定価の40%引きで売値が1,800円だって、もとはいくらで売ってたの、ママ、教えて?
もし、こう聞かれたら、あなたは答えられますか?
算数が苦手な人の言い訳に
「算数は、生活に役に立たないからね」
という人が多くいます。
この問題は、生活に役立つのではないでしょうか?
(問) スニーカーを定価の40%引きで買ったら、1,800円でした。
このスニーカーの定価はいくらでしょう。
つばさ:「定価の40%引きだから、1-0.4 = 0.6」
あおい:「つまり、1800円は定価の0.6と同じだね」
ゼロ先生:「見通しを立てるよ」
(見通し)
定価の40%引き‥‥1-0.4‥‥割合
つまり、1-0.4 = 0.6
買った値段‥‥1,800円‥‥比べる量
定価 □円‥‥もとにする量
ゼロ先生:「今日の課題は、『定価を求める』です」
では、数直線図を書きましょう。
あおい:「直線を2本書きます」
つばさ:「割合は、下の直線に書きます。1、1-0.4= 0.6」
あおい:「金額は、上の直線です。1800円、□円
「0」を書き忘れないようにね」
あなたも書いてみましょう。
〈 数直線図 〉
割合‥1 → 0.6、0.6倍
円‥‥□ × 0.6倍 = 1800 円
式 □ = 1800 ÷ 0.6
= 3000
答え 3000円
〈 言葉の式 〉
もとにする量 × 割合 = 比べる量
□円 × 0.6 = 1800円
□円 = 1800 ÷ 0.6
= 3000
答え 3000円
(まとめ)
定価は、次の式で求める。
もとにする量 = 比べる量 ÷ 割合
(ふりかえり)
つばさ:「40%引きということは、
3,000円 × 0.4 = 1,200円
1,200円も安くなったということだね」
あおい:「◯◯%引きにも慣れてきたので、買物に行った時に役立ちそうです」
これであなたも、お子さんに説明できますね。
数直線図が、まだうまく書けないあなた、大丈夫です。くり返し書くことで慣れてきます。
これで、今日の算数タイムは、終わりですあ、次回の算数タイムを楽しみにしてください。
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