近刊予定『田中秀臣・森永康平のNippon学――三浦春馬、『日本製』、文化と経済』週刊読書人

森永康平さんと一年以上に及ぶ対談を収録しました。未発表対談もたくさん収録しています。新しい観点からの文化の経済学と呼べると思います。どうかご期待ください!

収録対談
・「俳優・三浦春馬からの<継承>」――三浦春馬著『日本製』をめぐって
★「幕末・維新の“第三の男”」――映画/映画ノベライズ『天外者』をめぐって
★「人とモノが出会う場所、市場(マーケット)の物語」――『世界はほしいモノにあふれてる』/『世界はもっと!ほしいモノにあふれてる1・2』をめぐって
★「アイドルとファンの生きる道」――『「嵐」に学ぶマーケティングの本質』をめぐって。
・「経済危機、人びとの思惑と行動」――『金融危機行動経済学』をめぐって
・「MMT(現代貨幣理論) 正しい[理解・検証・議論]のために」――森永康平著『MMTが日本を救う』をめぐって

 

版元ページ

読書人WEB

 

 

論説「オミクロン株と医療ひっ迫の経済学」in『電気と工事』2022年2月号

連載125回目です。

今回は原稿を書いた時点(12月初め)でのオミクロン株の感染拡大についての論考になります。現在はかなり事態が急変してきてますが、ナイトの『リスク、不確実性、利潤』や鈴木亘先生の『医療崩壊 真犯人は誰だ』などを参考にして書いていて、いまももちろんあてはまる議論です。ぜひご一読ください!

 

 

 

 

 

スターリン=ウェルズ対談をめぐって

山形浩生さん訳はスターリンとウェルズの対談部分だけ読んだまま。

 

kindle版を購入して、残りの部分を読む。対談に関連するバーナード・ショーケインズの論評が実に面白い。ショーが共産主義全体主義を支持したり反資本主義である以上に、0か1かの極端思考で独裁者好きという性格とケインズの大胆さが印象的。

 

バーナード・ショー自身もスターリンと会談しているが、その前年に出た『知的女性のための社会主義と資本主義の手引き』(『資本主義・社会主義全体主義共産主義』角川文庫)では、それなりにバランスのある比較体制論を書いてたが、次第にスターリンムッソリーニなど独裁者好きになる。オワコン。

 

 

 

新刊情報『BTS JOURNAL』(Blueprint刊)へ寄稿

上原礼子、紺野真利子、佐藤結衣、柴那典、Jun Fukunaga、田中秀臣、DJ泡沫、フルヤトモコ、まつもとたくお、紫野あみ(五十音順)のみなさんと、BTSについての本を出します。ぜひご一読をお願いします。2月4日に発売予定です

 

 

BTS Journal

BTS Journal

Amazon

 

文化放送「おはよう寺ちゃん」1月18日日火曜コメンテーター出演

今週の話題は以下でした。

○11都県 まん延防止
三菱UFJ銀 日銀当座預金マイナス金利適用
○中国 将来不安で少子化
○五輪チケット 一般販売せず

生放送はラジオの他、radikoでも聴けます
http://radiko.jp/#!/live/QRR

必ずしもすべての放送は含まれてませんが、以下がyoutoube配信です

www.youtube.com

労働権・労働全収権及労働協約 (福田徳三著作集第14巻)

僕も参加している福田徳三著作集のプロジェクトの最新刊です。日本の雇用問題、社会保障を考えるベースにもなる議論です。個々でお買いになるのがいいですが、無理なときはお近くの図書館でご購入リクエストを!