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2021.05.14朝ドラは私の芝居の原点 運命的なものを感じています

朝ドラは私の芝居の原点 運命的なものを感じています

宮城県・気仙沼の島で生まれ育った永浦百音(清原果耶)が、登米とめで林業の仕事をしながら気象の世界に心ひかれ、やがて気象予報士としてさまざまな人の人生に関わっていく、連続テレビ小説『おかえりモネ』。出演者インタビュー特集の初回は、ヒロイン・永浦百音(愛称:モネ)役の清原果耶さんです。5月17日(月)の放送スタートを前に、ドラマの魅力や、ヒロインとしての意気込みを語ってもらいました!

――『おかえりモネ』永浦百音(モネ)役のオファーを受けたときは、どんな気持ちでしたか?

『透明なゆりかご』(2018年・清原さん主演のNHKドラマ)でご一緒した安達奈緒子さん(脚本)、須崎 岳さん(制作統括)が朝ドラを作られると聞き、「私も一緒にやらせていただきたい」と思っていたので、すごくうれしかったです。

朝ドラには『あさが来た』(2015年後期)で初めて出させてもらい、『なつぞら』(2019年前期)で帰ってこられたときもうれしかったのですが、まさかの3作目ということで、本当に光栄です。

――『あさが来た』は、清原さんの役者デビュー作でもありますよね。

私の芝居の原点です。『あさが来た』で、お芝居の楽しさや難しさ、現場にいるスタッフさんやキャストのみなさんのあたたかさを知りました。監督や亀助きすけ役の三宅弘城さんには、お休みの日にも稽古をつけていただき、どれだけありがたかったことか……。

それから6年が経った今、こうしてヒロインをやらせてもらえることに、運命的なものを感じています。この仕事をやってきてよかったです。

――今回の『おかえりモネ』に関しては、台本を初めて読んだとき、どんな印象を受けましたか?

土地や自然の描写から、登場人物それぞれや、モネの成長の道筋に至るまで、とても色鮮やかな作品だと感じました。繊細だけど力強いお話で、自分のなかで大切にしたくなるセリフもたくさんあるので、読んでいてとてもわくわくします。

――清原さんから見て、モネはどんな人だと感じますか?

モネは、「人のために何かをしたい」と思っているけれど、まだ具体的に何がしたいのかはわからない女の子。勉強も仕事も、器用にこなすタイプではありません。でも、自分の未熟さにちゃんと向き合っていて、頑張ることもできるし、ちゃんと人を頼ることもできるんですよ。そんなところが私は好きです。

モネには、すてきな人たちに囲まれながら、すてきに成長してほしいなぁ……。撮影から離れると、気付けば、親のようにモネを応援している自分がいます(笑)。

――撮影は順調に進んでいるそうですが、実際に演じてみての感触はいかがでしょう?

私が言うのもおこがましいのですが、安達さんの台本は、行間に大切なものを詰めた"役者に芝居させてくれる台本"なので、演じていてとても楽しいです。「……」だけのセリフの使い方などは、私の芝居の特徴まで踏まえてくださっているんじゃないかと、勝手に感じています。

そして、永浦家のみんなも、登米の方々も、幼なじみたちも、全員が本当にハマり役です! 笑いの絶えない現場なので、きっと、キャストの仲の良さが映像にも表れていると思います。

――それでは最後に、これから半年間、『おかえりモネ』のヒロインを務める意気込みをお聞かせください!

現場に入ってしばらくは緊張や不安もあったのですが、想像していたよりも、ちゃんと撮影を楽しめている自分がいます。もちろん大変な部分もありますが、このスタッフさん、キャストのみなさんとなら、乗り越えられるはず!

みんなで体調に気を付けながら、楽しく撮影していきたいです。台本から受け取ったイメージを大切にしながら、観てくださるみなさんの毎朝を彩るような、色鮮やかなドラマをお届けできたらいいなと思っています。

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