フラワーバレンタイン「1年で1番花を贈る日」 大分
2月に入り強い寒気が流れ込んでいて厳しい寒さが戻ってきています。
こうした中、佐伯市の渓谷では今、この時季にしか見られない滝が凍る美しい景色を見ることができるんです。
◆TOS山路謙成記者
「ご覧ください。観音滝の両サイドが白く凍ってとてもきれいです。」
凍った滝「氷瀑」。
佐伯市宇目にある観音滝です。
冷え込みが続く中、流れる水が凍る美しい姿を見せています。
約8キロにわたる藤河内渓谷の起点にある観音滝。
今回、TOSの記者とカメラマンがこの「凍る滝」を目指しました。
登山口からの距離は約2.3キロメートル。
清らかな水が流れる谷あいを約2時間かけて登りました。
そして…
◆TOS山路謙成記者
「滝のすぐ近くまで来ましたが、よく見ると氷の部分はつらら状になっていて、後ろを水が通るのできらきらと輝いて見えます。」
落差約77メートルの観音滝。
間近に見るとその迫力に圧倒されます。
連日の冷え込みで流れる水の両端が凍る美しい景色が広がっていました。
滝つぼには厚い氷が張っています。
冷え込みが強まったこの日、「凍った滝」を一目見ようと地元からの登山客も訪れ、冬ならではの景色を堪能していました。
◆登山客
「冬だなと思った。きょうはこれを見に来ようと思ったので、来てよかった。いいものを見れて。綺麗だと思う。地元でなかなか来る機会が無かったので、きょう来られて良かった。」
佐伯市では、滝が凍るこの時季に合わせ毎年、「氷瀑ツアー」を開催していましたが、ことしは新型コロナの影響で中止となっています。
それでも、自然は例年と変わらない姿を見せてくれていました。