「経緯や動機が強く非難される」ジャパンライフ元会長に懲役8年判決

2022年01月28日 17:48
 健康器具販売会社「ジャパンライフ」による巨額詐欺事件で詐欺の罪に問われている元会長に対し、東京地裁は懲役8年の判決を言い渡しました。  磁気ネックレスなどのオーナー商法を展開していたジャパンライフの元会長・山口隆祥被告(79)は経営破綻していたにもかかわらず顧客らに投資を呼び掛け、約1億6500万円をだまし取った罪に問われています。  東京地裁は28日の判決で「ジャパンライフの延命を図るためで、経緯や動機が強く非難される」と指摘しました。  そのうえで「刑事責任は重大で長期の罰は免れない」などとして、懲役8年の判決を言い渡しました。  これまでの裁判で山口被告は起訴内容を認め、検察側が懲役10年を求刑していました。

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