【岸辺露伴は動かない】6話ネタバレと感想、見逃し配信動画まとめ！

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目次 [表示]

【岸辺露伴は動かない】6話ネタバレを含むあらすじ

岸辺露伴は、自宅で読者プレゼントのサイン色紙を書く作業を行っていた。本来ならば六壁坂の取材に行っているはずだったが、男に取り憑かれた事により、体に痛みを生じてしまっていた。担当編集の泉京香は、今回の原稿は編集長がベタ褒めだった事を伝える。

仕事を済ませ、岸辺はバスに揺られながら、六壁坂村へと向かう。すると何故か、そこには泉の姿があった。泉は担当編集として、岸辺の取材の協力をしようと思っていた。

そのせいで岸辺は、駅に1台しかなかったタクシーに乗り損ねてしまい、バスに乗車する羽目となっていた。岸辺は、早速行動を開始し、六壁坂を探し始める。

六壁坂村には六壁坂という坂は存在しておらず、かつては存在していた可能性がある事から、この一帯の山林を購入していた。そして、岸辺と泉は、この村で一番大きな坂へと到着する。しかし、あいにく私有地となっており、中に入る事は出来ずにいた。

一台の車が通り過ぎて行く中、岸辺は村の子供達に囲まれてしまい、サインを求められてしまうのだった。その様子を先程通り過ぎた車に乗っていた女性が、じっと見つめていた。

岸辺は村を歩き回りながら、やはり手掛かりは橋本陽馬と乙雄三にあると考えていた。走る事に取り憑かれた陽馬は、恐らく六壁坂に入った可能性があり、恋人が発見された場所又は、その付近に六壁坂があると岸辺は考えていた。

岸辺は地図を取り出し、乙が交渉に行った地主の家と、陽馬が恋人の死体を捨てた場所に印を付け始める。しかし、２つの地点のルートは繋がらずにいた。岸辺は乙が地主の家から帰る途中、何処かに入り込み迷った可能性があると考え、六壁坂のありそうな場所を特定するのだった。

そんな中、泉から先生のサインが欲しいと言っている人物がいる事を伝えに来る。先程、私有地で入る事が出来なかった屋敷に住む大郷楠宝子だった。岸辺は、サインを書き終えた後、楠宝子に向けてヘブンズ・ドアーと呟く。すると楠宝子の顔は本へと変わり、岸辺は本のページをめくり始める。

楠宝子は、六壁坂村で300年続く、味噌作りで成功した一族の1人娘であった。それまでは本社のある東京に住んでいたが、空気の良い地元で娘を育てたいという理由から、一家は六壁坂村に戻って来ていた。

楠宝子は、本宅向かいにある離れに住んでおり、密かに庭師の郡平と密会を重ねていた。しかし、楠宝子には親が決めた許嫁の修一がおり、楠宝子は郡平に手切金を渡し、別れ話を切り出す。すると郡平は楠宝子と別れる事を拒み、2人は揉み合いとなってしまう。

その際、郡平は打ち所が悪く、頭から血を流して倒れてしまう。心臓の音は聞こえず、息もしていない事から楠宝子はパニックとなる。そんな中、父親と共に修一が離れにやって来てしまう。楠宝子は何とかバレる事無く、遺体を隠す事に成功する。

その後、楠宝子は予定通り、修一と結婚をするが、郡平の遺体は密かに天井裏へと隠されていた。郡平の遺体からは何故か出血が続いており、毎朝血を捨て、一杯の水を郡平にあげるのが楠宝子の日課となっていた。

その後、楠宝子と修一の間には、2人の子供が産まれる。楠宝子の秘め事を知った岸辺は、六壁坂は大郷家の裏にある事に気がつく。30年前、この忘れられていた坂の上にある屋敷に大郷家が引っ越して来た事をきっかけに、六壁坂は再び息を吹き返し、境目が開いていた。

これこそが六壁坂村の妖怪伝説の真相で、死んでいる郡平の目的を探ろうとする中、岸辺に少女が声を掛けてくる。その少女は岸辺の目の前で突然亡くなり、その死に方は郡平と同様で、楠宝子は、死体となった郡平の子供を産んでいた。

岸辺は取り憑かれのを免れようと慌てて少女にヘブンズ・ドアーと呟く。しかし、少女の本はどんどん塗り潰されていき、岸辺は慌てて岸辺を知らず見る事もないと書き込む。すると少女は目を覚まし、母の楠宝子と共に帰って行く。