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ソニーGの人気スマホゲームのプロデューサーが独立-新ゲーム開発へ

ソニーグループ傘下の制作会社アニプレックスが販売するスマートフォンゲーム「フェイト/グランドオーダー」(FGO)の運営に携わった塩川洋介(42)氏は1日、独立のため退社したことを明らかにした。

  塩川氏は2015年の発表以降日本を中心に米国やアジア地域で人気を集めた同ゲームを含むFGOプロジェクトのクリエーティブ・プロデューサーを務めた。モバイルアプリ分析会社センサータワーの調べによると、FGOは2020年1月までに約40億ドル(約4600億円)以上の収益を上げていた。ソニーGは昨年12月、FGOの開発を担ったディライトワークスのゲーム事業を取得すると発表していた。

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塩川洋介氏
 

  塩川氏は16年、FGO運営の円滑化を進めるためにディライトワークスに入社。FGOの成功に貢献し、スマホゲームからアーケードやボードゲームなどへの展開につなげた。

  ディライトワークスの広報担当は塩川氏が1月末で退社したことを認めた。同氏はディライトワークス入社前にはスクウェア・エニクス・ホールディングスなどで勤務していた。

  塩川氏は今後、自身が設立した会社で新ゲームの開発を手掛ける予定だ。同氏はブルームバーグの取材に対し、「新規タイトルの創出機会につながる企業とより広くやっていきたい」と述べた。

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