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2022-02-06

カップ麺牛乳戻し」子ども食生活危機的だ


味噌汁臭い」「朝食は冷凍餃子実態は?

子どもの食について考えてみませんか?(写真プラナ/PIXTA

食品添加物の現状や食生活危機を訴え、新聞雑誌テレビにも取り上げられるなど大きな反響を呼んだ『食品の裏側』を2005年上梓した安部司氏。70万部を突破する大ベストセラーとなり、中国台湾韓国でも翻訳出版され、いまもなおロングセラーになっている。

その安部氏が、『食品の裏側』を発売後、全国の読者から受けた「何を食べればいいのか?」という質問に対する答えとして、このたび『世界一美味しい「プロの手抜き和食安部ごはん ベスト102レシピ』を上梓した。15年の間に書きためた膨大なレシピノートの中から、たった5つの魔法調味料」さえ作れば、簡単時短に作れるレシピを厳選した1冊だ。

発売後、たちまち6刷5万部を突破し、各メディアで取り上げられるなど、大きな話題を呼んでいる安部氏が「子ども食生活に迫る危機」について語る。

手作りおにぎり」を食べたことのない子ども

食品の裏側』がベストセラーとなったことで、私は講演会食育セミナーに招かれ、全国を飛び歩くこととなりました。そこで私は「家庭で今、なにが食べられているのか」、その実態をうかがい知ることになります

世界一美味しい「プロの手抜き和食安部ごはん』にも書いたことですが、衝撃的だったのは、「手作りおにぎりを初めて食べた5歳の子ども」でした。

世界一美味しい「プロの手抜き和食安部ごはん ベスト102レシピ』(書影クリックすると、アマゾンサイトジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)

ある保育園食育講座で、「おかか入りのおにぎり」を作ったときのことです。それを食べた5歳の子どもが「おにぎりってこんなにおいしいんだね」と言って感動しているのを、保育士さんが「よかったね」と言って抱きしめて泣いているのです。

の子は「手作りの温かいおにぎり」を5歳になって生まれて初めて食べたということでした。おにぎりとは「コンビニの冷たいおにぎり」であって、手作りのものを食べたことがなかったのかもしれません。

別の保育園では「味噌汁が『臭い』と言って飲めない子どもがいる」という話を聞きました。

給食味噌汁を出すと「こんなものは飲んだことがない」「変なニオイがする」と言って飲めない子どもが、毎年必ず何人かはいるというのです。

子どもたちの食生活実態がどうなっているのか、疑問に思った私は、機会があるたびに子どもたちに「今日朝ごはんに何を食べてきた?」と聞くようにしました。

カップ麺牛乳戻し」を朝食に食べる5歳の子ども

ご飯みそ汁焼き魚」「トーストハムエッグサラダ」などという、いわゆる一般的朝ご飯を食べている子どもももちろんいましたが、それはむしろ少数でした。

多かったのが「菓子パン」。それと「インスタントポタージュスープ」という組み合わせも多くありました。

なかでも好まれているのはコーンポタージュで、「冷凍タコ焼き」「ロールケーキ」というパターンもありました。

それから、これはあるお母さんから聞いたのですが、その家では朝ごはんに「(冷凍食品の)餃子」を食べると言っていました。

そのお母さんは、「餃子はお肉、野菜小麦粉と、栄養バランスが一番いい。この(冷凍食品餃子)1品で必要栄養が摂れます」と胸を張っていました。それは確かにそうかもしれませんが……、私は返答に困ってしまいました。

これで驚いてはいけません。さらに驚いたのは「カップ麺牛乳戻し」です。カップ麺をお湯で戻すのではなく、熱々に沸かした牛乳で戻して食べるのだそうです。

「なぜそんなことを?」と思いますよね。「お湯を使うよりも、牛乳のほうが栄養価が高いから」だそうです。

からカップ麺ではあまり体によくないから、牛乳を使うことで罪悪感を帳消しにするということでしょうか。とにかくそれが「5歳の子もの朝食」だというのです。

返答に詰まるどころか、絶句してしまいました。「朝から冷凍餃子」の朝食が立派に思えたほどです。

カップ麺牛乳戻し」は極端な例としても、私が気になったのは、朝から「甘いもの」を食べる子どもがとにかく多いということです。

から「甘いもの漬け」になっている子どもたち

「朝はパンです」といっても、よく聞いてみると、食パンではなくて「菓子パン」なのです。「あんパン」や「メロンパン」「デニッシュ」といったものです。

親も朝は忙しいから、トーストを焼く時間も惜しい。菓子パンなら買っておいたものをそのまま食べさせられるから便利だということでしょう。

食パン」という人もいましたが、「マーガリン砂糖を混ぜたものを塗る」「チョコなどの甘いスプレッドを塗る」などのパターンが多いのが印象的でした。

それに呼応してかどうか、今は市販食パンビックリするほど「甘いもの」が多いと感じています。糖分をたっぷり入れていて、菓子パンと変わらないほどの甘さになっています

折しも「高級食パンブーム」だそうです。店によっては行列ができるほどの人気だといい、メディアでもよく取り上げられています

どの食パンも「しっとりモチモチ」がウリだそうですが、あれは私などに言わせれば糖分と油の入れすぎで「じとっ」としているとしか思えません。

「何もつけずにそのまま食べてもおいしい」というけれど、あれだけ糖分と油が入っていれば、何もつけなくておいしいのは当たり前です。

いずれにしても、私が食品加工の現場に立っていた現役時代からは考えられないほどの糖分の使い方です。

それをみんな「おいしい」といって奪い合うように食べているのです。昔ながらのオーソドックス食パンは、姿を消していく運命にあるのかもしれません。

日本人が糖分を摂りすぎていることについては「日本人の体を壊す『隠れ糖質』とりすぎの深刻盲点」に書いたように、かなり深刻な問題だと私は思っています

ましてや、子どものうちから、糖分をたっぷり体に入れることがどんなにリスクが高いか。親御さん方には、ぜひ危機意識を持ってほしいと私は切に願います

自主尊重」ではなく「好き嫌い」をさせているだけ

しかしこの話をすると、「うちは子ども自主性を大事にしたいから」とおっしゃる方がいるのです。つまり子どもの食べたがるもの、好きなものを与えることが、「子ども自主性」を尊重することになるというのです。

たとえば子ども野球をやりたいというなら野球やらせてあげるとか、ピアノが習いたいというならピアノを習わせるというのは、確かに自主性を大事にするということでしょう。

でも、それと「好きなものだけを食べさせる」のは根本的に違う話です。「子どもの好きなものだけを食べさせる」のは、たんなる「好き嫌い」をさせているだけです。

野菜を食べないと、栄養が足りなくなって元気が出ないよ」「魚を食べると頭が良くなるよ」などと教えるのが家庭教育ではないでしょうか。「子どもの舌を作る」のは親の教えなのです。

好きなものを好きなだけ食べさせる食生活を続けたら、子どもの味覚はおかしくなるに決まっています

全国を回って、子どもたちの味覚がおかしくなっていることに危機感を覚えた私は、「令和の時代和食バイブル」を目指し『安部ごはん』を出版しました。

家庭で「手作り和食」を増やすことが大事ですが、面倒で手間のかかる作り方では、誰しも忙しいので、作ってくれない。そこで「5つの魔法調味料」を考案し、「これさえあれば、おいしい和食簡単に、時短で、誰でも失敗せずに作れる」レシピを開発しました。

子どもの舌」は発達途上です。今ならまだ取り戻せます。そのためにはやはり「和食」で、「天然のだしを使った和食」を食べさせることが一番だと私は思うからです。

「だしの素」をやめた家族に起きた変化

私の講演を聞きに来たことがきっかけで「だしの素」をやめたお母さんがいました。昆布かつおぶしで、だしをとるようにしたのです。

「だしの素をやめたい」という人に対して私がいつもアドバイスするのは、「徐々に切り替える」ということです。

「だしの素」をいきなりやめると、必ずと言っていいほど家族から「おいしくない」「味が薄い」と文句が出ます。だから最初は少しずつにして、徐々に切り替えることが大事です。そのお母さんもそのとおりに半年かけて「だしの素」をやめたのです。

ところが、半年後にそのお母さんの妹さんが来て「今日はおばちゃんご飯を作ってあげるね」ということになったそうです。

妹さんは台所に残っていた「だしの素」を使ってみそ汁を作ったそうです。その味噌汁を飲んだ子どもたちは「いつもと違う」「後味がもわっとしておいしくない」と言い出したそうなのです。

わず半年で、子どもの舌は「だしの素」ではなく、「天然のだし」をおいしいと思うようになっていたのです。

これはだしの話ですが、もちろん糖分、油分についても同じことです。「正しい味」を教えれば、必ず「子どもの舌」は取り戻すことができます。そうすれば自然と「甘すぎるもの」「油っこすぎるもの」「人工的なつくられた味」を遠ざけるようになります

「頭」ではなく「体」と「舌」を変えることが「糖分や油分のとりすぎ」を減らす、確実な、そして大きな一歩になります

和食」を通して育った「本当の味覚」は、子ども健康につながる「一生の宝」になる、私はそう確信しています

2022-01-27

anond:20220127130326

前の価値観に戻るってことはあり得ると思う。

少し思い出した例がある。

日本人愛国戦後低下したらしいけど、2000年初期の日韓ワールドカップあたりで愛国者化する若者話題になった。

関連した話題として外山恒一という人の分析にこんなのがある。

http://www.huffingtonpost.jp/2013/12/26/toyama-koichi-interview_n_4504650.html

日本国では左翼体制側となったため若者反体制として右傾化したというものだった。

あくまでもこの人の分析に過ぎないようだけど興味深い分析だと思う。

また和食ユネスコ登録食育教育、畳の輸出など文化的文化的に見直されているものはあると感じる。

日本の肉食も、肉食禁止仏教の影響で、明治文明開化で肉を食べるようになったということは価値観が戻ったということなのかな。

ただ、人権抵触するようなものは戻る可能性はかなり低いと思う。

記事家事育児の件だけど、例え女性たちがそのような人生を望んだとしても、

子どもはお父さんに育児してもらう権利がないの?!とか、

男性家事育児から追い出すのは男性に対して酷いんじゃないか?とか、

それは問題として起きるだろうから戻らないと思う。

女性主婦希望したところで、男性主夫も増やさないとおかしくなるわけでそう考えると戻る可能性は低いかな。

私はこの辺り戻すのは反対。

労働者権利などもそうだと思う。

もっと社会政策的な規制とか規制緩和とかだとやっぱり戻すこともあるのかな。

SDGSとかで物の生産グローバル化は出来るだけ止めていこうとか?

2022-01-17

anond:20220117193910

味蕾に「旨味」を感じる部分が欠落しているか食育を失敗したか

2022-01-09

anond:20220108234722

嫁は嫁で色んなものを偏りなく食べさせて好きなものばかり食べる経験をさせてたら嫌いなものや見たことないものはパッタリ食べない人間に育つだろうから食育しようとしてるだろうにそんな感想なんだ

歪んでんなあ

2021-12-07

煮物作ったことねえわ!!!!小中の家庭科の授業で煮物の実習ってなくないか?????いやそこは家庭で食育しろよって言われたらもうぐうの音も出ねえけど。

2021-11-13

堀江貴文氏がヴィーガン給食に警戒感「舐めてると奴らはどんどん肉食に関与してくる」

https://globe.asahi.com/article/14475497

昆布だしとったり大豆ミートで作ったり、

この人はガチやな

給食のような大規模料理ヴィーガン食って意外とあうんだよね

肉や卵のような「個体物」が少ないので煮込みや炒めがしやすいので

公立でよく導入できたなと思う

この小学生の中から1%とかはヴィーガンになるんだろうな

「ん!?肉ないほうが美味くね!?」みたいに気づくやつがい

肉や魚、卵など動物性食品を一切とらない「ヴィーガン」が注目されるなか、東京都内のある小学校では「ヴィーガン給食」の提供が始まった。2カ月に1回の定期的なペースでの実施公立校で初めてだ。みんなで同じものを食べられるよう工夫されたこ給食時間は、他の人が食べるもの尊重し、食べるものを自ら選ぶ大切さを知る、豊かな学びの場になっている。(目黒隆行)

4時間目の終わりを告げるチャイムが鳴り、給食当番が準備を始めた。東京都八王子市浅川小学校のこの日の献立は「ごはん、生揚げのみそ炒め、なめこみそ汁茎わかめごま風味」。いつもの牛乳の代わりにはリンゴジュースで、約605キロカロリー。今年度から始まった2カ月に1回のペースであるエブリワンヴィーガン給食」は公立校で初の定期的な取り組みだ。

■朝イチで昆布だしをとる

ヴィーガン給食をよそう給食当番の児童たち

学校では児童アレルギーの状況を把握し、食品アレルギーのある子どもたちにはアレルゲンを取り除いた「除去食」の給食を日々出している。これまで、月に1回の「エブリワン給食」の日は、幅広いアレルゲン対応した食事を出し、なるべくみんなが同じものを食べられるように取り組んできた。さらに食の多様性環境について考えるきっかけにしたいと、以前からあった取り組みを「エブリワンヴィーガン給食」に発展させ、この日は動物性食材も使わないことにした。

アレルギーのある人は先に取りに来てください」。この学校では配膳の時に給食当番がこう注意を呼びかけている。だが、この日の献立は同校の児童全員が同じものを食べられるよう工夫してある。「あっ、今日必要なかったね」と給食当番の児童はあとで気がついていた。

栄養教諭は工夫をこらした。市の標準メニューから、みそ炒めに使われている豚肉大豆ミートに、みそ汁かつおだしを昆布に変更。ジュースだと牛乳より約50キロカロリー少ないので、大豆ミートを油で軽く揚げたり、みそ汁じゃがいもを加えたりして、育ち盛りの子どもたちに必要カロリー量を満たした。大豆ミートしたことでむしろコストは安く済んだという。今は小麦大豆ごまなどにアレルギーがある児童は同校にいないが、状況によって食材などの対応は変えていくという。

八王子市浅川小学校の「エブリワンヴィーガン給食」。豚肉の代わりに大豆ミートを使い、みそ汁のだしは昆布でとっている

記者給食をいただいた。驚いたのはみそ汁昆布はなかなかだしが出ず、どうしても薄味になりがちだ。栄養教諭は何度も自宅で試行錯誤し、「朝イチから70度ほどの湯に浸すのが最適」と発見したという。大豆ミートも味が良くしみており、豚肉ではないと言われなければ分からないような食感だ。「いままでなかったジャンル給食だと思うが、こういう形の食事が世の中にあるということを知ってもらえれば十分。大人になったときに将来の食の選択肢が広がる」

6年生の松田大輝さんは「エブリワンヴィーガン給食動物や魚の命を使っていない給食環境にもいいし、体にもいいと思いました」。小宮航太さんは「宗教上の理由で肉を食べない人も食べられる。環境にも良いと聞いて驚きました」と話す。

念頭にあった「揚げパンじゃんけん

エブリワンヴィーガン給食を食べる児童たち。新型コロナウイルス感染防止のため、みんな前を向き黙食している

エブリワンヴィーガン給食」には、アレルギー宗教の違いがあっても、みんなが食べられるものを用意し、「おいしいね」と言い合えるように、との願いが込められている。発案したのは校長清水弘美さん(60)。ある児童のことが念頭にあった。

その児童には卵アレルギーがあり、卵を使った料理がある日は、用意されたアレルギー対応しか食べることができず、たとえ卵が使われていない料理でもおかわりはできないことになっている。大好物の揚げパンが出ても、他の子たちがじゃんけんでおかわりする人を決めるのを見ているしかなかった。

エブリワン給食の日に揚げパンが出た時、クラス友達は「普段おかわりできないから、今日はあげるよ」と言った。児童は「おかわりよりも、みんなと揚げパンじゃんけんがしたいんだ」。結局児童じゃんけんに負けておかわりはできなかったが、保護者から学校の食に対する配慮を喜ばれたという。

■「主体的に生きるための食育

エブリワンヴィーガン給食」を始めた八王子市浅川小学校校長清水弘美さん

「いま学校現場はアレルギーにすごく気を遣っている。命にも関わる問題。だからエブリワンヴィーガン給食の日はかえって安心できる」と清水さん。

環境保護や動物愛護の観点については、あえて子どもたちに積極的に教える機会は作っていない。「必要カロリーたんぱく質動物性のものでなくても十分取れることをまず知ってもらうことが大事自分だけでなく、周りの人、健康地球環境などいろいろな条件を考えながら、その日食べるもの自分で選ぶ。主体的に生きられる大人になるための食育だと思う」と話す。

■本記事について、ヴィーガン食がアレルギー対応食だと誤解されかねないとの指摘を読者からいただきました。

ヴィーガン食はすべてのアレルギー対応した食事のことではありません。この学校では従来から、在校児童アレルギーを把握した上で給食実施しており、「エブリワンヴィーガン給食」はその発展形で、献立児童アレルギー配慮して決めています現在在校生アレルゲンとなる食材は使っていませんが、学校側は今後、ごま大豆などの食品アレルギーを持つ児童が入った場合は、対応を変える必要があると認識しています学校の取り組みやアレルギーに対する考え方について説明が不十分だった点を本文に加筆しました。今後、細心の注意を払って記事を書いてまいります。(11月11日追記

2021-09-22

anond:20210922221929

子ども至上主義

モラハラ妻の中には、育児家事までも夫に押し付け自分は何もしないという人もいますが、多くは、とても子どもを大切にします。幼い頃から、情操教育に熱心だったり、食育や衛生面に過度に神経質になる人もいます。それ自体は悪いことではないのですが、その価値観を夫に押し付けたり、同じように対応してくれない夫を非難したりするのが特徴です。

anond:20210922115524

食育安全栄養健康)を失敗したかあん不良品の妻が完成したんやで

元増田も失敗品かよ

「食へのこだわり」を強要される日本

妻の飯がマズいか離婚する漫画で妻側が総叩きされてるの見てて苦しい

あれ合理的イギリスとかアメリカだったら妻側の意見が支持されてるハズよね

食へのこだわりで不毛対立が発生するから食育はやめた方がいいと思う

あの漫画の夫みたいなワガママ人間が増えるだけ

お腹に入ればなんでも一緒(だからコスパ優先すべき)は真理だと思う

2021-09-05

anond:20210904183222

新番組マグロ女」

食育テーマ欧米の肉食中心の食生活から日本古来の魚中心の食生活への回帰を目指す。

おさかな天国主題歌にしよう。

2021-08-05

食育ギャンブル

うちのパートナーは、親が非常に熱心に料理をする家で、小さい頃からバランスの良い食事、今でいう丁寧な暮らしの食を実践していたらしい。

でも本人の食の好みはまったく別で、一人暮らしを始めてから塩分・油分・濃い味を求めてジャンクフードを好んでいる。

そんなところを見ていると、食の好みというものは親が頑張ってもダメときダメギャンブルなんだなと思っている。

2021-07-07

栗原はるみとかすごい量の油使うレシピいっぱい書いてるし、料理研究家食育アドバイザー(?)は別の人種だろうと思うけど

追記

栗原はるみさんのレシピは好きです、なすの揚げ浸しとか(カロリー塩分もやばそうですが)

anond:20210706172941

パクリは知らないけど、カロリー飯は古くからいる料理研究家とか食育アドバイザーには絶対嫌われてるだろうから、あれ以上テレビでやるのは厳しそうだな

2021-07-06

anond:20210706203111

強迫観念的な考え方してそうでちょっと心配

小学校とかで残すと昼休みまで食べさせられたりするもんなあ。そういう食育を受けたのかな。

あんまり無理しないようにね。食べないと体が大変になるって思うかもしれないけど無理して食べることで心の方が大変な状態になってそうなので。

2021-07-03

anond:20210703144855

あーそういう意味か。なるほど。

それはそうだよ。俺は育ち悪くて食育を受けたり家族でまともなレストラン行ったりだのしたことないからね。周りもそういう奴ばかりで育ったから、まともなレストランとかあるいはプロシェフ達の世界存在する事を認識したのは就職してからくらいだな(大学地方旧帝大だったので意外?と芋っぽかったし育ちから違う奴らは医学部くらいにしかいなくて関わりがなかった)。

増田はよっぽど育ちが良いのか食のプロなのかラーメンハゲみたいな立場なのか分からないけど、いずれにしても増田で会話してる奴らは素人がキャッキャしてるだけなんだわ。もちろん俺も含めて。素人をdiscourageしてもいいこと何もなくないか増田は詳しいから何事も「食」を出発点に考えるのが当たり前なんだろうけど、他の奴はそんなことないからな。前提が違うから伝わらないよ。

しかし「学歴コンプ」という言葉に拘るように見えるけど(増田は食関連で身を立てたのかもしれないけどそっち方面コンプがあるのか?という気もしてくる)、俺は別に「俺にもっと学歴があったら」なんて思ってないぞ。学歴自体はそれなりにあるし、それ以上の教育機関に行ってたとしても俺自身能力が同じだったら結果も大して変わらないからな。仮に増田がそれなりに身を立てたシェフだったとして「俺もパリのあの店に修業行けてればもっと…」とか思うか?思わないだろ。結局自分が発揮できるものの話でしかないってそれなりにキャリア積んだなら身に沁みて分かるじゃん。

2021-05-17

anond:20210516201156

まあ最初インパクトは凄まじいだろうけど動物愛護食育は両立できるはずなのでそういうアプローチをする人がいてもいいとは思う

2021-04-28

anond:20210428085617

豚を育ててそれを肉にして食わせて食育だ、というような洗礼子供時代に浴びた結果気持ち悪くて永久に肉が食えなくなってしまった人間が身内にいるので、食肉文化を保ちたいならあれはヤメた方がいいと思う。

逆に言うと、子供屠殺現場とか見せると次の世代ビーガンは増えるだろうなと思う

2021-04-16

こどもが朝食を食べない

からマクドナルドチーズバーガーをチンしてやったらパクパク食べた。くたばれ食育

2021-04-11

anond:20210411001124

食事習慣とか考えてあげてね…

おいしいミートソース作ったのはいいけど

こどもがいうままにお代わりさせたらアカ

普段栄養バランス考えてる奥さんかわいそうやん

こどもに嫌われてもサラダとか嫌いな食材とか出してるんだろうしさ

(今の食育では、嫌いでも出し続けていつか食べてもらうって考え方が主流)

2021-03-24

anond:20210324093416

横だけど現在学校給食目的にその要素はないで。(バランスの良い栄養補給食育、社交性滋養学校給食法見てくれ)

2021-03-14

皿うどんの麺が太すぎる

歯が欠けたという給食皿うどんの事だ。

適当に書いていたら長くなりすぎたので冒頭にまとめを書いておく

皿うどんにしては麺が太すぎる。揚げて調理するには向かない太さだ。

・長時間揚げれば麺はかなり硬くなる。見た目で区別するのは困難と思わわれるので食べた児童教員に落ち度はない。

埼玉学校皿うどん給食提供するのは無謀だったのではないか

長崎人の俺の感覚では揚げた皿うどんの麺とは細麺であり、皿うどんの細麺(通称パリパリ麺、炒麺チャーメン)とも呼ぶ)は素麺の様に細い代物だ。

朝日新聞記事写真を見たが、明らかに麺が太すぎる。

これは普通中華麺じゃないか

この太さだったら長崎でいう太麺(ちゃんぽん麺)の様に、揚げるのではなく炒めて調理すべき太さだ。

おそらく手間を減らす為に短時間だけ揚げて、炒めた麺と同じ様な食感にするという行程だったのだろうとは思う。

だが揚げるという調理法は意外に繊細なものだ。

一度に大量に揚げようとすると大抵温度が下がってしまう。

こういう時に温度が下がったので加熱して挽回しようとすると、油が適温になるまでに時間がかかってしまう。

まりトータルでの揚げ時間が長くなってしまうのだ。

実際、その朝日新聞記事によるとそれに近い状況だった様だ。

揚げるという調理法は端的に言えば、加熱した油を利用して食材から水分を抜き取る調理法だ。

加熱時間が長ければ長いほど食材からはそれだけ水分が失われていく事になる。

切ったじゃがいもを高温で短時間揚げればフライドポテト、低温から揚げ始めて少しずつ加熱しつつ長時間揚げれば堅ポテトフライドポテトという事だ。

ポテト風のフライドポテトならさほど問題ないだろうが、中華麺の様な食材場合かん水でコシが強くなっている事もあって非常に硬くなる。

なんで分かるかというと一度ちゃんぽん麺を揚げてうっかりカチカチにしてしまった経験があるからだ。

ワイヤーみたいな硬さと弾力になってしまい、とても食えたものではなかった(スープでふやかして無理やり食ったが)。

しかもパッと見た限りでは普段提供されている麺と区別がつかない可能性が高い。

焦げたりしていたならすぐ分かるだろうが揚げる温度を極端に高くしていない限り、色などは普段とさほど変わらなかったと思われる。

皿うどん野菜などもたっぷり入った餡がかかるので、余計に見た目では気づきにくかっただろう。

「見て気づかなかったのか?」「児童教員も不注意だった」といったニュアンスブコメがあったが、児童教員が食べる前に気づくのは難しかったと思う。

例えがローカルネタ申し訳ないが、よりより(麻花兒)を目隠した状態クッキーだと言われて噛み砕こうとしたような状況だったのだろう。

そりゃあ歯が欠けてもおかしくないし、そんなものを食わされた児童教員はただただ不幸だった。

児童にとっては給食や餡をかける麺料理トラウマになってもおかしくない出来事なので、そういった面のケアもしっかりやって欲しいと思う。

そもそもなぜ埼玉学校給食皿うどんを出す必要があったのか? という点も疑問が残る。

これが長崎だったら分かるのだ。

パリパリ麺がその辺のスーパーに行けば売ってあるくらいなので、業者発注すれば給食必要な量の麺も容易く(そして価格比較的安く)確保できるだろう。

郷土料理なので食育がどうたらといった経緯で提供してもおかしくはない。

しかし件の小学校埼玉学校である

長崎の様にパリパリ麺を購入して済ませるという訳にはいかなかったのだろう。

なので調理担当者自分達の手で麺を揚げなければならなかった。

そして朝日新聞記事を読むに、どうも調理担当者は大量に麺を揚げる際に起こり得る状況(油の温度低下、長時間加熱による麺の硬化など)を想定していなかった様に思える。

この給食での皿うどん提供は見切り発車に近いものだったのではないか? という気がしてならないのだ。

おそらく試作品の段階では問題なかったのだろう。

しかし試作品の段階では少量の麺を揚げただけであり、大鍋やフライヤーで大量の麺を揚げた経験ほとんど無かった、或いは皆無だったのではないだろうか。

長崎ではメニューに困った時のお手軽料理というポジションでもある皿うどんだが、それはごく一般的パリパリ麺が市販されているからこそだ。

残り野菜豚肉などの食材適当に炒めて水溶き片栗粉でとろみをつけたら、パリパリ麺にぶっかけるだけなのでかなり楽なメニューなのだ

これが自分で麺を揚げなければならないのであれば、そんな手間のかかる料理を頻繁に作るはずがない。

長崎中華料理だって自分の店でパリパリ麺を揚げる店は少数派で、基本的には製麺から仕入れた物を使っている。

企画した人間長崎出身みたいな事情があるのか、単に給食に飽きがこないよう変化をつける必要があったのかは分からない。

しかリンガーハットの協力でもあるならともかく、埼玉で、さらには予算に制約もある給食皿うどん提供するのはかなり無謀だったのではないだろうか。

2021-02-20

アニメ食育

アニメキャラ食べ物を美味しそうに食べるのを見ると子供も真似したがる

今ならモルカーを見て野菜が食べられるようになる子供がいると思う

から食べ物好き嫌いが激しいキャラ勉強嫌いなキャラ子供向けアニメに出すべきではないのではないか

2021-01-25

[] #91-2「13人の客」

≪ 前

13人の客、その1人目は教職員自称する者だった。

なぜ「教職員だった」ではなく、「教職員自称する者」と表現たかって?

俺はこの客を教職員だと思っていないかである

「『エースコックがいた教室』を観たんだ」

「へー」

「まあ子供にモノを教える立場としては観ておいて損はないだろうと思って」

その客は最近観た作品や、それに対する感想を話し始めた。

食育の中でも、命を食べることに焦点を当てた作品でね。子供自分考える力を与えている」

「はあ」

その過程で紡がれる言葉、振る舞い、価値観、どれをとっても教職員のそれだ。

しかし、俺はなんだか違和感を覚えた。

上手く言えないんだが、俺が知っている教職員という人種は、もっと人間くさい生き物なんだ。

身なりは整えても高潔さとは無縁で、地に足が着いているか靴底は泥まみれ。

教職員といっても色々あるだろうけれど、現場で生きる人間は大なり小なりそういうもんだろう。

だが、その客は違った。

自分教職員だと言って、教職員っぽいことを喋っている人間

酷く不気味に思えたが、それでも俺は水飲み鳥に徹し続けた。

この客が実際のところ何者であれ自分には関係のないことだし、やることだって変わらない。

実際に教職員をやっている人間も、自分のことを教職員だと言っているだけの人間も、赤の他人である俺にとっては同じなんだから

====

13人の客、その2人目は酒造りに関係した仕事をしているらしい。

この客もまた、本当に酒造りに携わっているかは怪しい人物だった。

MAIN監督の『WEDNESDAY』って観たことある?」

「うーん観たことあるような、ないような……あらすじを言ってくれたら思い出すかもしれません」

「酔っ払ったサラリーマンが、特殊部隊とかヤクザ相手に大暴れする邦画なんだけど」

「すいません、その説明で思い出せないなら俺の記憶にはないです」

客は映画に出てくる酒が、いつも扱いが悪いことに腹を立てていた。

映画業界の奴らは、酒を酔っ払って物語を動かすだけのツールだと思っている。酒には職人達の涙と汗が文字通り入っているのに」

客はそう愚痴りながら、酒の色んな種類や製造方法をくどくど説明し始めた。

「こう、素手でわさわさ~ってやるわけよ。衛生面とか気になるかもしれないけど、菌を増やすためにあえてやって「るの」

「はあ……」

「麹の近くには仮眠室があってね。具合を確かめるため、すぐ近くの部屋で寝泊りしているんだよ」

酒が飲めない俺は水飲み鳥になるしかない。

ティーンエイジャーが酒について言える事は限られている。

仮に飲める歳だったとして、この客はビデオ屋バイトに何を期待しているんだ。

ひょっとして、現在進行形で飲んでいるんじゃないのか。

そう思って鼻をすすってはみたが、その客からアルコール香りは漂ってこなかった。

この客はシラフで絡み上戸なのか。

しろ酒を飲んでいてくれた方が納得はできた。

酒税法も細かく設定されてる割には、みなし制度があったりガバガバすぎる。そのせいでストロング系とかの安い悪酒が出まくって、それを持て囃すアル中蔓延って一般人を困らせるんだ」

こっちも今まさに困っている状態なんだが、この客には分からないようだった。

次 ≫

2020-12-22

anond:20200917191944

https://www.jacom.or.jp/column/2018/10/181002-36272.php

こっちのコラムパン給食推進協議会について書かれていた。

社会的正当性はあまりないっぽい。会員社のための活動しかない可能性が高いっぽい。

ただ記事の後半は賛成しがたい感じがする。

米粉入りパンって単純に米の消費だけの話であって食育が両立するわけではないからだ。

米を使っていようがパンパンじゃないか

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