スカートに経血がついてしまった女の子。電車内で見かけた女性がとった行動は…。
困った人を前にした時の勇気と行動力、見習いたいです。
会社員のしらゆきちゃんさん(@lovenomaho)がある女の子との心温まる出来事をTwitterに投稿したところ、5千回以上リツイートされ、4.9万を超える「いいね」が集まりました。
後日談も含めて多くの人に感動を与えています。
リプライ欄では「素敵な手助けに感動しました!!」「素敵すぎる。私もこんな方になりたかった」「なかなかできることではないのに素晴らしいですね」と感動する声や、自分では気付けずに恥ずかしい思いをした体験談などが多く寄せられました。
電車内での出来事でした。降車する駅に到着したため、席から立ち上がったところ、スカートには赤いシミがありました。
しらゆきちゃんさんはそれを発見し、急いで行動に出ました。
背中にくっつくように周囲からシミを隠し、一緒に降車。「経血が」と声をかけると、女の子は「着替えがない」と泣き出しました。
そのため、駅ビルでスカートを買ってあげました。
女の子は、しらゆきちゃんさんとの再会を願って、3ヶ月もの間、お礼の品を持ち歩いていたのでした。
BuzzFeedは投稿したしらゆきちゃんさんに話を詳しく聞きました。
新年になってはじめて出勤した日の朝に起きた出来事でした。
自身は忘れていましたが、当時のことをずっと覚えてくれていた女の子に心が打たれ、ツイートで報告したのだそう。
「赤いシミの付いたスカートを履いているのに気づいていませんでした。そのまま知らないで歩き、気づいた時にかなりショックを受けると思い、とっさの行動を取りました」
「スカートに血がにじんでると教えたら、非常にびっくりした様子で『着替えなんて持ってないのにどうしよう』と半泣きになって動揺していました。駅ビルで買ってきましょうか?と尋ねたらお願いしますと」
女の子から3ヶ月越しにお礼が…
お礼のヘアゴムを受け取った時、どんなやりとりがあったのでしょうか?
「改札口に立っていて、『あの時はありがとうございました』と渡されました」
「最寄り駅が一緒で、通勤時間帯にときどき乗り合わせることがありました。もしかしたらまた会えると思い、持ち歩いていたのかなと思うと、その律儀な気持ちに胸が打たれました」
困っている人がいたら勇気を出して
感動的な話に、Twitterではこんなコメントも寄せられました。
「私は男性ですが、男女関係なく気付いたらさりげなく助けてあげられる心優しい社会にしてゆきたいですよね」
「スカートを用意するのは簡単ではないと思うので、有事の際はドラストに売ってるオキシドールで軽く叩いてから水で流すかウェットティッシュで拭くと、付いたばかりの血ならほぼ完全に消えますので、ぜひ広まってくれたらと思います…!」
こうした反響の大きさに「まさかこんなにあるとは」と驚いたといい、困っている人に助けの手を差し伸べる人が増えてほしいと願いました。
「リプライや引用ツイートで、生理の血液漏れで恥ずかしい思いをした人がかなりいるとわかりました。また、困った人がいたら、今度は助けてあげようという前向きなお声もたくさんあって、ツイートしてよかったなと思っています」
「生理の漏れはよくあること。見ても気づかないフリをする女性も多いこともショックなんです。シミを付けたままでいることは女性としてかなり恥ずかしいことですし、生理に限らず困ってる人がいたら声をかけて助けてあげる人が増えていくことを望んでいます」
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