パッと決断したほうがその先の行動も速くなる
現在、私は秘書と広報部を兼務し、代表森野の各媒体でのメディア対応の他、新入社員の養成、グループ関連会社の立ち上げに関わるなど、幅広い分野で業務を行っています。
仕事柄、森野と一緒にいる時間は長いのですが、毎日のように様々な刺激を受けています。私自身、優柔不断なところがあって、決断や行動が遅いタイプです。やる、やらないの選択を迫られたら、先のリスクを考えてやらないことを選びがちなタイプでした。
その点、森野はまったく違います。以前、おもてなし会で顧客の皆さまを招いてバーベキュー大会を開催したことがあります。会場が海辺だったこともあり、思ったより肌寒かったのに、防寒の準備が不十分でした。
すると森野は自ら、さっと車に乗って、使い捨てカイロと防寒用上着を大量に買ってきて、顧客と社員に配ったのです。その行動の速さには、本当にびっくりしました。私だったら「どう対応しようか」と迷っているうちに時間が経ってしまうのですが、森野はいつも「ここは悩む場ではないよ」と言うのです。決断を渋っても、正直、結果は変わらない。パッと決断したほうが、その先の行動も速くなると教えてくれました。
森野が自ら率先して動く姿を見ると、私も見習いたいと思いますし、自分自身が変わっていくのを自覚しています。
自分の力で踏み出す。それが目指すブレイクスルー
当社では月に一度、アクティブミーティングという、ちょっとユニークな研修を行っています。東京から箱根まで3日間かけて歩く、沖縄本島を自転車で1周するなど、とにかく体をめいいっぱい動かして、そこから学びを得るという特別なミーティングで、希望すれば、すべての社員が参加できますし、代表森野も率先して参加しています。
先日、私は高低差215メートルの、日本一のバンジージャンプに挑戦するアクティブミーティングに参加したのですが、そこでの体験は、まさにスペシャルでした。
必要な装備をつけてジャンプ台に立つと、インストラクターが「5.4.3.2.1バンジー!」と声をかけて、ポンと背中をプッシュしてくれるのです。その様子を見ていた森野は私にこう言いました。「人に押されるのではなく、自分のタイミングで、自分の力で行きなよ。それがブレイクスルーだ」と。
それで私はインストラクターに「絶対に背中を押さないでください」と頼んで、ジャンプ台に立ちました。カウントダウンが始まったのですが、まったく意識せず、自分で呼吸を整えて空中に飛びだしました。ジャンプの爽快感だけでなく、自分でやったんだという気持ちがして、本当に気分が良かったです。
私の将来の夢は時間と場所に縛られず、自由にやりたいことを実践し、豊かな生活を送ること。趣味は仕事だと言って、24時間、常に新しいことを考え、全力で実践している代表森野を見ると、まさに私のお手本だと思います。彼に出会えてよかった、フリッチクエストで働いてよかったと、いつも思っています。