どうも体調がすぐれず、慈恵会医科
大学附属病院に行って検査をした。
1992年の事だ。ラーメン毎日食べて
いた。多い日には3食+おかわり付き。
医師から「このままだとあと5年位」
と言われた。
検査結果はとんでもない数値が出て
いた。
生活習慣をガラリと改善した。
劇的に変化した。
しかし、2017年にほんの2ヶ月のみ
偏食をしただけで一気に体調不全に
なった。検査で病院に行くと即入院
が必要だという。急性だ。
2週間の入院では、20分おきに医師
と看護師が病室に来る。集中治療の
ようなものだ。
主治医の指示通りに過ごした。
2週間後の検査。
担当医が「何かやりました?」と言う。
主治医も同様の事を言う。
「有り得ない」というのだ。
完全回復。血液と内臓の状態は、まる
で高校時分のような健康状態を回復し
ていた。
「こんなケースは聞いた事ない。学会
に発表したい程だ」と医師は言う。
入院前のあの各数値でこの回復は、
通常医学の常識では考えられないの
だという。
ちらりとこの日記で入院の事を書い
たら、以前からネットでいらがらせを
続けていたある者はここぞとばかり
に匿名ネットで書き立てて、誹謗中傷
名誉毀損をした。病院まで突き止めて、
「あのハゲを見たいならば○○病院に
行けば見られるぞ」と。武道系から
の流れで執拗に粘着していた者だ。
かつて、私の娘の個人的な事を探し出
して2ちゃんねるで晒して誹謗していた
者と同一人物だろう。
病的に執拗に私や私の家族の事を匿名
ネットで誹謗し続けている。
なんでも、5ちゃんねる(旧2ちゃん)
では、私は身長160センチのちっこい
ジジイだそうだ。ハゲで。そうだと
してあざ笑って、喜んでいる。
人間の憎悪というのは、非常にみにく
く、かつ執拗だ。
ラーメン食い過ぎ体調不全より恐ろし
い。完全に心が病んでいるからだ。
そして、それは不治の病であるかも
知れない。
旭川女子中学生死亡事件の例は、何か
とんでもない病理が生んだ事件の
ように思える。
あれもSNSでの拡散などのネット
犯罪として利用されていた。
あの犯人たちの心理背景は、5ちゃん
ねらーやSNSでの中傷拡散嗜好者た
ちと同一だろう。
犯罪であるという認識も無ければ、
自分が犯罪者であるという自覚も
無い。
世の中には、治る病と不治の病があ
る。
また、治る病である可能性が僅かで
もある場合、治る方向に転じるかど
うかは、本人の自覚と意志次第とい
う質性も存在する。
ネット犯罪を続ける中毒者が健常者
に立ち直るにはどうしたらよいか。
本質的には、自分の行為を自覚して
改善する事だが、手段としては、一切
ネットの悪所には訪れない、という
具体的方法がある。
まして、匿名裏ネットを「世論」だ
などと勘違いしているとしたら、か
なりの深刻な重症だ。
かつて、精神科医のスコット.ペック
は自著『平気でうそをつく人たち』の
中で、そうした不治の心の病の人々を
「邪悪な人たち」と規定した。
現在とは異なり、まだ精神医学的な
類別分けが進んでいない時代の著書だ。
今では、発達障害や境界例(これもごく
最近では類別呼称が別称となりつつあ
る)という医学的類別が存在するが、
ペックが「どう照らし合わせても、
新たな精神病としか規定できない症状
の人たち」の存在に疑問を持ち始めた
時代が今世紀初頭だった。
絶対にどんな事があっても、自分のみ
が「正しい」として、どんなに綺麗事
や正義感で取り繕おうとも、紐解くと
極めて問題がある攻撃的人格障害、と
してペックが診た症例の人たちがいた。
彼がそれまでの医学の常識では説明が
つかない人たちが「病的な存在」とし
て登場し始めていたのだった。
現在、それらは医学の進歩と共に、病
として分類範疇に属すると規定されて
いる。
昨日、ラジオからこんな事が流れてい
た。
「現代人は、二人に一人は発達障害で
ある可能性がある」と。
少し前(15年程前)は、「日本人の7人
に一人は精神疾患」と言われていた。
そうした社会的流れを指摘して解説し
ていたその医師がラジオで言うには、
「あなたの周りを6人思い浮かべて、
一人もそのような人がいないとしたら、
7人目のあなたが精神病だ」とまで言
い切っていた。
精神疾患は本人がなりたくてなった訳
ではない場合と、自らの過ちで罹患す
るケースがある。麻薬などは後者だ。
ネット犯罪は犯罪性が堅固であるだけ
でなく、麻薬と同じ中毒性を惹起させ
る。
ネットの悪所には行かない、見ない、
触れない、参加しない事だ。
5ちゃんねるなどは、犯罪者たちの
巣窟であり、麻薬取引現場に行くよう
なものなのだから。
「邪悪な人たち」でない人々は、悪所
への接触を断つ事で健常者である事を
保つ事ができる。
本来、人としてのそうした人倫は、
学校の道徳教育で習って来たのだが、
日本ではそうした人倫教育たる道徳の
授業がある勢力によって消滅させられ
てから、おかしな人間だらけになっ
たようにも思える。
人倫の喚起の不在は裏ネットという
触媒によって、脳内麻薬のベータエン
ドルフィンのように作用して、病的
な偏執症状が加速する。
心改め、悪所には行かない、犯罪を
増幅させる病的土壌には接触しない、
自覚して人を蔑める事には自分は参加
しない、という「人間として」の行動
が大切だ。
まともな「人」でありたいならば。
ねらーたち、家族や自分の子どもに
どう言うのだろう。
「お父さんの趣味はね、5ちゃんねる
で他人の事を誹謗する事なんだ」と
でも言うのだろうか。
ラーメンは中毒性がある。
ただし、常用しなければ害は少ないと
いう。
だが、ネット犯罪は、その温床に常駐
するのみならず、一度でもそこで犯罪
に手を染めたら、なかなか回復は困難
になる。
汚染場所には行かないに限る。
ワクチン不存在の悪性ウイルスが脳を
確実に蝕むからだ。