
バンクーバーのお寿司おいしいらしいよ



金沢のお寿司もおいしいよ
たぶん1番人気通貨ペア。CADJPY(カナダドル円)です。
米国と地理的にも経済的にも関係が強く、資源国でもあり底固い通貨ペアとされます。CADJPY買いのプラススワップも大きめで魅力的です。
何故かEURJPYと相関性が高く、この2つはセットで運用したい通貨ペアです。実際に代用FXでCADJPY買いとEURJPY売りで運用しています。
当記事ではCADJPY自動売買設定の基本形と設定根拠を解説します。
基本形をそのままでも良いですし、皆さんの環境に応じてアレンジもどんどんして頂きたいと思います。



下記のことが分かります
- 自動売買設定の基本形
- 年利(直近2-3年間で運用した場合)
- チャート分析によるレンジ検証
- バックテストによるレンジ検証と最適な利確幅


・資産運用で月平均70万円の不労所得を継続
・FX自動売買は15通貨ペアを運用
・トライオートETFで年利50%超の実績
・インデックス投資+代用FX
・デザインのお仕事しながら自動売買
【CADJPY】自動売買設定の基本形
コアレンジとサブレンジに分け、それぞれに最適な利確幅を設定します。
ロット、本数、間隔は予算に合わせて調整ください。


- 買いのみ
- 短期ではレンジ変動幅が小さいのに利確幅は広め
- 長期では安値圏なので買い注文の上限を高めにするのもあり
【CADJPY】参考情報

プラススワップ方向 ゼロスワップ方向 | 買い *トライオートFXの場合 |
ショック時の値動き傾向 | 下降 |
一緒に運用したい 通貨ペア | EURJPY 売り |
【CADJPY】 年利と証拠金
この設定をトライオートFX のバックテストツールで検証した成績です。

期間収益率 | 84.89% |
年利換算 | 30.87% |
推奨証拠金 1,000通貨の場合 | 413,802円 |
*トライオートFXのバックテストで算出される推奨証拠金は「直近2-3年間でこの予算であればロスカットされなかった」というものでリスク管理が甘いので信頼しない方が良いです。


では設定根拠を順に説明します
【CADJPY】 チャート分析によるレンジ検証
リーマンショックを含む長期チャートで最大リスクを警戒しつつ、5年程度の短期チャートをベースにレンジ検証します。
長期チャート(2007-)

上限 | 126.00 |
中央値 | 97.00 |
下限 | 68.00 |
変動幅 | 5,800pips |
リーマンショック以降は安値圏が続いています。2013-2015くらいがこれからは高値圏かもしれません。コロナショック時の下落は小さくてチャートでは分からないほどです。
短期チャート(2016-)

買いレンジ上限 (中央値) | ????? |
コア・サブレンジ 境界ライン | 78.00 |
買いレンジ下限 | 73.00 |
買いレンジ上限は85.00くらいに見えます。
決済されにくいポジションになるのでバックテストを利用してさらに詳細に検証します。


レンジ端は慎重に考えたいです
【CADJPY】 バックテストによるレンジ検証
トライオートFX のバックテストを利用したレンジ検証です。
- レート50pips間隔で収益率を算出
- 利確幅は20pipsで検証(利確されやすく・リピートされやすい)
- 収益率が急落するレートがレンジ端の目安



なんかおかしくない?!


バックテスト妄信はだめ
という良い例だね
85.50以上で再び収益率が上昇しているのは2021年9月以降のカナダドル高のせいでしょう。短期チャートを見る限り85.50以上は買い注文をするのは躊躇します。一旦は収益率が下落する84.00あたりが妥当と考えます。
利確幅を考慮して、84.00を買いレンジ上限とします。
買いレンジ上限 | 84.00 |
コア・サブレンジ 境界ライン | 78.00 |
買いレンジ下限 | 73.00 |


次は利確幅の検証ね
【CADJPY】 バックテストによる利確幅の検証
コアレンジとサブレンジそれぞれの最適な利確幅を検証します。


確認したい方のレンジをタップ!
利確幅 | 収益率 |
---|---|
50pips | 65.34% |
60pips | 65.99% |
70pips | 68.15% |
80pips | 70.49% |
90pips | 71.78% |
100pips | 72.36% |
110pips | 73.05% |
120pips | 74.77% |
130pips | 75.06% |
140pips | 75.63% |
150pips | 75.76% |
150pipsがトップです。
ですが100pipsを採用します。 前述の検証でレート85.00の収益率が低いので決済時にレート85.20を超えないようにです。
手動は150pipsにします。手動は暇で利益が出る方が良いですからね。


最適な利確幅まとめです
自動 / 手動 | コアレンジ 利確幅 | サブレンジ 利確幅 |
---|---|---|
自動 | 100 | 150 |
手動 | 150 | 150 |
収益最大化のためコアレンジとサブレンジに分けて、それぞれに最適な利確幅の設定を推奨しています
検証結果はこちらの記事を参照ください
【CADJPY】自動売買設定まとめ
チャート分析とバックテストで自動売買設定が確定しました。
おさらいに設定表を再掲します。

コアレンジとサブレンジの最適利確幅が150pipsで同じという珍しいバックテスト結果になりました。
決済時のレートを考慮して100pipsを選びましたが、長期チャートを優先して買いレンジ上限も利確幅も攻めてしまうのもありだと思います。どうせプラススワップなので建玉の長期保有も大きな問題にならないですし、レンジが抜けるなら上方向なので安心もできます。
私も買いレンジ上限を90.00くらいまでなら上げても良いかもと悩みましたが、15通貨ペア運用なので控えめにしておきました。


自分が納得できる設定にアレンジしてね