講座の特長
- 世界で最も大きく歴史のある催眠団体NGHのヒプノセラピーを学びます。
- 米国のヒプノセラピストが用いている行動修正(癖や習慣等の修正)セッションの施療方法を習得できます。
- 年齢退行療法、暗示療法、自我強化法、GIFT、イメージ療法、前世療法など各種療法の基本テクニックを学べます。
- プロのセラピストとして開業しセッションを行うための必要最低限のヒプノの技術が学べます。
- NGHの教程の他に、魂に寄り添うヒプノセラピストとしての心得、催眠療法とスピリチュアリティー、心と病の関係、ヒプノグリーフケアについても知識と理解を得ることができます。
ヒプノセラピーの基礎から中級テクニックまでを、段階的に学んでいく8~10日間コースです。
NGHコースのBook 1(ベーシック・レベル)は、幅広く詳しく、催眠と催眠療法に関する基本知識や基本テクニックをカバーしています。
その基本となる知識やテクニックをしっかりと押さえた上で、Book 2 (アドバンスト・レベル)に入ります。アドバンスト・レベルでは、実際にセッションを行う際に必要となる実践的な内容を習得していきます。
NGH認定コースには合計100時間の学習時間が必要となります。NGHのルールによると、この100時間の学習時間のうち少なくとも75時間はスクールでの講習時間(講義と実習)でなくてはなりません。そして残りの25時間未満は宿題・課題等で補えます。
この講座を修了し、修了確認テストに合格すると米国催眠士協会(National Guild of Hypnotists)の認定証が授与されます。
この講座は以下の方が対象です
ヒプノセラピーを初めて学ぶ方 / 米国催眠士協会の認定証を希望する方 / 当アカデミーの基礎講座・アドバンスコースを受けた方でもっと詳しく学びたい方 / 将来プロとしての独立・開業を目指す方※最終的にプロフェッショナルを目指す方は、基礎講座、アドバンスコースを学び終えてから、NGHコースをとっていただいてもかまいません。
カリキュラム
Book 1
- Lesson1催眠とは何か?
- Lesson2催眠前の被暗示性テスト
- Lesson3催眠による影響
- Lesson4催眠に関する諸注意
- Lesson5催眠の歴史
- Lesson6催眠誘導法
- Lesson7催眠の深さ
- Lesson8暗示のアメジメント
- Lesson9意識的な心と無意識の心
- Lesson10催眠の補助具
- Lesson11催眠誘導のいろいろ
- Lesson12催眠深化の技法
- Lesson13催眠雑録
- Lesson14無知覚管理
- Lesson15禁煙プログラム
- Lesson16ウェイト・マネジメント
- Lesson17ストレス・マネジメント
- Lesson18倫理
Book 2
- Lesson19クライエントとの初回セッション
- Lesson20行動アセスメント
- Lesson21ゴール設定
- Lesson22イメージ心理学と催眠
- Lesson23追加的なスクリプトと技法
- Lesson24自己催眠コース(6時間)を教えるには
- Lesson25年齢退行(発掘の技法)
- Lesson26あなたの催眠ビジネス
付録
- ヒプノセラピーの原則
- 催眠にまつわる誤解を覆す
- 心理学を理解するヒプノセラピストのための概論
- 心/体
- トランスパーソナル心理学
- カウンセリング催眠療法
- 催眠に対するエリクソニアン・アプローチ
- ヒプノセラピストにとってのカウンセリング能力
- プロセス
コース内容の詳細
- 講義
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- Book 1ではまず参加者の自己紹介、そして催眠についての理解を深めることからスタートします。催眠療法のプロセスとその各ステップを順に詳しく学んでいきます。
催眠前の被暗示性テスト/クライエントの識別と類別/催眠効果と危険/催眠誘導法/催眠の深さと各段階の識別/暗示のマネジメント/各種催眠誘導法(即効誘導を含む)/催眠深化の技法/フロイトとユングの意識・無意識/無知覚管理/催眠の応用(禁煙・減量・ストレス管理)
- Book 2 ではBook 1で学んだことを更に深く理解しながら、実際の臨床現場での具体的なセッションの進め方や各種技法を習得していきます。
■クライエントとの初回セッションの内容と時間配分/行動アセスメント
■BASICアセスメント技法/ゴール設定/強化と激励/肯定的暗示のマネジメント/段階的神経筋肉リラクセーション/自律訓練法/イメージ形成の技法/思考停止法/系統的脱感作法/色彩イメージ形成/ハイパーエンペリア/バーバーのミスティカル誘導法/精神分析での自我/ハートランドの自我強化の暗示
■GIFT(ゴール・イメージ・フォーカシング・テクニック)
■クライエントとの2回目以降のセッションの内容と時間配分 - 催眠技法だけでなくビジネスとして成功するために必要なことを教わります。
自己催眠コースを教える/催眠の仕事で成功するには
- 退行療法の基礎を習得します。
年齢退行のテクニック/司法催眠/年齢退行カレンダー法/感情の橋の方法/自動書記法/前世療法
- Book 1ではまず参加者の自己紹介、そして催眠についての理解を深めることからスタートします。催眠療法のプロセスとその各ステップを順に詳しく学んでいきます。
- 実技演習
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- 適時ペアで、もしくはオブザーバーを入れた3名で催眠療法の実技を練習します。また、グループでのリラクセーションの練習も実施します。
- その他
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- 最終日の後半部で確認テストを行います。普通に受講していれば合格する内容です。
万が一、不合格の場合は追試を行うことも可能です。 - テープレコーダー等の持ち込み録音は自由です。但し、自己紹介や実際の療法練習中の録音はプライバシーの問題がありますのでお控え下さい。ビデオ撮影はできません。
- 最終日の後半部で確認テストを行います。普通に受講していれば合格する内容です。
講座を修了すると
- 米国催眠士協会の会員として登録証・認定証が授与されます。
- 米国催眠士協会発行の雑誌(”The Journal of Hypnotism”)とニューズレター(“Hypno-Gram”)が季刊で届きます。
- 当協会のアドバンスコースに進んでヒプノの上級テクニックを学ぶことができます。