものだったが、同年11月に黒瀬がツイッターを引退してしまったために特筆すべき動きは見られなかった。ただし厳密に言えば、半値に傘マークを付ける行為は雨傘会結成以前からの恒例行事だったようである*16。また前述の自民党総裁選前後では傘マークを寿司やワニにしていたこともある*17。
なお黒瀬はツイッター垢以外にもブログやオンラインサロン、配信なども数多く手掛けており、それらの全てに言及することは到底できないが、黒瀬グループも主にDiscordやIDOBATAなどで活動していた。
2020年アメリカ大統領選挙 
2020年11月3日に実施されたアメリカ大統領選挙の際には(日本在住でありながら)バイデン派の不正選挙を主張する多数のツイートを行った結果、そのうち4つに大統領選に関する不正確な情報が含まれているとしてツイッター社から警告・注意ラベルを貼られたが、このことによる垢ロは特にされなかった模様。このため…かどうかは定かではないが、これらのラベルを貼った運営に対して黒瀬が抗議ツイートを行うことはなかった。
その内訳は警告が3ツイートで注意が1ツイートだったが*18、このうち1つが2021年1月27日付の読売新聞朝刊紙面版に掲載された記事に参考画像として添付されてしまう。画像は特定防止のためにアイコンなどがモザイク加工されていたものの、モザイクを貫通している上に無加工部分の内容からも明らかに黒瀬のツイート画像だと分かる状態だった。
当該記事は「虚実のはざま」というタイトルでネット上に拡散するフェイクニュースを特集した連載であり、言わば読売新聞からほとんど名指しで誤情報を拡散していると批判されたも同然だが、少なくともツイッター上で黒瀬がこの記事に対して反論することはなかった*19。
引退宣言と狂言自殺騒動など 
2020年6月9日に引退を表明するが、同年6月11日には復活してしまう*20。
その後も何事もなかったように活動を続けていたが、復活からおよそ1年になる2021年6月18日22時46分に突如自殺をほのめかすツイートを投稿し警察に通報されるという騒動を起こしてしまう*21。騒動は自殺予告直後から安否不明だった黒瀬が翌朝6月19日7時52分に生存報告ツイートを行ったことによりほぼ9時間で収束したが*22、この件にはかの唐澤貴洋弁護士(@CallinShow)からもツイートで苦言を呈された*23。余談だが黒瀬は後に唐澤にも喧嘩を売っている*24。
この騒動後もまた何事もなかったように活動を続けていたが、2021年11月1日に再び引退を表明し、アカウントを非公開にした*25。こちらは3日経っても復活していない(11月4日現在)。
2020年ごろから複数のアカウントから名誉棄損で訴えられ、2021年10月頃から裁判が始まった。
黒瀬の引退宣言から約2週間が経過した2021年11月12日に同年10月16日に黒瀬を突撃取材したとするFLASHの記事が公開された。それによると黒瀬は大阪府出身の25歳の男性で*26、2019年3月に大阪府和泉市にある私立大学「桃山学院大学」の社会学部を卒業しているという*27。