少しばかりの細工

画像の加工について話そうと思う。
インスタグラムを使っていてノーフィルターで勝負している人はそう滅多にいないのではないか。


インスタグラムの投稿の回転率は早い

検索の虫眼鏡のところを押せば、ザッとインスタ側が「こういうのあなた好きでしょ?」と言わんばかりにまだ出会ったことのない本当に全部端から”イイね”を押してしまいそうになる自分好みの写真が羅列される。
それをじっくり見ていた矢先手元がブレて画面をスライドしてしまうと、また新しい膨大な写真が表示される。

そんな中でノーフィルターはやっぱり埋もれてしまう。写真は無数のアカウントからどんどん量産されていく。インスタグラムはもはや写真の上手い下手で楽しむものではない。


いかに一瞬で人を惹きつけることが出来るか


検索で無数のpostを追っているとき、きっと人は一瞬で9枚程度のpostを視野の中に入れている。
それを繰り返していき、中でも瞬間で目を捉えたものが勝つ。

誰かの両目をしっかりとこちらに向けるために少しばかりの細工をする必要がある。

私がその細工を施すために使うアプリは

VSCO

私はこのアプリで必ず C1 のフィルターで統一する。



私のアカウントはカップアートで統一している。(ちなみにプライベートアカウント @miku_dahua ではHB1 のフィルターを使っている)
一番見せたいのはアートだ。
クリアで絵がクッキリとそして気持ちの良い色味を出してくれるのが C1フィルターなのである。

では早速いつもの加工の手順を書いていく。

まずは元の画像

⓵C1のフィルターを選択する
C1のフィルターにするだけでグッと鮮明になる

 
⓶露出を上げる
露出を上げることで全体的に明るくなる


⓷シャープを上げる
アートをよく見せたい為にハッキリとした印象にする。

⓸明瞭度を上げる
ほんの微々たる変化だが、よりハッキリとした印象にさせるために若干調節する。

 
⓹彩度を上げる
色味を強くさせることによりアートが映える。
そして、postした時の見栄えもよい。
⓺シャドウを若干上げる
シャープや明瞭度をあげたことにより、メインのカップ以外の所が暗くなりがちになる。全体のバランスを見て調節する。
(よく見ると上より下の方が足の色が明るく見える)
 
⓻色温度を下げる
青みがかった色味が個人的に好きなため、必ず最後に色温度を少し下げて調節する。
これがアカウントの投稿の統一感に繋がる。
  
⓼トリミングをする
全体的を見ていらないところを切り捨てる

このようになる↓

元の写真と見比べて欲しい↓

本当はこのあとインスタグラムの方の編集でも細かな調節をするがほとんど同じなので割愛する。
そして投稿されたpostがこれだ。



写真の加工はザッと紹介したが、ほとんどの人が実践しているようななんの為にもならないものだと察する。

加工のアプリは誰が使っても、一律でそれなりの写真に変身する。
ただ、フィルターは膨大に存在する。その中からどれを選んだらいいのか迷うし、一つ一つ試したくなるのが人間の常だ。

そこをグッと堪えて一つのフィルターに絞り、同じ調節を繰り返して、最後に自分らしさを加える。
(私の場合であれば、色温度を下げて青みがかった写真で統一する)

それがやがて自らのイメージとなる。
その写真から香り立つ自分らしさに人は寄ってきて共鳴してくれる。

だから私は誰に教わるでもない自由な感覚で、好きに自分の写真に細工をしている。
そして、私は画像の加工よりも撮り方や無数の写真から1枚に絞る作業の方に重きを置いている。
長くなるのでその話は次に回す。

カップアートアカウント
@miku_yagi
プライベートアカウント
@miku_dahua
















#genic_web #genic_pt

0 Comments >

5 Like

Scroll
to Top