原作・藤沢文翁による公演が行われた、
音楽朗読劇『MARS RED』。
この音楽朗読劇から端を発し、令和元年から様々なメディアで展開していくプロジェクト。
藤沢文翁書き下ろしの
ゲームオリジナルストーリーによる、
新しい『MARS RED』の世界が
ここに誕生しました。
二十世紀初頭、
日本──大正ロマン花咲く時代。
人々が近代化を謳歌するその陰で
生き場所を失い、
岐路に立たされている存在がいた。
ヴァンパイア
超人的な身体能力を持つ彼らだが
太陽の光で燃え、血液しか口にすることが
出来ず、過敏な五感に苦しみ、
永遠の命に心がついていかない──
そう──彼らは、とても弱い存在であった。
これは、そんな時代に望まずにヴァンパイア
となってしまった青年・八房が
様々な出会いの中で、
生きる理由を探す物語である。