音声認識、雑音も読み取り 機械を優しい存在に
フェアリーデバイセズ
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東大発ベンチャーのフェアリーデバイセズ(東京・文京)は、言葉だけでなく、雑音まで読み取り、状況を判断する音声認識技術を開発する。「ぬいぐるみと心を通わすことができたら」。創業のきっかけは当時研究医の卵だった藤野真人社長(34)と、クマのぬいぐるみに話しかける病床の少女との出会いだった。
音声認識技術「mimi(ミミ)」を開発する。通常の音声認識では雑音として排除されてしまう環境音に着目した点が特徴...
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