昨日のぞろ目
>無題Nameとしあき 22/02/10(木)01:26:05No.16946733+
>ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！
>無題Nameとしあき 22/02/10(木)01:27:50No.16946744+
>ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕はミルヒっぱい
ラスレス
>ラスレスならユキカゼの衣装がレースクイーンになる

時には防ぎ、時には避け、また時には食らっていく
それが何度も繰り返されていくうちに両者に『差』が出始めた
　「あぁぁ！（ｽﾞｶﾞｧﾝ!）」
　「やぁぁ！（ﾄﾞｫﾝ!）」
フーカが押され始めている
僅かにだがリンネの手数が増え、フーカは防戦が増えてきていた
　「大丈夫…やっぱりリンネは強いわ」
ジルもその戦いを見ながらリンネの動きが変わっていきつつある事に気付いていた
リンネはフーカの動きやパターンを覚え始めたからだ
　「フーカ選手も爆発力はある…古流武術の歩法や打撃もリンネは経験が薄い
　　でもそれだけよ…慣れてしまえばリンネはもう食らわない」
覇王流という古流武術にリンネが慣れれば勝利は揺るがない、そう思っていた

エリオと一歩と憧れと＜思いを込めて打ち抜く一撃＜ストライク＞＞

フーカが距離を詰め、そして構える
その動きを読み切ったリンネは次に来る攻撃に備えていた、が
　「ふっ！（ﾄﾞｶﾞｧ!）」
フーカが繰り出したのはローキックだった
軸足に繰り出されたローキックはリンネの読みとは違う
予想外の攻撃にリンネは戸惑いつつも姿勢を修正しようとしたが
　「はっ！（ｽﾞｶﾞｧﾝ!ｽﾞｶﾞｧﾝ!）」
今度は至近距離で繰り出される左右のフックがリンネの顔面を捉えた
　（ストライクアーツの技！？そう言えば1回戦でも使ってた
　　そうか…高町選手やリナルディ選手から技術を教わっていたんだ
　　けどそれも警戒すればいいだけ！）
覇王流以外の技が出た時はさすがのリンネも動揺しただろう
しかしそれも込みで警戒すれば次は食らわない、そう思っていた
　「はぁぁ！（ｼｭﾊﾞｧ!）」
リンネが放った蹴りをフーカは俊敏な動きで回避したのである

　（ｷﾞｭﾜｧ!）
　（速い！？）
その動きは今までのフーカとは違う
両足に魔力を付与し自身の両足で駆ける速力を増した移動術式
瞬時にリンネの攻撃をかわして懐に入ると両手から繰り出される発勁
これはストライクアーツでも覇王流でもない
リオの春光拳の技術だ
　「はっ！（ｽﾞｶﾞｧﾝ!）」
次に繰り出した蹴りはミウラが得意とする蹴り技
今フーカはナカジマジムの選手達全員の技術を繰り出している
　（技のパターンが読めない！？動きが！？）
　「ありえない！？古流武術と近代格闘技を並行で覚えさせるなんて！？」
ジルも大きく動揺していたのも無理はない
格闘家が様々な流派の技術を学ぶ事自体本来ならばありえない事だからだ
この光景を見たノーヴェもようやく安心した様な気持ちになっている

　（実際あたしらも賭けではあった…アツェレイが提示した一つの可能性
　　それは一歩間違えればそれまでの練習が全部台無しになりかねない
　　格闘技初心者で素人のフーカだからこそ成し得た事だ
　　元々自分が食らった技に関しては抜群の吸収力とセンスを持っている
　　アツェレイが提示し、フーカが決意し、覚悟した道
　　それを現実のものにしたフーカの努力と才能はリンネにだって負けてねぇ！）
突然の事に動揺したせいでリンネは攻撃をかわす事が出来なかった
フーカの多彩な技を食らい吹っ飛んだリンネは壁に叩きつけられる
それだけではない、今までとは打って変わって尋常ではない痛がり方をしていたのだ
　「リンネ選手のあの痛がり様…」
　「折れたな…肋骨か…下手すりゃ胸骨か」
観客席のU-19先輩達は正確に分析する
その凄まじい打撃の連打はリンネに確かなダメージとして残っていた事を
　「あれで競技歴4ヵ月って…末恐ろしいですねぇ」
エルスが半ば呆れつつも感心しているとそれをジークは嬉しそうに語り始める

　「フーにゃんの拳は持って生まれた天性のもの
　　骨格レベルで恵まれた素質に覇王流、そして魔力運用が合わされば
　　防御しようと関係ない、急所ではなくとも関係ない
　　当てた所を破壊する、当てた所が急所になる
　　神の一撃…『神撃』の領域…あの子は…4ヵ月目でもうそこに踏み込み始めてる」
『神撃』は持って生まれたもの、後からそこに到達したもの
様々な理由でその領域に辿り着いた者が持つ必殺の一撃である
ジーク、アインハルト、ミウラ、ヴィヴィオ、そしてアツェレイ
これらの者達の中に今フーカが一歩その足を踏み込み始めた
　「ぐっ……うぅぅぅ……（ｻﾞｯ）」
ふらつきながらもリンネは立ち上がった
当然ながら痛みが引いた訳でもない
激痛に耐えながらまだ戦う意思を示している
それを見たジルは試合の続行を決断した
本来ならばこの時点でギブアップを宣告すべきだがリンネの意思を尊重したのだ

　（ｽﾞｶﾞｧﾝ!...ｽﾞｶﾞｶﾞｧｧｧﾝ!）
骨が折れている激痛でもリンネが繰り出す攻撃は鋭く重たい
それを食らうフーカは意識が飛びかけるのを必死に堪えている
だがそんな中リンネに変化が訪れた
　「リンネ……泣いているの？」
ジルだけではなくその場にいた全員が気付いていた
リンネは攻撃を繰り出しながら涙を流している事に
勿論それはフーカも気付いている
その涙は痛みからくるものではない事は全員が気付いていた
　「心に迷いがある状態では最大限のパフォーマンスは発揮出来ない
　　リンネ選手は辛い状態だろう…」
　「ミウラとヴィヴィオ以外であそこまで苦戦させられたのもあるだろうな
　　本来の実力が発揮出来ずにいる」
ミカヤとノーヴェの指摘は正に的確だった
ここまで心に迷いがある状態になったのもリンネにとって初めての事である

試合の中で少しずつ意識が薄れていくのをリンネ自身が感じている
その中で思い浮かぶのはリンネが格闘技を始めたばかりの頃
ジルに連れられて観戦したとある試合
そこにはU-19世界王者として圧倒的な強さを見せるアツェレイの姿があった
どんな試合でもどんな相手でも決して油断せず慢心せず
ただひたすらに相手を圧倒し倒していく姿
その姿にリンネは強い憧れの感情を抱いていた
自分もあんな風に強くなれたらきっと迷う事はないのだろうと
あんな風になりたいと、強く願うようになった
その為にまずはU-15という舞台でのし上がらなければならない
強くなって更なる高みを目指すにはU-15の頂点に立たなければならない
それがリンネが志した最初の一歩
薄れゆく意識の中でその過去の出来事がフラッシュバックし
同時に厳しく辛いトレーニングの日々で浴びせられたジルの言葉が浮かぶ
　『パンチは腕で撃つんじゃありません！地面を蹴って！』

半分意識が無い様な状態でただジルの言葉だけが強く響く
リンネの身体から無駄な力が抜け精錬された動きに変わり
　「（ｽｩｩ....）はぁぁぁぁ！！！！（ﾄﾞｯ!....ｶﾞｧｧｧｧｧｧ!）」
繰り出された渾身の一撃がフーカの防御を抜き顎に直撃したのである
足元はアスファルトが砕け亀裂が入り陥没
同時にフーカは大きく吹き飛ばされた先の自動車に突っ込んだ
自動車のボンネットが歪みフロントガラスが粉々になる程の威力
フーカの身体は自動車のボディでバウンドし地面の上へと叩きつけられた
会場全体が静寂に包まれる程今の一連の流れは衝撃的であっただろう
フーカが押していた中で突然リンネの反撃
それも今まで試合中に出した事が無い威力の攻撃を繰り出した
その結果フーカは完全にダウンしてしまっている
　「起きなさいフーカ！フーカ！！！」

NEXT：『覇王断空拳』

>同時に厳しく辛いトレーニングの日々で浴びせられたジルの言葉が浮かぶ
>　『忘れてしまったの？サイコガンは心で撃つのよ…』

>フーカが押していた中で突然リンネの反撃
>それも今まで試合中に出した事が無い威力の攻撃を繰り出した
>その結果フーカは完全にダウンしてしまっている
やべーぞ！百合乱暴だ！

>>同時に厳しく辛いトレーニングの日々で浴びせられたジルの言葉が浮かぶ
>>　『忘れてしまったの？サイコガンは心で撃つのよ…』
それはーまぎれもなくーやーつさー

>やべーぞ！百合乱暴だ！
リンネ「相手の意識がない状態で致すのは合意とみなします！（ｷﾘｯ!」

>>やべーぞ！百合乱暴だ！
>リンネ「相手の意識がない状態で致すのは合意とみなします！（ｷﾘｯ!」
？？？「合意と見てよろしいですね？」

>リンネ「相手の意識がない状態で致すのは合意とみなします！（ｷﾘｯ!」
衆人環視、しかも身内ばかりの中で野外プレイとかレベルが高すぎる…

ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！

ゾロ目ならアツェレイをノーパンミニスカメイドの衣装で拘束してクランの家に放置する

ゾロ目
アツェレイとリンネのフラグが立つ

ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕は英雄王アデルっぱい

ラスレスならミカヤさんの衣装がミニスカポリスになる