今年1月、韓国の水産物加工物など多数が日本で衛生違反となり、返送・廃棄処分命令を受けていることが分かった。
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日本および韓国の食品当局によると、今年1月に日本で違反が発覚した水産加工物は計4件に上る。
イカキムチとタコキムチ、それにクァメギ(さんまなどの煮物)と昆布麺だ。
イカキムチは細菌数が 1.6×105/g検出され成分不適合となった。タコキムチは大腸菌陽性(細菌数 2.8×105/g)、クァメギも大腸菌陽性、昆布麺は発育可能な微生物の陽性判定を受けた。いずれも全量廃棄、あるいは返送措置となっている。
韓国農水産食品流通公社は31日、この件を取り上げ「冷凍醢醬品は大腸菌陽性で違反になる事例が多く発生しており、また、冷凍食品の場合、冷凍食品規格基準により細菌数が100,000/g以下でなければならないので、特別な注意が必要になる」と注意喚起した。
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