2002年5月28日午前0時ごろ、倉敷市広江の会社役員宅に、3~4人の男が
一階の窓ガラスを割って侵入。二階に住んでいた役員の会社の元従業員、
辻岡金一さん(80)の両手を粘着テープで縛り、「動くな」などと脅して逃げた。
 辻岡さんは午前六時五十分ごろに自力で隣家に助けを求めた。
 室内を物色した形跡があり、一階居間や寝室にあった役員のネックレスや指輪などの
貴金属六十七点が盗まれていたことが判明した。
 辻岡さんは胸の痛みなど体調不良を訴え、そのまま倉敷市内の病院に入院。
6月1日ごろから容体が急変し4日死亡した。