加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKano·Jan 29負のフィードバックって知ってますか?電子回路で主に使われますが。 元の状態に戻ろうとする力が働き安定的です。 その逆が正のフィードバックです。スピーカーにマイクを近づけるとハウリングします。 スピーカーマイクスピーカーマイク と電力を増幅させる機能が無限連鎖するからです。525107
加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKano·Jan 29これは発散系です。 インフレーションは0%付近では、負のフィードバックが働き安定系ですが、ある点を超えると正のフィードバックになり発散系になると考えられています。 この点が分からないのが怖いのです。1543
加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKano·Jan 29例えば、物価が10%上がる世界(インフレ)を考えてみてください。 隣の店が10%上げるとします。経営者は、そのまま価格を据え置くと、自分のところにお客さんが来て売上が上がるかもしれません。しかし、その状態でも、給料は上げなければならないので、利益がなくなります。1319
加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKano·Jan 29すると、隣の店に合わせて10%価格を上げるのか考えます。 しかし、インフレ率はみんなで10%にしましょうと合意してやるものではないし、何%か見えないものです。 隣の店を出し抜いて、競争に勝ちたいけど、背に腹はかえられぬ状況になります。 そうしている間に仕入れ価格も上がってきます。2217
加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKano·Jan 29そしたら、価格を何%あげるのが正解なのでしょうか? 0%付近は前年より均衡した価格なので、誰もが、給料も含めて前年を参考にできます。 しかし、一旦数%後半くらいのインフレになったら、参考価格がなくなるのです。 疑心暗鬼になります。このままインフレが進むのか?それとま落ちつくのか?1414
加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKano·Jan 29政府も中央銀行も動き始めます。ますます物価がどうなるか読めなくなります。 給料も商品価格もフェアな価格が読めなくなった経営者はすごく不安になるでしょう。 これは社会的コストになります。 だから、中央銀行はまずは物価と貨幣価値の安定を試みるのです。1524
加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKano·Jan 29自由経済でみんなが一斉に10%価格を上げるなどできないし、そんな事象は起こり得ません。 一度不安定になった系は、落ち着くまでに時間を要します。経済的な痛みを伴います。 だから、中央銀行は非常に慎重に金融政策を決定しています。1529
加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKano·Jan 29とりあえず財政ファイナンスをやってみて、インフレが10%になったらブレーキを踏んで元に戻そせばよい。なんて都合の良いことはほぼ不可能だと思います。 一度発散系に遷移した経済は、大波にのまれた船のようになるはずです。21441
加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKano·Jan 29一度波で揺れた船をどうやってピタッと止めるのですか? 逆位相の波を入力したら止まるとでも思ってますか? MMT信者はインフレ率がリニアに変化すると考えていませんか? 非線形システムを学んだことありますか? 人間の意志が入る社会現象が、そんなにコントローラブルであるわけないでしょう。11248
加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKano·Jan 29企業がどのように動くかだけではなく、人の不安に思う心理や、マスコミがどの程度煽るか、中央銀行や政府がどのような金融政策を実施するのか予見できるのでしょうか? そんなことができるなら、株のトレーダーとして億万長者になれます。1523
加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKano·Jan 29だから、正のフィードバック回路にならなる点すら誰も分からない状況で、それを超えた場合にインフレがうまくコントロールできるとは思えません。1419
加納裕三 (Yuzo Kano)@YuzoKanoMMTとかいうご都合主義の謎の理論で、財政破綻させられたら国民はたまったもんではありません。 もし失敗したら、責任取れるのですか?取れないですよね? 社会に重大な影響を与えるマクロ経済の論理も不十分な無責任なご都合主義に、日本の未来をあずけることはできないということです。12:10 PM · Jan 29, 2022·Twitter for iPhone11 Retweets5 Quote Tweets58 Likes