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おかしな転生 作者:古流 望

第31章 スイーツは春を告げる

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354話 底なし

 衝撃の提案をされてから間もなく。

 ソラミ共和国使節団は、改めて神王国使節団との交渉の場に着いた。


 「お疲れの御様子ですね」

 「そうですね。少々疲れが溜まっているようです」


 かなり内輪の議論が紛糾したのだろうか。

 アモロウスの目の下にはクマが出来ていて、男前が台無しになっている。

 勿論、ペイス達は学生も動員して入念に情報収集をしているので、目の前の色男が“夜のプライベート”で疲労を溜めていることまで掴んでいるのだが、それは表に出すこともない。


 「共和国とこの国は色々と違うことも多いでしょうから、ご不安も多いでしょう」

 「不安、というのもそうですが、いささか夜を徹して語ることが多かったもので」

 「それはいけない。慣れぬ異国では体調を崩しやすいと聞きます。食べ物が口に合わずに食が細る方も多いとか。せめて睡眠だけでもしっかりとらなければ」

 「おっしゃる通り。出来れば今回の話し合いで、ぐっすり眠れるような結果が出せればと思っています」

 「確かに、それが双方にとって利のあることであれば、誰にとっても望ましい結果となるでしょう」

 「……始めましょうか」


 このまま雑談をしていても、有用な情報は得られそうにない。アモロウスは、そう判断した。


 「構いませんとも。まずは、交渉のおさらいですが……少し付け加えることがありました」

 「ほう」


 団長はじっとペイスの方を見る。


 「我が国と共和国では、軍事的に見て戦略的に互恵関係と呼べる関係を築くことが出来る。これは、共通認識として構わないでしょうか」

 「そうですな。我々もその認識を持っております」

 「結構」


 改めて言うまでもないが、遊牧民的な民族特質故に土地の境界線に対して認識の緩いヴォルトザラ王国人は、潜在的に常に侵略者になり得る。

 ヴォルトザラ王国人は、野山を移動することに罪悪感を持っていないし、移動した先の資源を自分たちのものとするのに、良心の呵責を持たない。

 移動した先に果物が生っていれば勝手に収穫するし、家畜の餌になりそうな草木が有れば遠慮なく食わせる。山に生えてる木はみんなのものであって、必要ならば誰でも伐るし、水中の魚とて誰の許可も無く捕まえて食う。野の獣は狩猟の対象であるし、狩った獲物を食べたり、或いは毛皮や骨などを加工することも普通のことだ。

 この点、神王国人は違う。

 野山の全てに所有者が居るし、境を越えて移動する人間は管理される。家畜の餌になりそうな草木も個人の財産であるし、果物を勝手に収穫するのは罪だ。

 山の木々も伐採には許可が必要であり、魚介の類であっても漁業権というものが存在する。

 狩猟するにも狩猟許可が必要であり、狩った獲物は土地の所有者に原則として帰属するのだ。

 この常識の違いは、土地を囲って農業を営む人間と、家畜の餌を求めて縦横無尽に遊牧する人間の違いである。

 勿論、ヴォルトザラ王国でも農作は行われているし、家畜の飼育と言っても牧場で行うのが一般的。あくまでも、元々の民族的な気質の話だ。

 文化的に、ヴォルトザラ王国人は交易と狩猟を良しとする。特に交易は良い。この点から見れば周辺国としても常に友好的でありたい存在だろう。

 しかし軍事的に見るならば、常に拡張主義であり、周辺国の脅威だ。ヴォルトザラ王国人が意識してのことでは無いが、冷害や水不足などの災害があった際には何時だって、無意識に彼らは外に出てより多くを得ようとする。

 この点で言えば、常に警戒せねばならない存在だ。

 将来的にはヴォルトザラ王国を挟む形で東西に位置するであろう、神王国とソラミ共和国。脅威を感じるという意味では共通であろう。


 「その上で、貴国は多くの物資を我が国から得ようとされている」

 「はい」


 表立ってペイス達には知らされていなかったが、ここまであからさまにお膳立てがされていれば、馬鹿でも気付く。

 交渉することは予定のうちであったと。

 そして、交渉してソラミ共和国が得ようとしているものは、龍素材を始めとして食料や鉄、或いは銅や馬といった戦略資源であることもこれまでの交渉で求められたこと。

 明らかに軍備増強を匂わせるものだけに、簡単にはいそうですかと頷けるものではない。

 これは、ペイスの意見ではなく使節団の総意だ。


 「食料については問題ありません。他の国とも交易品を出していますので、貴国がその中に加わったとて諸外国は警戒することは無いでしょう」

 「そうですね」

 「金属資源も……一応、平和的な用途と言えなくもない」

 「はい」

 「ですが、馬は難しい。それも軍馬となれば、まず不可能でしょう」

 「そこを是非とも曲げてお願いしたいところです」


 神王国人にとって、馬は特別な存在である。

 騎士の国である神王国では、馬に乗れるというのは特権階級者の表れであり、地位を表すシンボルであり、また馬そのものが自分たちの力の象徴。

 侍にとっての刀のようなものだ。

 さらに言えば、他の国では原種に近い、ロバのような小型の馬が当たり前である。

 歴史的な経緯でいえば、神王国はいち早く突然変異的に生まれたサラブレッドのような大型の騎乗用軍馬を独占したことに、かつての勢力急伸の一端があるのだ。

 現下、国内貴族であっても軍馬を手に入れるのは容易い話ではなく、順番待ちの列ができている。

 ここで外国の、それもポッと出の勢力が割り込めるかどうか。

 可能性としてゼロでは無いのだろうが、現実的に考えて無理と断じるべきだろう。

 神王国の国内事情にはまださほど詳しくないソラミ共和国使節団は粘るが、こればかりは如何にペイスであっても、或いは王子と言えども頷けない。対価の多い少ないの話ではないからだ。

 幾ら交渉で天秤の片側に金や物を積もうと、もう反対側に載せる馬が無いのだ。無い袖は振れない。


 「更に……龍の素材。これは、先の条件を飲んでいただかない限りは、絶対に無理です」

 「……理由をお教え願います」


 この龍の素材に関しての話があるからこそ、ペイスが表立って交渉の矢面に立たされているのだ。

 現状では龍の素材はほぼモルテールン家が独占している利権。勿論、使節団の代表たるルニキス王子の王家であったり、護衛の長であるスクヮーレのカドレチェク家であったりも素材を抱えていない訳では無い。だが、どうあっても他家に譲れる量は無いのだ。どうしたって、素材の出元であるモルテールン家以外に、交渉として出せる龍素材は存在しない。

 軍馬のように、将来生産量が増える可能性に賭けて、といった交渉の余地さえないのだ。


 「龍の素材は、戦略級の物資であるからです。これは貴国のみならず、外国には今後一切流通させないというのが、我が国の国王が出した布告。臣として破るわけには参りません」


 龍の素材は、多くの価値を内包する。

 癒しの効果があり、魔法素材として使え、芸術的に価値を持ち、希少性は言うまでもない為資産としても意味がある。

 持っているというだけで、一目置かれるだけの価値があるもの。

 世界に三十台しかないスーパーカーを持っていると、凄いお金持ちだと思ってもらえるようなものだろうか。手にしているだけでも、他人を委縮させる効果があるのだから、欲しがる奴は腐るほどいる。


 「つまり、交渉できるのは食料と金属資源に限られると」

 「……はい」

 「分かりました」


 ここまでが、交渉の前提条件。

 交渉できるものと出来ないものの線引きである。


 「ソラミ共和国が出せる対価は?」

 「ここに一覧があります」


 さっと出してきたのは、羊皮紙の巻物。

 ぱらりと中を見れば、物資の一覧があった。

 フルーツと思われる目新しい食材のあたりにペイスの目はくぎ付けになっているが、それを除けば大したものが無い。

 布や貴金属がかろうじて神王国でも価値があると断定できるものだろうか。

 金や銀であれば、あって困るものではない。


 「やはり、これでは我が国の旨味が少なすぎますね」

 「そうですか」


 在り来たりなものばかりを並べられても、何なら神王国で自給できる。

 わざわざ遠い国と交易するというのであれば、それ相応にリスクも背負う。リスクに見合ったメリットが得られないようであれば、断る以外の道がない。


 「そこで、先にお伝えした通り。貴国の魔法使いの身柄を、我が国にお預け願いたい」


 王子の口から、核心的な要求が改めて突きつけられる。

 こまごました物資のトレードなど、王子がわざわざ出るまでもない。彼がここに居る理由とは、ひとえにソラミ共和国の魔法技術の習得である。


 ソラミ共和国の使節団も、しばらくの間ざわついていたが、ある程度の会話で覚悟も出来たらしい。


 「幾つか当方からも条件を出したい」


 魔法使いを出すのは、ことここに至ってはやむを得ない。

 だが、条件があると共和国使節団は言い張った。


 一つは、名目を“自発的な留学”とすること。

 人質という名目や、或いは魔法使い自身の自由意志を蔑ろにされてしまうような形での待遇は許されない。最悪は実験材料や、第三国との戦争での捨て駒。それでなくとも、いいように利用されるのでは幾ら何でも頷けない。最低限、ソラミ共和国側にもメリットが有るのですよ、と国内を説得できる言い訳はいる。

 もう一つは、期間の設定と往復路での安全保障。

 預ける期間が一生、などというのであれば、それはもう拉致と変わらない。

 ソラミ共和国はただでさえ魔法後進国なのだ。貴重な魔法使いを、いつまでも外国に預けっぱなしにはしたくない。

 一定期間という縛りを設けたうえで、行きかえりの身の安全を保障してもらうことは必須条件と主張する。


 こんどは、神王国側がざわつく番であった。

 ヒソヒソとペイスを含めた上層部の会話があったのち、決断が下される。


 「良いでしょう」


 王子の決断というものがあると、話が早い。

 トップダウンの利点を生かし、神王国側は即断した。

 両者のおおよその合意ができたなら、細かい条件の突き詰めは、使節団に同行している外務官の仕事。

 大枠の合意ができたところで、双方の代表者たちが握手を交わす。


 「では交渉妥結ということで」

 「今後は昵懇に願います」


 契約を締結した以上は、友好国。

 手を握ったのなら、これからは友人である。


 「では、魔法使いをご紹介いただきたい」


 早速とばかりに、ペイスが求めた。

 今後神王国に来るかもしれない人物が居るならば、紹介してもらいたいと。


 「それは必要ないでしょう」

 「え?」


 どういうことか、と神王国側の態度が硬化する。

 つい今しがた妥結したばかりの交渉を、舌の根も乾かぬうちに反故にするつもりなのか。

 或いは、交渉内容に見落としがあり、何か騙されたのか。

 緊張が、辺りを走る。


 「私が、その魔法使い。人呼んで底なしのアモロウス。どうぞ、よしなに」


 笑顔を見せたのは、ソラミ共和国使節団の団長だった。

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