ハチナイのステータスってややこしいですよね。打撃に関係しそうな能力で、ミート・パワー・走力。それ以外にポテンシャルやHR率上昇・三振率減少などの補正効果などいろいろありますが、それが試合にどう影響しているのかっていまいち見えてこないんですよね。
ふつーのRPGみたいにダメージが数値で出るのであればわかりやすいんですが、ハチナイは(一応)野球なのでそうもいきませんし。
今回は細かいことは考慮せずに、ミート・パワー・走力のどれがいちばんバッティングに良い影響を与えているかというものを見ていければと思っています。
ご注意
今回の記事の内容に関しては主に某ブログの情報をもとにして作成していますが、もしかしたらゲームプログラム内部の動作を解析した結果を掲載しているなどの可能性も十分ありますので、そういうものが見たくないという方はブラウザを閉じてください。(そういった事情もあるのでその情報源の紹介は差し控えさせていただきます)
一部不確かな情報も含みつつ、私の知っている・調べた範囲で打撃のロジックを再現(というと大げさですが…)して計算しています。
この記事で打率などを表示していますが、あくまですべて机上の空論であるので、結果が正しい保証はありません。ただし、参考にした情報がプログラム更新でロジック変更になっていて使えなかったり、そもそも計算方法が全然間違ってるということがあってはまずいので、練習試合で同じ条件で試合を繰り返して、だいたい同じような結果がでるかどうかというチェックをしていて、そこまで的外れではないなと自分の中では判断してます。
比較条件
守備側の投手は球速150キロ(ストレート)、コントロール6000、スタミナ満タン。野手は走力6000、守備6000。平べったくてAIチームっぽさがありますが、わりと守れるそこそこ強いチームです。
打者のほうはトータルでは同じくらいの能力で、ミート・パワー・走力の配分を変えながら打席の結果をシミュレートします。
細かくはこんな感じ。どれも合計21000になるようにしています。
タイプ | ミート | パワー | 走力 |
平均型 | 7000 | 7000 | 7000 |
高ミート1 | 9000 | 7000 | 5000 |
高ミート2 | 9000 | 5000 | 7000 |
高パワー1 | 7000 | 9000 | 5000 |
高パワー2 | 5000 | 9000 | 7000 |
高走力1 | 7000 | 5000 | 9000 |
高走力2 | 5000 | 7000 | 9000 |
高ミート特化 | 11000 | 5000 | 5000 |
ちなみに7000といった数値は、選手画面とかで表示されている能力値からするとだいぶ高めですが、スキルやチームスキルなどの能力アップ分も含めている想定なので、染め編成や全体バフなどを多く使う方にとってはある程度実戦に近い数値かと思います。
ちなみに試合中の表示に置き換えると、5000がB、7000がS、9000がS++くらいだったはず。
ポテンシャルは攻撃側も守備側も全部A、HR率上昇とか三振率減少とかの補助効果はないものとして計算しています(手抜き)。
結果
ちょっと大まかな結果になってしまいますが、打率、長打率、スピカ杯用スコア期待値という3点で比較を行っていきたいと思います。
打率・長打率の細かい説明は割愛しますが、同じ打率でも長打率が高ければより長打(2塁打以上)を打つ確率が高いということになります。
スピカ杯用スコア期待値は2020/5のスピカ杯のスコアの採点をもとに、単打250、二塁打1000、三塁打1500、HR5000という重みづけで1打席あたりどのくらいのスコアを稼ぐかという基準です。長打率よりさらに長打を重視する割合が強く、特にHRの採点がめちゃくちゃ高いので、ホームランバッターの場合特に高くなります。(打点、猛打賞といった安打以外のスコアもあるのですがここでは評価に含めていません)
こんな感じになりました。上位3つは赤や太字の装飾をつけています。
タイプ | ミート | パワー | 走力 | 打率 | 長打率 |
スピカ杯 |
平均型 | 7000 | 7000 | 7000 | 0.408 | 0.603 | 340.9 |
高ミート1 | 9000 | 7000 | 5000 | 0.426 | 0.650 | 392.5 |
高ミート2 | 9000 | 5000 | 7000 | 0.425 | 0.607 | 325.2 |
高パワー1 | 7000 | 9000 | 5000 | 0.405 | 0.634 | 393.3 |
高パワー2 | 5000 | 9000 | 7000 | 0.371 | 0.558 | 320.4 |
高走力1 | 7000 | 5000 | 9000 | 0.411 | 0.573 | 288.3 |
高走力2 | 5000 | 7000 | 9000 | 0.376 | 0.539 | 282.5 |
高ミート特化 | 11000 | 5000 | 5000 | 0.429 | 0.627 | 356.7 |
基本的には高ミートが大正義で、長打を重視する程度によってはパワーも重要という感じでしょうか。
走力もパワーよりは打率に貢献する効果があるようですが、ミートやパワーよりも重要とはいえないといった結果ですね。ただ、走力は今回の計算では評価していない走塁や守備面の効果もあります。
ちなみにこの3つの数字だけでなく単打が〇%・二塁打が〇%…と細かく計算しているのですが、今回の条件では二塁打・三塁打についてはどのパターンでもほとんど差はありませんでした。「パワーや走力が高いほうが長打は出やすい」と思っていたので少々意外でした。ということで長打率やスピカ杯スコアで出ている差は主にHRの出やすさの違いと見てもよさそうです。
おしまい
いかがでしたか。
ランクマ上位常連の方とかだとかなりミートを重視する意見が多いのですが、今回はそれを裏付けるものになったのではと思います。
私も選手の凸は、優先して組みたいチースキ用の目標値のため以外は、とりあえずミートに振っとけって方針でやってましたがそれで問題なさそうですね。
以上! また会おう、必ずな(ロマサガRSのあいさつ)