このままでは『走る凶器』となるバス・タクシー・トラックがなくならない!経営者と労働者代表(連合加盟の労働組合)は「勤務と勤務の間を11時間以上」空けるルール作りをやめないで下さい!
このままでは『走る凶器』となるバス・タクシー・トラックがなくならない!経営者と労働者代表(連合加盟の労働組合)は「勤務と勤務の間を11時間以上」空けるルール作りをやめないで下さい!
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私たちは今、バス・タクシー・トラックのドライバーの健康を守り、また、交通事故を防ぐため、勤務と勤務の間に最低でも『11時間は仕事から離れる時間(休息期間)を保障するルール』を作ることを求めています。
そうした趣旨で昨年末におこなった署名には、多くのみなさんのご賛同とコメントをいただきました。厚生労働省に約2万8000筆の署名と、コメントとを提出するとともに、記者会見をおこないました(この問題を今回はじめて知ったという方は、ぜひ文末の【署名】と【会見】をご一読ください)。
みなさんのご協力のおかげで、厚生労働省は要請を重く受けとめてくれました。
また、「休息期間が短くては、過労死を防げないばかりか、バス・タクシー・トラックが『走る凶器』となってしまう。その問題意識は共有している。だからこそ、新しいルールとして、『11時間以上』を原則とする原案を示した」といった趣旨のお話を伺うことができました。
しかし、新ルールを決める厚生労働省の審議会では、上記の「原案」に対して経営者代表が反対し続けて議論が紛糾、「9時間を原則とする」という妥協案が示される事態となっています。
そして、なんと…今年1月14日に行われた審議会では、労働者代表の一部(バスドライバーを組織する、連合加盟の労働組合)が、『休息時間は11時間以上とするよう努めること、ただしそれを下回る場合は9時間とする』としてもらいたい、という発言をしました。つまり、11時間は努力義務でかまわないと意見表明したのです!
残念ながら、私たちはこの審議会には参加できません。このまま、バスについて「休息期間9時間原則」の内容で労使が合意してしまうと、他の業種にも波及するおそれがあります。
せっかく厚労省が11時間という案を示してくれているにもかかわらず、経営者と労働者の代表が9時間で合意してしまうなんていうことは、絶対にあってはならないことです。
結論をまとめる時期が迫っています。私たちはこの危機的な状況を打開すべく、経営者と労働者代表に対し、新たな緊急署名とコメントとを携えて、申し入れを行うことにしました。
要旨は以下のとおりです。
●勤務と勤務の間の「休息期間」を原則11時間以上とする基準の設定に賛成してください。
この署名への賛同と、コメントが増えれば増えるほど、この問題への注目度が高まっているというメッセージを、経営者と労働者の代表に届けることができます。
ドライバーの健康を守りたい。誰もが被害者になりうる交通事故を防ぎたい。そのために、みなさんに協力をお願いしたいのは、以下の3点です。
①この署名にサインする
②経営者と労働者の代表宛にコメントを書く
③この署名の情報をSNSなどで拡散する
私たちは2月の第2週を目処に、経営者代表の所属する団体(全国ハイヤー・タクシー連合会、日本バス協会、全日本トラック協会)と、労働者代表の所属する労働組合(交通労連、運輸労連、全自交労連、私鉄総連:すべて連合に加盟している労働組合)に、みなさんからの署名とコメントを提出して、申し入れをおこなう予定です。
もうあまり時間の余裕がありません。いそいで行動する必要があります。みなさんが注目しているという強いメッセージが必要です。ぜひ、みなさんのパワーをお貸し下さい。どうかよろしくお願い致します。
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【署名】トラック・バス・タクシーの運転手が安全運転できるようにしたい。過労死をなくしたい。そのために、ちゃんと休息時間を保障してください!(厚労省への署名)https://chng.it/y8bdMyyNB6
※この署名には、政府機関の委員などを多数務める小室淑恵さん(株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長 https://work-life-b.co.jp/topmessage)からも、ご署名と賛同のコメントをいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。https://chng.it/xXmRfmzPsP
【会見】バス・タクシー運転手 拘束時間や休息 労組など厚労省に要請書 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013403171000.html