Predictions -Best Actor-

主演男優賞




The Five Frontrunners フロントランナー(5名) (12/1)
Lock
ベネディクト・カンバーバッチ
Benedict Cumberbatch

(パワー・オブ・ザ・ドッグ)
Win: NYFCC、CFCA、AFCC、PFCC、PFCS、SFCA、PCA、DFFCA、NFCS、NCFCA、OFCC、COFCA、SFFCC、KCFCC、NDFS、DFCS2、HFCS、NYFCO、BOFCA、PFCC2
シャーロック・ホームズとドクター・ストレンジというふたつの当たり役を得て、スターポジションは確固たるものに。ジェーン・カンピオン久々の長編映画。
Weak Point
…で演じるのは兄役。弟の新妻やその連れ子に冷酷な態度を取る。それが次第に大きな変化を遂げていく。ほとんど彼のショーと言って良いパフォーマンス。候補落ちはまずあり得ない。
ウィル・スミス
Will Smith

(ドリームプラン)
Win: GGA、NBR
久々の人間ドラマは、米女子テニス界を牽引するヴィーナスとセレーナのウィリアムス姉妹を育て上げた実父&コーチ、リチャード役。大勝負。
Weak Point
前々シーズンは「アラジン」で称賛され、「ジェミニマン」でちょいコケ。大衆が求めているのはスター演技&大ヒット。そこにオスカー像まで加われば、怖いものなし。受賞したらきっと式は大盛り上がり。
Likely
up
アンドリュー・ガーフィールド
Andrew Garfield

(tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!)
Win: GGA、WFCA、CACF、IFCA
ピーター・パーカー役を降りてからは大人の演技が目立つ。今度はミュージカルに挑戦、「レント」を生んだジョナサン・ラーソンに扮する。
Weak Point
当然歌と踊りがあるはずで、おそらく見せ場の連続になる。…が、このジャンルは演技賞受けし難い傾向。興行的成功が絶対に必要。『タミー・フェイの瞳』とは票割れ必至。
Shaky
up
ピーター・ディンクレイジ
Peter Dinklage

(シラノ)
Win: DFCS
妻で監督・脚本家・女優のエリカ・シュミットによる人気舞台が映画化。彼が映画版でも続投、シラノ・ド・ベルジュラック役。最高のハマり役。
Weak Point
エミー賞を何度も受賞しているが、オスカー未体験。俳優人気も高いはずで、ここらで爪痕を残しておきたい。ミュージカル演技ならアンドリュー・ガーフィールドも強力演技。より支持を集めるのは…。
デンゼル・ワシントン
Denzel Washington

(マクベス)
Win: TFCA
2度のオスカーに輝くアフリカ系の良心が、ジョエル・コーエン単独監督作でマクベスを演じる。重厚な演技が簡単に想像できてしまう。
Weak Point
マクベスよりも美味しい役どころ(?)なマクベス夫人を演じるのは、あのフランシス・マクドーマンド。名優と言えど、気を抜いたら食われるかも。近年は息子も大活躍。父ちゃん、負けられません。




ノミネーション予想 これまでの流れ 2021 (Changes in Red)
1/1
ベネディクト・カンバーバッチ デンゼル・ワシントン アンドリュー・ガーフィールド ピーター・ディンクレイジ ウィル・スミス*
The Leader:ウィル・スミス
12/1
ベネディクト・カンバーバッチ デンゼル・ワシントン アンドリュー・ガーフィールド レオナルド・ディカプリオ ウィル・スミス*
11/1
ベネディクト・カンバーバッチ デンゼル・ワシントン アンドリュー・ガーフィールド サイモン・レックス ウィル・スミス*
10/1
ベネディクト・カンバーバッチ デンゼル・ワシントン アンドリュー・ガーフィールド クリフトン・コリンズ・ジュニア ウィル・スミス*
9/1
ベネディクト・カンバーバッチ マイケル・B・ジョーダン アンドリュー・ガーフィールド クリフトン・コリンズ・ジュニア ウィル・スミス*
8/1
ベネディクト・カンバーバッチ マイケル・B・ジョーダン クーパー・ホフマン クリフトン・コリンズ・ジュニア ウィル・スミス*
7/1
ベネディクト・カンバーバッチ マイケル・B・ジョーダン クーパー・ホフマン アンソニー・ラモス ウィル・スミス*
6/1
ベネディクト・カンバーバッチ ピーター・ディンクレイジ クーパー・ホフマン アンソニー・ラモス ウィル・スミス*




The Other Contenders その他の有力候補 (1/1)
Very Possible
ハヴィエル・バルデム
Javier Bardem

(愛すべき夫妻の秘密)
今やスペインを代表する人気俳優は、依然ハリウッドでも引っ張りだこ。「アイ・ラブ・ルーシー」の舞台裏を描くドラマで、デジ・アーナズに扮する。妻役ニコール・キッドマンと激突。助演?
up ニコラス・ケイジ
Nicolas Cage

(Pig)
いつからかC級映画専門。が、時折傑作に主演。近年ベストで、いよいよ復活?Win: LVFCS、UFCA、SLFCA、NTFCA、GWNYFCA、SDFCS、AFCA、HFCS2、GFCA、SFCS
クリフトン・コリンズ・ジュニア
Clifton Collins Jr.

(Jockey)
近年静かになっていたキャリアが、この一作で再び急上昇モード突入。サンダンスありがとう。最後のレースに挑む老ジョッキー役でキャリアベスト!もしかしてCritics Darling???
ブラッドリー・クーパー
Bradley Cooper

(ナイトメア・アリー)
「アリー スター誕生」を大成功に導いた人気スターが、再びリメイク物に挑む。危険な女性心理学者とタッグを組んだことから運命を狂わせる詐欺師役。ケイト・ブランシェットに喰われないように。
down レオナルド・ディカプリオ
Leonardo DiCaprio

(ドント・ルック・アップ)
俳優人気高いアダム・マッケイ映画に初登場。地球に小惑星が接近していることを伝えようとする天文学者役。豪華スター競演の中、最も候補入りの可能性が高いと言われている。
ジュード・ヒル
Jude Hill

(ベルファスト)
ケネス・ブラナーが幼き日の記憶を基に映像化したモノクロ映画で主演デビューを飾る少年俳優。ジュディ・デンチら大ヴェテランに囲まれる幸運。英国子役ならジェイミー・ベル以来の注目度かも。
new 西島秀俊
Hidetoshi Nishijima

(ドライブ・マイ・カー)
あすなろ会松岡→北野武映画主演→肉体派→シロさん→国際長編映画賞を獲るだろう映画の主演男優。ちょっと草臥れた男の色気、好きな人多いでしょう?応援してますよ。Win: NSFC、BSFC
ホアキン・フェニックス
Joaquin Phoenix

(カモン カモン)
その圧倒的演技力により「ジョーカー」で主演男優賞に輝く。当然注目度抜群だが、マイク・ミルズ映画とは言え、甥と一緒にロードトリップに出る男という役どころは、かなり地味。
サイモン・レックス
Simon Rex

(Red Rocket)
代表作は「恋するマンハッタン」?「最‘狂’絶叫計画」?過去にポルノ映画に出ていたことが判明して以来、キャリアが停滞。そんな彼だからこそ!の「落ちぶれたポルノスター演技」。Win: LAFCA
Possible
up マハーシャラ・アリ
Mahershala Ali

(スワン・ソング)
「ムーンライト」「グリーンブック」で助演男優賞を2度受賞、いよいよ主演映画が増えてきた。ベンジャミン・クリアリーの監督デビュー作で自身のクローンを作るべきか苦悩する余命幾ばくもない父親役。
マット・デイモン
Matt Damon

(最後の決闘裁判)
気がつけば40代、特に大きなスランプもなく、順風満帆のスター人生。「オデッセイ」に続くリドリー・スコット監督作。アダム・ドライヴァーとフランス史最後の決闘を演じる。喰われませんように。
アダム・ドライヴァー
Adam Driver

(アネット)
「ブラック・クランズマン」「マリッジ・ストーリー」により2年連続ノミネートの快挙達成。その余韻が残る中、レオス・カラックス映画でスタンダップコメディアン役に挑む。元々映画祭向きの人。Win: FFCC
アダム・ドライヴァー
Adam Driver

(ハウス・オブ・グッチ)
インディーズ映画界の第一線で活躍し続けるかと思いきや、ここに来てメジャー出演作が続々。リドリー・スコットによる実話犯罪ドラマで、グッチ創業者の孫マウリツィオ・グッチに扮する。レディー・ガガと激突。
アダム・ドライヴァー
Adam Driver

(最後の決闘裁判)
「ブラック・クランズマン」「マリッジ・ストーリー」により2年連続ノミネート。フランス史における「最後の決闘」をマット・デイモンと共に魅せる!『アネット』『ハウス・オブ・グッチ』もあり、完全に票割れ。
クーパー・ホフマン
Cooper Hoffman
(リコリス・ピザ)
あのフィリップ・シーモア・ホフマンの息子が俳優デビュー。しかも監督は父と相思相愛だったポール・トーマス・アンダーソン。運命のプロジェクト。元子役の高校生俳優役。天国の父ちゃん、見てますか?
オスカー・アイザック
Oscar Isaac

(The Card Counter)
グアテマラから飛び出した国際スターは「スター・ウォーズ」新三部作もあり好調をキープ。ポール・シュレイダー監督のドラマティック・スリラーで、ポーカーの世界大会に出場するギャンブラー役。Win: IFJA
アミル・ジャディディ
Amir Jadidi

(英雄の証明)
近年めきめき頭角を現してきているイラン俳優がアスガー・ファルハディ映画に主演。借金を返済できず収監される男役。債務者の説得に当たる2日間をリアルに表現。カンヌ絶賛。
マイケル・B・ジョーダン
Michael B. Jordan

(A Journal for Jordan)
メジャー映画で主演を張ることのできる若手アフリカ系スターがデンゼル・ワシントン監督作に主演。幼い我が子を残してイラクで戦死した男の謎に迫る。『ウィズアウト・リモース』の評価はいまいち。
ジョナサン・メジャース
Jonathan Majors

(ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野)
「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」「ザ・ファイブ・ブラッズ」と重要作で結果を残して着々とキャリアアップ。両親の敵に復讐するためギャング団を再結成するならず者を演じる。堂々たる主演。
アンソニー・ラモス
Anthony Ramos

(イン・ザ・ハイツ)
トニー賞に輝く傑作ミュージカルの映画化の主演に抜擢されたプエルトリコ系スター。期待に応える大絶賛!…なのだが、興行的に大失敗。急速にBUZZ下降中。今年はGG賞効果も期待できない。
Longshot
ティモシー・シャラメ
Timothée Chalamet

(DUNE/デューン 砂の惑星)
「君の名前で僕を呼んで」でオスカー候補に挙がって以降、飛ぶ鳥を落とす勢い。徐々に作品規模も巨大化し、遂にはフランク・ハーバートの原作を映画化するSF超大作の主演へ!
ベネディクト・カンバーバッチ
Benedict Cumberbatch

(The Electrical Life of Louis Wain)
「1917 命をかけた伝令」に顔を見せた後は、擬人化した猫の作風で知られるヴィクトリア朝の画家ルイス・ウェインに扮する。統合失調症に苦しむ晩年もフォローするなら見せ場はかなり多くなる。
マット・デイモン
Matt Damon

(スティルウォーター)
演技部門と相性の良いトム・マッカーシー作で主演。逮捕された娘を救うためフランスに向かう父親役。娘役はアビゲイル・ブレスリン。こんな大きな娘のいる年齢になりました。あぁ、時の流れよ…。
アンセル・エルゴート
Ansel Elgort

(ウエスト・サイド・ストーリー)
「ベイビー・ドライバー」で躍進するも「ザ・ゴールドフィンチ」で大コケ。スティーヴン・スピルバーグによる名作ミュージカルのリメイク。絶対に失敗できない。ゴールデン・グローブ賞で歌声を響かせたが…。
マックス・ハーウッド
Max Harwood

(Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~)
これが映画デビュー作となる新人が大ヒットミュージカルの映画版の主演に抜擢。ドラッグクイーンを夢見る少年ジェレミーがプロムでドレスを着るべく大奮闘!若手トップスターの座につくチャンス。
ジョシュ・オコナー
Josh O'Connor

(Mothering Sunday)
「ゴッズ・オウン・カントリー」でブレイク後、作品が目白押し。メイドと密かに恋を育みながら、明日には別の女との結婚が控える富豪の息子役。メロドラマ要素が強い作品は女が主役の傾向。
デヴ・パテル
Dev Patel

(The Green Knight)
インド出身の大スターは少なくないが、ハリウッドで最も知名度高く活躍。「ホテル・ムンバイ」でのシリアス演技の後に挑むのは、中世を舞台にしたダーク・ファンタジー。オスカー好みではないか。
down フィリッポ・スコッティ
Filippo Scotti

(Hand of God/神の手が触れた日)
まだ始まったキャリア、長編映画二作目にしてパオロ・ソレンティーノ映画に主演する幸運。ナポリに住むサッカーを愛する少年に扮する。行く行くはイタリアを代表する名優へ?
down タイ・シェリダン
Tye Sheridan

(僕を育ててくれたテンダー・バー)
子役時代から同世代の俳優にはない大人びた気配あり。ジョージ・クルーニー映画で、幼き日に失踪した父の影を叔父の経営するバーで探し求める青年役に挑む。




No Chance チャンスなし (1/1)
ジャスティン・チョン
Justin Chon

(ブルー・バイユー)
クリント・イーストウッド
Clint Eastwood

(クライ・マッチョ)
ヒュー・ジャックマン
Hugh Jackman

(レミニセンス)
クリス・オダウド
Chris O'Dowd

(ムクドリ)
ショーン・ペン
Sean Penn

(Flag Day)
ベン・プラット
Ben Platt

(ディア・エヴァン・ハンセン)
マーク・ウォルバーグ
Mark Wahlberg

(ジョー・ベル 心の旅)




Moved to 2022 2022年公開へ (1/1)
down ベン・アフレック
Ben Affleck

(Deep Water)
クリスチャン・ベール
Christian Bale

(Canterbury Glass)
アントニオ・バンデラス
Antonio Banderas

(Official Competition)
ダニエル・ヒメネス・カチョ
Daniel Giménez Cacho

(Bardo)
ブラッドリー・クーパー
Bradley Cooper

(Maestro)
down タロン・エガートン
Taron Egerton

(Tetris)
イドリス・エルバ
Idris Elba

(Three Thousand Years of Longing)
コリン・ファレル
Colin Farrell

(After Yang)
マイケル・ファスベンダー
Michael Fassbender

(Next Goal Wins)
レイフ・ファインズ
Ralph Fiennes

(The Forgiven)
down コリン・ファース
Colin Firth

(オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体)
ベン・フォスター
Ben Foster

(The Survivor)
ブレンダン・フレイザー
Brendan Fraser

(The Whale)
ケヴィン・クライン
Kevin Kline

(The Good House)
エディ・レッドメイン
Eddie Redmayne

(The Good Nurse)
サム・ロックウェル
Sam Rockwell

(See How They Run)
ゲザ・レーリヒ
Géza Röhrig

(The Way of the Wind)
アレクサンダー・スカルスガルド
Alexander Skarsgård

(The Northman)






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