セロハンテープ

精選版 日本国語大辞典「セロハンテープ」の解説

セロハン‐テープ

〘名〙 セロハンで作った粘着テープ
※偽原始人(1976)〈井上ひさし〉穴ぐらぐらし「強力接着剤の大きいやつを三本にセロハンテープを三個買った」

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世界大百科事典 第2版「セロハンテープ」の解説

セロハンテープ【cellophane tape】

透明なセロハンを支持体とし,その上に天然ゴムや合成ゴム系のゴム状高分子物に粘着付与剤を加えてできる粘着剤を塗布し,背面には巻きをほぐしやすくするための剝離(はくり)剤を処理したテープ。主として文具,事務用などに広く用いられる。支持体に着色し,あるいは印刷したセロハンを用いたものも普及している。セロハンの代りに分子に配向を与えて物理的性質を改良したポリプロピレンテープを用いたものも現れている。セロテープCello‐Tapeは商標。

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