本気で取り組まないとブラック企業とみなされる──!??
「働き方改革」が推し進められ、「健康経営」の重要性がより高まるなか、どんどん存在感を増している「産業医」のことだ。
今回は、産業医と企業のマッチングを手がける株式会社Avenirにご訪問いただき、そこで活躍中の保健師 舍川さんとの対談をとおして、経営者が押さえておくべき『産業医』の活用方法について探っていく。
この記事から得られる学び
大手の投資会社等から出資を受ける株式会社メンタルヘルステクノロジーズ(メンタルヘルスソリューション及び、医学会向けITソリューション)の子会社として設立。
産業医活動を通じて健康経営による生産性向上をワンストップサービスとして支援することで、急成長を遂げている。代表取締役社長は刀禰真之介氏。
舍川さん
Avenir保健師 舍川美咲(しゃがわ みさき)三原
ビースタイル代表取締役会長 三原邦彦(みはら くにひこ)
三原 |
今日はお忙しいなか、ありがとうございます! (名刺を見ながら)あれ? 舍川さんは保健師の資格を持ってるんだ! Avenirさんではどんな仕事をしているの? |
舍川 |
はい。保健師として週に1~2度、契約企業さまを訪問し、健康相談を実施しています。また、月に一度設けられる衛生委員会にも出席し、ご要望のあった話題や、その都度皆さまにお伝えしたいことをレクチャーしたり、指導させていただいております。いずれもAvenirから派遣された産業医をサポートする立場ですね。 |
三原 |
そもそも産業医って、どの企業も必ず置かないといけないんだっけ? |
舍川 |
常時50人以上の労働者を使用する事業場は産業医を専任する義務があるんです。 もし違反した場合は、50万円以下の罰金に処されたり、厚労省のサイトに企業名を公表されたりするリスクがあります。最近は、働き方改革の流れで、労基署の定期監督が厳しくなっているようですし、企業にとって健康経営の推進は無視できない課題といえますね。 また、産業医を選任するだけで稼働させない「名義貸し」は完全に違法です。こちらも罰則の対象となりますので、経営者の方には気を付けて欲しいですね。 |
三原 |
そういう情報って、意外とみんな知らないよね。そうした産業医がフォローしきれない細やかな対応を、保健師としてサポートしていらっしゃるというわけだ。 |
舍川 |
はい、そうありたいと思っています(笑)。もちろん、産業医のほうが知識も権限もあるのですが、「お医者さんには聞きづらい」というような方々が、休み時間にふらっと来ていただけるような相談室を目指しています。 ちなみに、相談室の扉は常に開けているんですよ。一度面談にいらした方がたびたび遊びに来てくださったりもして(笑)。嬉しいですね。 |
三原 |
うわー、昔懐かしい保健室の先生のような存在だね。 |
舍川 |
ありがとうございます。でも、三原会長に面と向かって言われると、ちょっと照れちゃいますね。 |
三原 |
Avenirさんは、産業医を紹介して派遣するサービスだと思うけど、産業医くらい自分で探せるっていう経営者は多いんじゃない? |
舍川 |
問題は、産業医の資格があればだれでもいい、というわけではないということですね。事業場の業種、規模、雰囲気などに合った産業医をマッチングしないと、役割をまっとうできなかったり、カタチだけの対応になってしまう。パーソナリティの相性もあるので、ツテをたどったとしてもぴったりの方が見つかる可能性は相当低いと思います。 |
三原 |
Avenirに探してもらえば、会社に合った産業医が見つかるの? |
舍川 |
はい。ご提案の際に、事業場を3つのフェ-ズに分類することで見きわめをしながら、最適な産業医をご紹介しています。 第1のフェーズは、労働者が50人を超えたので、まずはコンプライアンスの対応をしたい、という段階。単純に法律的な対応ができればいいとお考えの企業さまがここに当てはまります。 第2のフェーズは、従業員が大体100人を超えた段階。この規模になると、大体1パーセントくらいの割合で休職が発生するのですが、そのような方の復職対応が上手くできる先生をご紹介します。 第3のフェーズは、メンタルマネジメント等の健康経営に取り組む段階ですね。この場合は、産業医の上位資格ともいえる労働衛生コンサルタントの有資格者など、全社の健康経営を促進する上で、より専門的な支援ができる先生をご紹介することになります。 |
三原 |
けど、結局どこの紹介会社も同じようなことをやってくれるんだよね? |
舍川 |
いえ、私たちAvenirの最大の強み、特徴である「CSチーム」のサポートはちょっと違います。一度産業医を紹介したらそれで終わり、というわけではないんです。 |
三原 |
舍川さんも「CSチーム」の一員なんだね。ここではいったい何をやってるの? |
舍川 |
私たちCSチームは、営業担当がお客様に対して課題解決に向けたご提案をした後、産業医と連携し、提案した内容を実際に履行していきます。 産業医の方だけでは、人事担当とうまくコミュニケーションがとれず、ニーズにそった業務を遂行できないことがよくあるのですが、私たちは業務を履行する責任をしっかりと負います。一般的な外部のコンサルティングと違って、会社の枠組みの中に入り、ご提案した内容を産業医にしっかりと遂行してもらうのです。 |
三原 |
会社と産業医の間に立って、業務遂行を支援してくれるのはすごく助かるね! |
舍川 |
そうなんです。産業医は法律関係や他社の事例についてどうしても疎くなりがちですが、私たちはこの分野での経験豊富なスタッフを擁し、数多くの事例を把握しているので、企業さまと産業医との間に入って、さまざまなアドバイスをしていくことができるんです。たとえば、人事の方がこれまで経験されていないような従業員の休職時の対応なども、過去の実績をもとにしっかりとサポートできます。 また企業によっては、ストレスチェックや健康ポイントのプログラムなど分かりやすいサービスだけを導入するケースがよくありますが、これらを有効に活用するためにはハブとなるべき産業医、さらには人事担当との連携が必要になります。そのため、全社的に健康経営を推進したいという場合にも、弊社サービスをご活用いただけるかと思います。 |
三原 |
けれど、実際に導入するとなると、かなり工数がかかりそうだね。人事担当者はただでさえ忙しいし、相当大変なんじゃない? |
舍川 |
よく聞かれますね。「これ以上、仕事が増えるのは困ります。」と(笑)。そこは、私たちがチームで支援に入らせていただくことで、ご負担は最低限で済むかと思います。これまでの実績や他社さんの事例をもとにして、提案から運用部分までサポートしますので、ご安心ください。 |
三原 |
それはいいね!けど、そこまでしっかりサポートしてくれるってことは相当お高いんじゃないの(笑)? |
舍川 |
大体月額5万円でご契約いただく企業さんが多いですね。規模にもよりますが、2万5千円というプランもあります。豊富な実績と知識を持つスタッフがさまざまなサポートをさせていただく、包括的なご案内ということで考えていただくと、かなりお安くご提供していると自負しています。 ちなみに、米国ジョンソン・エンド・ジョンソン社の調査では、『健康投資1ドルに対して、3ドル分の投資リターンがある』というデータもあります(経済産業省「企業による「健康投資」に関する情報開示について」平成26年)。つまり、これは「従業員の休職や退職によって将来発生する、見えないコストを減らすために投資をする」という考え方ですね。 |
三原 |
確かに退職者や休職者の対応や新規採用のコストってバカにならないし、最近では就職先を選ぶ基準として福利厚生がとても重視されるようになっているから、採用力強化としての価値もある。 そういう意味では、いまや企業の成長において、産業医の存在というのは不可欠なのかもしれないな。 ところで、いま現在、どれくらいの企業さんが利用されているの? |
舍川 |
400社ほどです。事業場数でいえばその倍くらいになりますね。現在は月に約50件ペースの新規のご契約をいただいています。 |
三原 |
すごいペースだ! まさに急成長!改めてじっくり聞くと本当に良いサービスだね。是非、知り合いの企業さんに紹介してあげたいよ! |
三原 |
最後にお願いがあるんだけど、この記事の読者限定でなにかサービスとかつけてもらえないかな?笑 |
舍川 |
それじゃあ、今回は特別に、この記事の読者様については、産業医の選任や切替について無料でご相談にのらせていただきます! どのような産業医が自分の会社に合うのか?や 既に契約している産業医はちゃんと機能しているのか?など しっかりと成果に繋がる産業医選びについて、無料でご相談にのらせていただきます! |
三原 |
産業医については分からないことが多いから、それはありがたいね! さらに、あともう一声っ!!笑 |
舍川 |
ええっ!もう一声ですか!?三原さんぐいぐいきますね。笑 仕方ないですね~… それでは、本当に今回だけ特別に、記事経由で産業医の選任をご依頼いただいたお客様については、医師選定手数料(マッチングの手数料)を割り引かせていただきます! 通常10万円かかる産業医の選定手数料を70%オフの3万円で対応しましょう! 三原さんのお願いだから、Avenir史上最大のお値引きをさせていただきます! |
三原 |
素晴らしいね!さすが舍川さん! ありがとう!! |