ベビメタのさいたまライブを見たら、心が腐っているわたしでも泣いた
1月10日のベビーメタルさいたまスーパーアリーナに行ってきたわけだが、X-JAPANのクソライブと完全に違う領域に入っている。道重さゆみちゃんの卒業ライブで「さゆみんさゆみんさゆみん」とピンクのサイリウムを振りながらも、特に涙など出なかったわたしが、(ただしさゆロスで深い鬱にはなったが)、今回のベビメタのライブでは、自然と十滴くらいは頬を涙が伝わったのである。菊地最愛ちゃんという天才がまた歴史を変えてしまう場面に立ち会わされて、なんかもう15歳にしてガリア戦記くらい書けそうだし、その世界地図が塗り替えていく瞬間に、人類のひとりとして、感極まるしかなかったのである。
中元すず香は決してアイドルではあるまい。今日は埼玉で三万人の大観衆を前に歌ったが、明日はダイエーの屋上のミカン箱の上でカラオケ営業である。中元のブロマイドが売っていても誰も買わない。とはいえ、BABYMETALとなると、「こいつらはアイドルではない」とは言えない。ゆいもあ、特に菊地最愛ちゃんのアイドルとしての資質の高さを考えたら、ベビメタがアイドルであることは否定できない。ここが競合他社からすれば切歯扼腕するところであろう。中元のソロなら絶対アイドルじゃないのに、競合するアイドルのすべてが最愛ちゃんより劣っているのだから、いくら批判しようがむなしいだけである。
さいたまでアンコールの最後に演奏されたRoad of Resistanceが素晴らしかった。わたしは泣いているつもりなどなく、特にしゃくり上げたりしたわけでもなく、ごく自然に涙がこぼれた。これはDragonForceとのコラボなのだが、新たな代表曲となりそうである。たぶんさいたまでは日本人のバックバンドが弾いてると思われる。
(余談だが「ヘドバンギャー」のギターのクソアレンジをどうにかして欲しい。「ヘドバンギャー」は本来ならキラーチューンになりうる曲なのに、ギターのリフがかっこ悪いので、最も不人気な曲のひとつになってしまっている)。
ともかくRoad of Resistanceは、作曲は陳腐だと思うのだが、アレンジと演奏と歌詞は素晴らしい。
ベビメタは決して歓迎されているわけではなく、むしろ批判的な意見を多々耳にするが、それでもさいたまスーパーアリーナは完売したし、パフォーマンスの内容も極めて素晴らしいものであった。このRoad of Resistanceは、ロンドン公演でソールドアウトした時に披露した楽曲だが、本当の新しい芸術はレジスタンスでしかあり得ないと、彼女たち自身が証明し続けているのであり、どれだけ頭の固い大人から難じられようとも、ファンの増加が止まらないわけである。こういうのを見ると、ハロプロの研修生の中で最も歌唱力に定評力のある段原瑠々を干しているつんくのセンスの無さに絶望する。成功体験があるから、もはや安全策しか採らない事例である。もちろん中元すず香は女の子として可愛くないというだけで、男性的な美はかなりたくさんあり、X時代のTAIJIを思わせるような痩身で均整の取れたスタイルのよさがあるから、単なるブスの段原とは違うが、ともかく女の子の外見ではない。成功してノウハウを持っている人間はろくなことをしない。秋元康はAKBを成功させたが、音楽で儲ける狡猾なやり方を知っているだけである。簡単に儲けるノウハウを知ってしまうのは、個人的な蓄財としてはいいが、人類としては有害である。また最終的には頭のいい人間が上に上がっていくのである。中元は馬鹿だから一人では上に上がれないし、秋元みたいに小利口だと、その器の小ささに見合ったゲロみたいな業績しか残さない。やはり菊地最愛ちゃんはかなり頭がよいので、こういう人物が歴史を制するのであるし、また才能も人間性も紛い物ではないから、ひとまずこのくだらない音楽業界をレジスタンス活動で破壊してくれるであろう。そしてわれわれも最愛ちゃんを範としなければならないのであろう。誰からも反発されない表現活動に意味があるだろうか。
中元すず香は決してアイドルではあるまい。今日は埼玉で三万人の大観衆を前に歌ったが、明日はダイエーの屋上のミカン箱の上でカラオケ営業である。中元のブロマイドが売っていても誰も買わない。とはいえ、BABYMETALとなると、「こいつらはアイドルではない」とは言えない。ゆいもあ、特に菊地最愛ちゃんのアイドルとしての資質の高さを考えたら、ベビメタがアイドルであることは否定できない。ここが競合他社からすれば切歯扼腕するところであろう。中元のソロなら絶対アイドルじゃないのに、競合するアイドルのすべてが最愛ちゃんより劣っているのだから、いくら批判しようがむなしいだけである。
さいたまでアンコールの最後に演奏されたRoad of Resistanceが素晴らしかった。わたしは泣いているつもりなどなく、特にしゃくり上げたりしたわけでもなく、ごく自然に涙がこぼれた。これはDragonForceとのコラボなのだが、新たな代表曲となりそうである。たぶんさいたまでは日本人のバックバンドが弾いてると思われる。
(余談だが「ヘドバンギャー」のギターのクソアレンジをどうにかして欲しい。「ヘドバンギャー」は本来ならキラーチューンになりうる曲なのに、ギターのリフがかっこ悪いので、最も不人気な曲のひとつになってしまっている)。
ともかくRoad of Resistanceは、作曲は陳腐だと思うのだが、アレンジと演奏と歌詞は素晴らしい。
It's the time It's the time
明日の君に歌うよ
さあ時は来た
RESISTANCE (RESISTANCE)
RESISTANCE (RESISTANCE)
WOW... 心は一つ
絆信じるなら 進め道なき道を
FOREVER (FOREVER)
FOREVER (FOREVER)
WOW... 心の奥に
燃える熱いハート
それが僕らのRESISTANCE
WOW...
命が続く限り
決して背を向けたりしない
今日は明日を創るんだ
ベビメタは決して歓迎されているわけではなく、むしろ批判的な意見を多々耳にするが、それでもさいたまスーパーアリーナは完売したし、パフォーマンスの内容も極めて素晴らしいものであった。このRoad of Resistanceは、ロンドン公演でソールドアウトした時に披露した楽曲だが、本当の新しい芸術はレジスタンスでしかあり得ないと、彼女たち自身が証明し続けているのであり、どれだけ頭の固い大人から難じられようとも、ファンの増加が止まらないわけである。こういうのを見ると、ハロプロの研修生の中で最も歌唱力に定評力のある段原瑠々を干しているつんくのセンスの無さに絶望する。成功体験があるから、もはや安全策しか採らない事例である。もちろん中元すず香は女の子として可愛くないというだけで、男性的な美はかなりたくさんあり、X時代のTAIJIを思わせるような痩身で均整の取れたスタイルのよさがあるから、単なるブスの段原とは違うが、ともかく女の子の外見ではない。成功してノウハウを持っている人間はろくなことをしない。秋元康はAKBを成功させたが、音楽で儲ける狡猾なやり方を知っているだけである。簡単に儲けるノウハウを知ってしまうのは、個人的な蓄財としてはいいが、人類としては有害である。また最終的には頭のいい人間が上に上がっていくのである。中元は馬鹿だから一人では上に上がれないし、秋元みたいに小利口だと、その器の小ささに見合ったゲロみたいな業績しか残さない。やはり菊地最愛ちゃんはかなり頭がよいので、こういう人物が歴史を制するのであるし、また才能も人間性も紛い物ではないから、ひとまずこのくだらない音楽業界をレジスタンス活動で破壊してくれるであろう。そしてわれわれも最愛ちゃんを範としなければならないのであろう。誰からも反発されない表現活動に意味があるだろうか。