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快尿!おしっこトラブル 全部解決の5秒ワザ
健康

快尿!おしっこトラブル 全部解決の5秒ワザ

2016年10月19日(水)午後7時30分
2016年10月25日(火)午前2時

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「おしっこが近い」「漏れちゃう」「残尿感」。

誰にも起こるこれらの現象は、実はぼうこうが硬くなっていることが大きな原因です。ぼうこうは本来風船のようにやわらかで、たくさんのオシッコをためて、勢いよく出し切るのが仕事。ところが、年とともに持ち前の柔らかさは少しずつ失われ、頻尿や尿漏れ、残尿感など様々な症状を引き起こすことが最近の研究で分かってきました。

でもご安心!ぼうこうの柔らかさを取り戻す方法は意外なほど簡単!お尻の穴にぎゅーっと力を入れる「お尻体操」をすると、ぼうこうに血流が集まって本来の柔らかさがよみがえる可能性大!尿トラブルの原因を元から絶って、若い頃の「快尿」を取り戻すために、ぜひやってみて下さい!

今回のお役立ち情報
01

快尿のカギは“柔らかぼうこう”にあり

頻尿・残尿・尿漏れ・・・“三大不快尿”を引き起こす大きな原因は、ぼうこうが血流不足で“硬くなっていること”。ぼうこうは風船のように伸び縮みしてオシッコをためたり出したりしていますが、血液から得られる酸素が減ると十分に機能しなくなってしまいます。ぼうこうは心臓から最も遠い臓器で、血流の変化を受けやすいのです。(軽度の尿の悩みは下腹部をカイロで温めると改善します。)
そこで今回ガッテンでオススメするのは肛門を締めたり緩めたりする“お尻体操”です。

お尻体操の方法

  1. 5秒間お尻の穴を締めたあと、ゆっくり緩める。
  2. 1を1日合計20回行う。

※少しずつでも毎日続けると効果があります
※4週間で多くの人に効果が現れます。3か月で症状の改善が期待できます。
※下の3つのポーズで行うとより効果的です。

02

“柔らかぼうこう”簡単チェック法

自分のぼうこうが硬いか柔らかいかをチェックする簡単な方法。それは、オシッコにかかる時間を計測することです。

今回ガッテンでは尿に悩みをもたない2000人以上の尿タイムを調査。性別、年代別の平均尿タイムを割り出しました。専門家によると、男性では10秒以上、女性では5秒以上平均タイムより離れていると、ぼうこうが硬くなっていていたり、オシッコをためにくくなっている可能性があるとのことです。

03

若くても注意!意外な悪習慣

頻尿は高齢の方だけの悩みではありません。実はあるトイレ習慣によって頻尿になってしまうことがあります。それが“こまめなトイレ”。私たちの体には、ぼうこうの張り具合で尿意を知らせてくれる尿センサーがあります。この尿センサーは、ぼうこうに半分程度まで尿がたまると、「そろそろトイレを探しておいた方がよいよ」という合図、いわば“お知らせ尿意”を伝えてくれます。ところが、このお知らせ尿意のたびにトイレに行く習慣を長く続けると、尿センサーくんは「これくらいのたまり具合が限界なのだ」と勘違い。本当はまだ貯められる余裕があるのに、強い尿意を発してしまうのです。
この状態を治す一番の方法は“我慢する”こと。「オシッコはまだまだ貯められるんだよ」と尿センサーくんに教えてあげることで、再び正常に働いてくれるようになるのです。

【オシッコトレーニングの方法】

  1. いつでもトイレに行くことができる家などで行う
  2. 尿意がきたらまずは5分。次に10分というように少しずつ我慢する時間をのばす。

※目標は、「トイレは、前のトイレから2時間以上たってから」。
※我慢するとき、お尻体操をすると尿意が紛れます。
※すでに泌尿器科の治療を受けている方は医師と相談して下さい。

04

解決!男性のちょい漏れ

男性特有の尿の悩みと言えば、オシッコをし終わったあとにやってくる、ちょい漏れ。医学用語では“排尿後滴下”と呼ばれています。男性は尿道が女性よりも長く、おしっこの勢いが弱いと途中に残ってしまいやすいのです。こんなときは、精巣と肛門にある会陰部(えいんぶ)を押すことで、出しきれなかったオシッコを追い出すことができます。排尿後滴下が起きやすい人はぜひ試してみて下さい。

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まさか!ダイエットが引き起こす肝臓の悲劇
健康

まさか!ダイエットが引き起こす肝臓の悲劇

2016年10月12日(水)午後7時30分
2016年10月18日(火)午前0時10分

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NHKオンデマンドでご覧いただけます 番組内容を印刷する

急激なダイエットを繰り返すと、肝臓に脂肪がたまってしまう「脂肪肝」になることがあるとわかってきました。今回、自称ダイエットの達人25人を調べたところ、なんと11人の肝臓が脂肪肝の状態になっていました。ダイエットしているのになぜそんなことが起きるんでしょうか、その秘密に迫ります!

今回のお役立ち情報
01

ダイエットで肝臓がパンパン=脂肪肝に?

肝臓は体のエネルギーを「脂肪」の形で蓄える臓器です。たくさん食べると血液中にエネルギー源が増えすぎるので、その余ったエネルギーを肝臓が回収して脂肪として蓄えます。これが長期間続くと「脂肪肝」になっていきます。

一方、極端に食事を減らすような急激なダイエットをすると、飢餓状態だと感じて全身の脂肪細胞や筋肉がエネルギー源を放出します。すると、筋肉が減少して代謝が落ち、体が消費するエネルギー量が落ちます。その結果、ダイエットをしているつもりでも、肝臓に脂肪が溜まりやすい状況になってしまうのです。

さらにダイエットの後で食べ過ぎてしまうと、脂肪が溜まりやすい状態に更に食事の栄養が入ってくるので脂肪肝が進行すると考えられています。

02

肝臓に優しいダイエット法とは?

肝臓に優しいダイエットの目安は「半年で10kg減」程度のゆるやかなダイエットです。

女性や通常の体格の方ならひと月で2kg減くらいまで、大柄な方でもひと月で3kg減くらいまでにとどめましょう。すでに大幅な減量をしてしまったという人は、今の体重をキープするのが大切です。運動などを併用し筋肉を増やすようにすると効果的です。

03

コワーイ脂肪肝、どうやって見つける?

脂肪肝は昔は太った人や、お酒を飲む人がなると考えられていましたが、今は普通の体型の人でもなる事が分かってきました。放っておくと肝硬変やがんのリスクが上昇します。

また、肝臓は血糖を一定に保つ働きも持っています。脂肪肝になるとこの機能が衰え、糖尿病になりやすくなってしまいます。

脂肪肝は自覚症状が無いため、なかなか見つけにくい疾患です。病院で超音波診断を受ける事で発見出来ます。また、血液検査で肝臓の数値「ALT」が40を越えていたら要注意です。

04

短期間でOK!脂肪肝撃退法とは?

では、脂肪肝を治すにはどうすればいいのでしょうか。まずはゆっくりと体重を減らしてください。

半年から1年をかけて体重の7~10%を落とすと脂肪肝が改善と考えられています。
※体重60kgの人なら4~6kgくらいの減量

ではその方法は!

1、運動

1日30分程度のウォーキングが有効です。(ある程度まとまった時間行う事がよいと考えられています) 早歩きも取り入れると更に効果がアップします。

2、 食事

食事は少し減らすのを心がけましょう。 極端に量を減らしたり、一つの食品だけを食べ続けるのは体に負担がかかります。

3、睡眠

今回おすすめしたいのは、最低でも6時間しっかりと睡眠をとる事。しっかり寝ると体が脂肪を燃焼するモードに切り替わります。
寝る前に食事をするのは要注意!脂肪がへりにくくなります!

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