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Panasonic CATV STBの外付けHDDのファイルシステム修復 おぼえ書き

近年のTVやSTBはUSB端子があって、そこにUSB HDDを接続するとハードディスクレコーダーに早変わり。それはそれで便利なのだが、不正コピー対策が優先でファイルシステム保護がいい加減なため、ファイルシステムの論理エラーが起きるとすぐに、録画し溜めたHDDにアクセスできなくなってしまう。で、「しらないHDDです。フォーマットしますか?」と言われる。

先日パナソニックのCATV STBで果たしてその病気が出た。前々回はあきらめてformatしてしまったのだが今回は粘ってみる。

HDDをノートPCに接続してWindowsが認識するファイルシステムではないことを確認。次にknoppixで調べてみる。残念ながらknoppixが操作できるファイルシステムではなかった(AQUOSのUSB HDD はknppixで操作・修復できたのだが)。ただ、デバイスレベルでは認識したのでボリューム全体を空読みして、物理損傷がないことは確認できた。

次にFreeBSD LiveCDでブートしてみると、めでたく認識。FFSでもUFSでもfsck -n が正常っぽく動いてしまうのでどちらにするか迷ったけどえいやっとFFSだということにしてfsckで修復してSTBにつなぎ戻したら、めでたくとり溜めた番組が復活した。

追記

FreeBSDのバージョンアップで「GPTパーティションテーブルが編だけど、バックアップパーティションテーブルを使うか?」みたいなことを言われたりします。が、YESと答えるともうSTBからはアクセスできなくなります。GPT修復をしなくてもfsckできます。fsckの最初の質問 Journaling使うか?にはnと答える。

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a_saitoh
公立鳥取環境大学教員

コメント

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FreeBSD11だとうかつに触るとSTBから未初期化HDD扱いされるのが治らない。
もうちょっと研究してわかったことがあったら書くかも。

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今のFreeBSD LiveCDだと「ディスクラベルが壊れてる」とかいうメッセージがでるが修復してしまうとSTBからNEWディスクとして扱われるようになってしまう。修復せずにfsckすること。また、fsck -y するとジャーナリングを使うモードに入ってちゃんと修復されないので、通常fsckでyをたくさん押すことになる。めんどい

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