3連休初日、映画館を訪ねると、ほぼ満席の盛況ぶりでした。広島がロケ地となっている、あの映画です。
「朝10時前です。チケットを求める方がたで長い列ができています。」(中根夕希キャスター)
「ドライブ・マイ・カー、本日10時15分と15時50分は満席となっております。たいへん申し訳ございません。」(序破急 戸川喜史銀幕部長)
「売り切れです。(チケットは3日前から買えるようになっています。」(序破急 蔵本健太郎支配人)
村上春樹さんの短編小説が原作の映画「ドライブ・マイ・カー」。西島英俊さんが演じる演出家の男性が、演劇祭のために訪れた広島で、ドライバーの女性と出会い、亡くなった妻の秘密をたどっていく物語です。
世界最高峰の映画賞アカデミー賞で4部門(作品賞・脚色賞・監督賞・国際長編映画賞)にノミネート…。日本映画が、作品賞・脚色賞の候補に挙がるのは初めてです。作品は、多くの場面が広島市や呉市などで撮影されています。
「ここにたくさん写真ありますけど、こういった広島国際会議場、小谷SAとか、大部分で広島でロケされたということですが…。」(中根夕希キャスター)
「(広島の)最初の撮影が、小谷SAだったんですけど。西島さんの運転でさっそうと山陽道を広島に向かって走りだしていって、それをカメラが追っかけていくんですけど。俳優さんが直接、運転されるんだと驚いたり。(アカデミー賞ノミネートは)監督はじめみなさんが真しに映画作りに向き合っておられたので、それが報われてよかった。」(撮影に協力 広島フィルム・コミッション 西崎智子さん)
「(友だち6人で)カワヅザクラを見て、ここのロケ地を回ろうという話が出て、それまで見ておこうと思って、きょう、3人がまず見ることにしました。」
「風景をあらためて見直してみたいという気がしています。」(映画館を訪れた人たち)
「ノミネートの発表があった翌朝から行列ができまして、電話も問い合わせもひっきりなしで。本当に久しぶりの感覚です。ノミネートだけでも歴史的快挙ですからね。」(序破急 蔵本健太郎支配人)
広島でも盛り上がりを見せる「ドライブ・マイ・カー」。注目の授賞式は、来月27日です。
コメント (0)