徳性（読み）とくせい

精選版 日本国語大辞典「徳性」の解説

とく‐せい【徳性】

〘名〙 徳義の観念を具えた本性。道徳心。道義心。
※翁問答（1650）下「一向に世人の誉をもとめて、徳性(トクセイ)の養をたちすて、混沌の死する事を知らざること、恰も楚女の寵愛をもとめて餓死したるに似たる故に」 〔礼記‐中庸〕

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普及版 字通「徳性」の解説

【徳性】とくせい

生得の道徳心。〔中庸、二十七〕故に君子は性をびて問學に(よ)り、廣大を致してを盡し、高を極めて中庸にる。

字通「徳」の項目を見る。

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